適齢期過ぎての結婚

適齢期をかなり過ぎている息子さんをもつ
私と同年齢の御婦人から、
息子さんの
一人でいることについての
相談を受けた。
私は
御当人は
結婚について
どう考えているのか、
じっくり話し合ってみたらどうですか、と
申し上げた次第である。
というのは、
本人が
自分の未来をつくるのであるし、
はたですることは、
本人の心を
援助するに過ぎないからだ。
本人が望まないことを、
はたですることなど
できはしない。
必要性と真剣さを確認し、
それがあれば、
本人の主体性を導くような援助を
もっぱらすべきなのだ。
適齢期すぎての結婚は、
本人の強い意思と行動が
必要と思う。

結婚観が変わってきている

最近
男性も女性も、
もう中年に近い年齢になっても、
未婚でいる人が
いっぱいいる。
私が現職の教師だった頃、
結婚しない女性教師が
身近にたくさんいた。
男性の教師にも、
何人か
独り者の人を
知っている。
結婚観が
昔と現在では
違っているのだ。
一般的に言って結婚しない人は、
特に「結婚したい」とは
思っていない。
つまり本人が
それほど結婚の必要性を感じていないから、
そのような状態でいるのである。
ところで結婚する人は
人は結婚するのが当たり前だと思っているから、
自然に結婚する事態になっていく。
ところで、
適齢期を過ぎてしまったが、
どうしても結婚したいと思う人は、
その気持ちが強ければ
実現するだろう。
特に男性の場合は、
強い希望と行動があれば、
絶対できると
私は思う。