昼間は汗ばむような晴天でしたが、夜になって雷が鳴っていました。
寒冷前線が近づいているのであれば「春雷」と呼ぶのでしょうか。
苦手なものが多い私ですが
「雷」は3本の指に数えられるほど大の苦手です。
お恥ずかしいエピソードを三つ
1.テレビアンテナ線を引きちぎった私
社宅に住んでいた頃のこと
雷が激しくなったので家の中にある電気製品の電源コードプラグを抜いてまわりました。
雷鳴と雷光がますます激しくなったのでテレビアンテナの線も外そうとしましたが
なかなか外れません。
急がないとアンテナ線を伝って落ちるかもしれないと思い、
慌ててアンテナ線を掴み力任せに引っぱりました。
壁のネジ止め部分からブチ切れました。
雷が去ったあと工具を出してきて
「誰がしたのかこんなことを」と少し反省しながら修理をしました。
2.走行中の高速道路で路側帯に緊急避難停車した私
家族一緒に名神高速道路を大津から彦根方面へ向かって走行していたときのこと(*)、
急に空が暗くなり激しい雷と雨に遭遇しました。
ハラハラしながら浮足立って(足はアクセルの上ですが)運転していたのですが
雷光と雷鳴の間隔が1秒もないぐらいになり(雷さんが極近い)、
もうだめだと観念しそうになりました。
高速道路なので避けるところはないし、どうしようかとパニクリそうでしたが
遠く前方に路側帯まで覆いかぶさるように造られた防音壁があるのを発見しました。
「どうかあそこに辿り着くまで車に落ちませんように」と祈りながらスピードを上げました。
やっと辿り着き、ここなら大丈夫だろうと車を路側帯に停めて防音壁の下で雷をやり過ごしました。
※この行為は道路交通法違反かもしれません。
※「車の中は安全」と言われているのを知ってはいるんですが、
「空中の飛行機でさえ損傷することがあるのに ・・・」と、その説をあまり信用していません。
* : 東京・神奈川に住んでいた頃、夏休みなどに実家のある九州へ
帰省するときは、よく車(高速道路)を利用していました。
途中で1泊か2泊することが多く、観光地へ寄り道しながら往復するのが
私も子供達も楽しみでした。
3.キャンプ中にテントから逃げ出した私
男の子3人と私の4人で鹿児島県の薩摩半島南端にある長崎鼻オートキャンプ場で
キャンプしたときのこと、
高い松の木が林立している場所でしたが、借りたテント(底辺四角のドーム型で特大)を
設営し終わり全員中で休んでいたら、急に天候が悪くなり雷が鳴り始めました。
雷さんがだんだんと近づいてきて真上あたりで留まりました。
厚い雲と雨のせいで辺りは月夜の様に暗くなっていたのですが、
眩しい閃光と振動を伴う雷鳴が凄く、まるで2階に雷さんがいるようでした。
全員不安に慄きながら私の指示でテントの中央にかたまり肩を寄せ合いました。
(私は心の中で必要に駆られたときだけ信じる神頼みをしていました)
テント際の外に荷物を置いたままでしたが、怖くて手を外に伸ばすこともできず
土砂降りの雨にうたれるに任せていました。
テントの外に出るのは怖かったのですが、高い松の木がすぐ近くに何本もあり
その場に居ては危険と判断し激しい雷雨の中を全員テントから手ぶらで走って
抜け出し、駐車場の車に飛び乗りキャンプ場を一目散に離れました。
避難するところがないかと車で探し回りましたが、深夜で田舎だったこともあり
開いている店などありません。
やっと見つけた営業時間が終わって真っ暗のガソリンスタンドに滑り込み
鉄の屋根の下に駐車しました。「もう安心」とホットしました。
私達だけが雷さんを怖がって逃げたのではありませんでした。
あとから別の組も車で避難してきて私の車の横につけました。
まんじりともせず私と子供は車の中(**)で夜を明かしました。
