Yoshikoの『リビング』へようこそ

16年間脳梗塞後遺症の夫と101日間世界一周クルーズをした。その記録を「リビングを船に乗せて」として著す。

母百歳祝賀パーティ

2012-04-16 | 日記
 とうとうその日がやってきた。
母が100歳になってしまったのだ。正確に言うと明治45年
4月17日だから二日前なのだが日曜日なので鎌倉でパーティを
計画した。
 

5人の子供たち、全部健在。その配偶者。
孫、ひ孫、玄孫と母の弟、甥、姪も参加して40数名。

 

初めて見た虎屋の蓬が嶋饅頭。半分に包丁を入れると中に小饅頭が入っている。
その形が中国の不老不死の仙人の住む蓬来山ににているのでおめでたいとされて
いる。別名「子持ち饅頭」ともいわれるそうだ。

父より2年長生きしてしまったと母は言うが、介護施設と
家を直接介護してくれている弟の都合に合わせて行ったり来たり。

週1回のリハビリは外の病院へ出る。
毎週日曜日は教会へ出席。
教会の会合、俳句の会には弟に送ってもらって皆勤である。
お稽古のある日はその日別荘(介護施設を母はこう呼ぶ)にいても
シッカリ弟に送られて出勤してくる。

家にいるときは太い筆を持って約一時間書き続ける。
そして作品を作り、原稿を書き・・・今まで通りの生活を
している。

毎朝、洋服を着替えると一番に洗面所へ行きちゃんとお化粧する。

退院後ほとんど毎日パジャマで家にスッピンでいる私とは違うのだ。

母からもらった強いからだ、元気印を自慢していた私はこのところ
弱気である。
退院後初の外出で母に会って元気をもらった。

母も「今日が今までで一番幸せな日だと思う」と感謝の言葉を述べていた。


5月18日から20日まで大船の鎌倉芸術館ギャラリーで
「高田香雪百歳記念書展」が開かれるのでお弟子さんと
忙しくしているようだ。



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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
母百歳祝賀パーティ (aine)
2012-04-16 10:24:24
お母様の事、本当におめでとうございます。
心からお祝い申し上げます。

素晴らしいと心から思います。
しかも、現役ですしね。普段のご生活が現役さんそのものです。

素晴らしくて、眩しいです。

ほんの少しでも肖れたらと「高田香雪百歳記念書展」を
今から楽しみにしていますね。

アップして下さって有難うございます。
幸せな気持ちになりました。
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コメントお礼 (yoshiko)
2012-04-16 14:26:06
aine様
コメントありがとうございます。
いつかその日が来るとは思っていましたが
実際その日になって緊張しました。本人は
全く年齢のことなど気にせず。まだまだ元気で
永遠に時が続くような勢いです。

孫たちから送られてピンクのパジャマに
喜んでいる写真です。

展覧会のお知らせ、郵送しますね。
ぜひいらしてくださいませ。
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おめでとうございます (1212)
2012-04-16 19:55:35
先生の100歳記念、本当におめでとうございます。

先生に書道を教えていただいた事がつい先日のように思い出されます。

いつまでもご壮健でおられることを、心より祈念しております。
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コメントお礼 (yoshiko)
2012-04-17 23:29:19
1212さま
コメントありがとうございます。母に書道を
習って下さったのですね。5月の書道展には
ぜひお顔をお見せくださいませ。
今日、17日が本当の誕生日で鎌倉の家はお花が届いたり、お客様で大変だったと言っておりました。おしゃべりが好きなので周りがはらはらしてしまいます。
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百歳祝賀パーテーおめでとうございます (柴山)
2012-04-20 11:24:17
100歳おめでとうございます。
鎌倉の芸術館には是非伺いたいと思っておりましたが、介護というものは病気と道ずれですから思うようにはなりませんでした。家を離れられないので、出かけられません。
先生のご健勝と書展が成功裡に祝福されますように40人の皆様と一緒にお祈りいたします。
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コメントお礼 (yoshiko)
2012-04-21 21:10:22
柴山さま
コメントありがとうございます。私も家で
介護生活ですがほんの少しは家を空け、留守番
させることができます。
おうちをあけられないのは大変でいらっしゃい
ますね。他人事とは思えません。
展覧会まで母が元気でいてくれるようにと
毎日はらはらしております。
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