Yoshikoの『リビング』へようこそ

16年間脳梗塞後遺症の夫と101日間世界一周クルーズをした。その記録を「リビングを船に乗せて」として著す。

岩波ホール

2012-01-09 | お出かけ
昔から”岩波ホール”と言う名前と存在は知っていた。だが、
腰が重い私は特に出かけることもないまま縁のない存在だった。
何か、いつも難しい、独特な名作を上映しているらしい・・。
特に映画マニアの人が好んで行くところかなと思っていた。


昨年の終わり、ある映画を見ようと言うことになり、その上映場所を調べたら
”岩波ホール”だった。”おのぼりさんで腰の重い私も友達に薦められるまま
出かけることになった。

千代田区、神保町の地下鉄につながっているビルの10階が岩波ホールだった。

映画の名前は
「風にそよぐ草」という。
フランス現代文学のクリスチャン・ガイイ原作。監督はアラン・レネ。89歳という。
第62回カンヌ国際映画祭で審査員特別賞と特別功労賞を受賞した作品という。

不器用な紳士、
気まぐれな淑女、空から降ってきた最後の恋。

と言うのが宣伝文句である。
内容を詳しく述べることはしないが述べよと言われても難しいくらい何かぼうっ~と
した不思議な気持ちになった。
人を愛する情熱はアスファルトの隙間からはえる名もなき草のように強く、しなやかに
決して絶えることはない・・・と偶然の出会いからの老年の恋愛を描いている。

見終わって何か不思議な幻か妄想のようなメッセージを受けたと感じた。

岩波ホールは1968年元岩波書店社長の岩波雄二郎氏が多目的ホールとして開館したそうだが
1974年から映画館として商業ベースになりづらいと考えられる名作を上映することを目的
としているホールだそうだ。

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2 コメント

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岩波ホール (masa)
2012-01-09 10:02:08
良い映画を見られましたね。
私達の年代に、何処かで降りかかるかもしれない
ほのぼのとした内容かもしれないと思います。

そんな中でお忙しい禎子さん癒して頂けましたか?
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コメントお礼 (yoshiko)
2012-01-09 15:21:12
masaさまはご存じだったでしょうが、田舎者の
腰の重いわたくしにとって都内の有名どころを
一つ征服したと言うことは嬉しいことです。

誰にでも、いつかふと降りかかってくるかもし
れない運命をあこがれの気持ちを抱きつつ
鑑賞しました。

お時間があったらいらしてみてくださいね。
そして感想を教えてください。
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