雨が上がったのでキャンプ場に戻ってみると、
多くのテントが無くなっており、キャンパーの多くが引き上げたあとでした。
片づけをしている人もいました。
置き去りにした荷物もビショ濡れとなっており、私達もキャンプ続行は困難と判断し、
楽しみにしていたことを何もしないままキャンプ場を後にしました。
** : 子供4人の6人家族でしたので、ワンボックスカーに長く乗っていました。
シートを全部倒してフラットにできるタイプでしたので、子供たちが
小さい頃は全員横になって寝ることが出来ました。
雷を異常に怖がるという私の性格は
幼少の頃に母から次のような非科学的な説教でさんざん脅されたことにより
形成されたものと思われます。
・ ヘソば出しとったら其処に落ちて死ぬかもしれんよ
・ 鏡や光るもんには布をかぶせとかんと落ちるよ
・ 電気の線を伝って落ちるけん電灯の真下におったらいかんよ
・ 畑仕事中に鎌を振り上げたとき雷が落ちて死んだ人がおったっだけん
・ 雷は恐ろしかよ、雷を馬鹿にするもんに落ちるとだけん .etc
話は変わり、
前日のブログ記事でジャンボ宝くじの1等当せん確率のことを書きましたが、
一生の間に雷に撃たれて死亡する確率は2百万分の1といわれています(1千万分の1という説もあり)。
ちなみに、隕石に当って死亡する確率は、これより少し高い数十万分の1~百数十万分の1だそうです。
※被害を及ぼす隕石の落下は雷に比べて遙かに頻度は少ないが、
大きな隕石が落ちたときに甚大な被害がでるため、このような数値になるそうです。
何れにしても、ジャンボ宝くじの1等のほうが当たる確率が低いのです。
それでも私はこれからも宝くじを買うことがあるでしょう。
なにしろ、私には3億分の1の確率を勝ち抜いて生まれてきたという強運があるのですから。
(買う人全員、そうではありますが)
寒冷前線が近づいているのであれば「春雷」と呼ぶのでしょうか。
苦手なものが多い私ですが
「雷」は3本の指に数えられるほど大の苦手です。
お恥ずかしいエピソードを三つ
1.テレビアンテナ線を引きちぎった私
社宅に住んでいた頃のこと
雷が激しくなったので家の中にある電気製品の電源コードプラグを抜いてまわりました。
雷鳴と雷光がますます激しくなったのでテレビアンテナの線も外そうとしましたが
なかなか外れません。
急がないとアンテナ線を伝って落ちるかもしれないと思い、
慌ててアンテナ線を掴み力任せに引っぱりました。
壁のネジ止め部分からブチ切れました。
雷が去ったあと工具を出してきて
「誰がしたのかこんなことを」と少し反省しながら修理をしました。
2.走行中の高速道路で路側帯に緊急避難停車した私
家族一緒に名神高速道路を大津から彦根方面へ向かって走行していたときのこと(*)、
急に空が暗くなり激しい雷と雨に遭遇しました。
ハラハラしながら浮足立って(足はアクセルの上ですが)運転していたのですが
雷光と雷鳴の間隔が1秒もないぐらいになり(雷さんが極近い)、
もうだめだと観念しそうになりました。
高速道路なので避けるところはないし、どうしようかとパニクリそうでしたが
遠く前方に路側帯まで覆いかぶさるように造られた防音壁があるのを発見しました。
「どうかあそこに辿り着くまで車に落ちませんように」と祈りながらスピードを上げました。
やっと辿り着き、ここなら大丈夫だろうと車を路側帯に停めて防音壁の下で雷をやり過ごしました。
※この行為は道路交通法違反かもしれません。
※「車の中は安全」と言われているのを知ってはいるんですが、
「空中の飛行機でさえ損傷することがあるのに ・・・」と、その説をあまり信用していません。
