蛍の光
2021-06-30 | 日記
近くに小さな水路が流れている。
夜になると、蛍が淡い光を放つようになった。
この場所で自然の蛍が飛ぶようにしようと、有志の皆さんが繁殖に努めておられる。
土日は、街路灯を消す配慮までされ、何時になく辺りは真っ暗になった。
水辺では、水路を覗きこんでいた人たちから「見えた~!」、「いた~!」など歓声が上がる。
このところ何日かは、遅くまで子供たちの声も聞こえる。
小学生のころ、虫かごをもって蛍を取りに行ったことを思いだしている。
何匹か捕まえて帰り、家の明かりを消して、あの淡い光の点滅するのを楽しんだのも、遠い昔になってしまった。
まだ数が少なく、乱舞するというほどにはならないが、徐々に増えていくのが楽しみである。