![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/d0/c77b980a420f971e02ce8d7fdc6c8bdb.jpg)
出発直前の快速急行に飛び乗った。車内はほぼ満席で2,3端の席が空いていたので
座った。ラッキー!待ち時間のロスもなく電車に乗れ、座れた。
座るとき隣に座っている婦人をみて「あれ?」と
思った。20年前から10年間ダンス競技をしていた時一緒に練習していたM子さんだと
思ったのだ。だが隣同士になってしまったので見つめ合うこともなくその人の持っている
荷物を見たり何かプリントを見始めたから名前がないかな?とチラ見していた。
どうしよう?声をかけて違ったら恥ずかしい。ここは仕方がない黙っていよう・・。
そのうちその人が携帯をチェックし始めた、すぐしまったが
「そうだ!」メールしてみよう。
それがすぐ鳴って出てくれたら私と分かる。電車の中だから電話は遠慮した。
簡単なメールを書いて送った途端、車掌さんが回ってきて
「こちらの席は携帯ご遠慮ください」と言われてしまった。
慌てて座ったので吊皮が黄色とは気がつかなかったのだった・・。
翌日彼女からメールが来たので、すぐ電話した、
「あなた昨日○○駅から電車乗らなかった?そして××駅で降りたでしょ?
紫色のコートを着ていらした?・・・・」
「そうそう、それ私だったわ。
隣の人に車掌さんが携帯注意していたからここはダメな席だな・・・と思っていたの。」
やっぱり・・・・。
10年ぶりに隣同士に座ったのに結局名乗らずに別れてしまった。
こんなこと たくさんあるのでしょうけれど・・・。
ましてや競技会でご活躍されていらしたから、沢山のお知り合いが
いらっしゃるので、お名前が出て来ないって・・・・対面でご挨拶が出来ず惜しかったですね。
私だって何人もいない友達でも、10年経てば名前が思い出せない事がりますからね。
自然現象って事にしましょう
名前はわかっていたのです。だから彼女のアドレスにメールしたわけです。でもどうしても10年も経っていると他人の空似かしらと
声がかけられなかったのです。目があえばお互いに認識したと思います。