* : 東京・神奈川に住んでいた頃、夏休みなどに実家のある九州へ
帰省するときは、よく車(高速道路)を利用していました。
途中で1泊か2泊することが多く、観光地へ寄り道しながら往復するのが
私も子供達も楽しみでした。
3.キャンプ中にテントから逃げ出した私
男の子3人と私の4人で鹿児島県の薩摩半島南端にある長崎鼻オートキャンプ場で
キャンプしたときのこと、
高い松の木が林立している場所でしたが、借りたテント(底辺四角のドーム型で特大)を
設営し終わり全員中で休んでいたら、急に天候が悪くなり雷が鳴り始めました。
雷さんがだんだんと近づいてきて真上あたりで留まりました。
厚い雲と雨のせいで辺りは月夜の様に暗くなっていたのですが、
眩しい閃光と振動を伴う雷鳴が凄く、まるで2階に雷さんがいるようでした。
全員不安に慄きながら私の指示でテントの中央にかたまり肩を寄せ合いました。
(私は心の中で必要に駆られたときだけ信じる神頼みをしていました)
テント際の外に荷物を置いたままでしたが、怖くて手を外に伸ばすこともできず
土砂降りの雨にうたれるに任せていました。
テントの外に出るのは怖かったのですが、高い松の木がすぐ近くに何本もあり
その場に居ては危険と判断し激しい雷雨の中を全員テントから手ぶらで走って
抜け出し、駐車場の車に飛び乗りキャンプ場を一目散に離れました。
避難するところがないかと車で探し回りましたが、深夜で田舎だったこともあり
開いている店などありません。
やっと見つけた営業時間が終わって真っ暗のガソリンスタンドに滑り込み
鉄の屋根の下に駐車しました。「もう安心」とホットしました。
私達だけが雷さんを怖がって逃げたのではありませんでした。
あとから別の組も車で避難してきて私の車の横につけました。
まんじりともせず私と子供は車の中(**)で夜を明かしました。
雨が上がったのでキャンプ場に戻ってみると、
多くのテントが無くなっており、キャンパーの多くが引き上げたあとでした。
片づけをしている人もいました。
置き去りにした荷物もビショ濡れとなっており、私達もキャンプ続行は困難と判断し、
楽しみにしていたことを何もしないままキャンプ場を後にしました。
** : 子供4人の6人家族でしたので、ワンボックスカーに長く乗っていました。
シートを全部倒してフラットにできるタイプでしたので、子供たちが
小さい頃は全員横になって寝ることが出来ました。
雷を異常に怖がるという私の性格は
幼少の頃に母から次のような非科学的な説教でさんざん脅されたことにより
形成されたものと思われます。
・ ヘソば出しとったら其処に落ちて死ぬかもしれんよ
・ 鏡や光るもんには布をかぶせとかんと落ちるよ
・ 電気の線を伝って落ちるけん電灯の真下におったらいかんよ
・ 畑仕事中に鎌を振り上げたとき雷が落ちて死んだ人がおったっだけん
・ 雷は恐ろしかよ、雷を馬鹿にするもんに落ちるとだけん .etc
話は変わり、
前日のブログ記事でジャンボ宝くじの1等当せん確率のことを書きましたが、
一生の間に雷に撃たれて死亡する確率は2百万分の1といわれています(1千万分の1という説もあり)。
ちなみに、隕石に当って死亡する確率は、これより少し高い数十万分の1~百数十万分の1だそうです。
※被害を及ぼす隕石の落下は雷に比べて遙かに頻度は少ないが、
大きな隕石が落ちたときに甚大な被害がでるため、このような数値になるそうです。
何れにしても、ジャンボ宝くじの1等のほうが当たる確率が低いのです。
それでも私はこれからも宝くじを買うことがあるでしょう。
なにしろ、私には3億分の1の確率を勝ち抜いて生まれてきたという強運があるのですから。
(買う人全員、そうではありますが)