幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

神戸のおいしいチョコレート

2021-02-11 | グルメ

バレンタインデーが近い。

一昔前は、その日が近づくと、洋菓子屋さんの前にはうず高くチョコの箱が積まれていたものだ。

以前ほど騒がれないようになっている気がする。

現役を離れて久しい。

若い頃は、職場の女の子や、飲み屋のママさんから手渡された義理チョコに、目じりを下げていた。

それも、遠い昔のことになってしまった。

 

ふと思いついて、神戸・一番館さんのチョコレートを取り寄せた。

もともと甘いものはそれほど口にしないが、ここの「ポーム・ダムール」は好きなのである。

りんごを甘く煮て、苦味の強いチョコでコーティングしたものだ。

一粒ずつ包んであるが、その形は一様ではなく手作り感がある。

食べると、ほろ苦さの中にリンゴの甘酸っぱさがジワリと染み出してくる。

なかでも「ブランデー」が一番に気に入っている。

ただし、これは冬の間の限定商品である。

 

若い人たちにあやかり、陽だまりで、我らもチョコをつまむ。