久しぶりの夜の銀座。ネオンがまぶしい・・。都会の喧騒が夕闇に消されたような
一瞬静寂を感じる。
その日は
「おでんを食べましょう」と誘われて着いたところが銀座4丁目だった。
おでんと言うと、横浜駅西口にずらりと並ぶおでん屋横丁を思い出す。
銀座にも新橋駅のガード下にあるようなおでん屋があるのかと思ったら、
何と昭和通りに出る一本前の道にある有名なおでんT屋さんだった。
おでんと言うと黒い御つゆの中に具がたくさん入っていてたいていそのおつゆは
継ぎ足し継ぎ足しずっと使っていると聞く。おいしいのだろうがコンビニなどでも
ふたが開いたままのお鍋の中に入っているおでんを食べる気にはならない。
銀座のおでんは澄ましている。まず、関西風と言うのかおつゆは透明で
澄んでいる。色がないがシッカリとよいおだしがきいている。
地下のお店に入ると店中が湯気でいっぱい。
コの字型にカウンターがあり14.5人が其れをとりまき店主が一人で注文を聞く。
平たいお皿におつゆとともに注文の具を入れてくれる。
主婦としてはまず大根を注文。
飴いろに透き通って柔らかく煮てあり口の中でとろける。
しかし・・・しかし・・・大変高価である。
普通家で作るふろ吹き大根の半分、つまり、半月の形をしたちいさい大根が
スーパーで大根1~2本買える値段。
半月の大根と半熟卵。
すべてがおして知るべし・・。
あえて金額は並べないけれど、いつか親しくお目にかかったら教えましょう。
こんぶとジャガイモ。とてもおいしかったが、ジャガイモはピンポン玉より小さい。
そうめんと香のもの
銀座というお皿の上に出されるものはすべて高級なことは分かっているので
主婦目線の無粋なことを書いて申し訳ない。
珍しい、貴重な経験をさせていただいた。
どうしても銀座って、テナント料を考えてしまうと
いたしかたないですね。現実的な私。
セブンイレブンのおでんで、そこそこ満足していましたが、その内チャンスがおとずれると嬉しいと
待ちましょう。
「ここのおでん美味しいねー酒もうまいよ」って声がして来ます。
コメントありがとうございます。今度
お目にかかった時に詳しいことをお話
しますね。なかなか書けない面白い
ことが沢山あったのですよ。
夜の銀座は久しぶりで嬉しかったです。
なるべくお顔がわからないように編集
したつもりです。笑顔が物語っていま
したか?お酒を飲む方はそれなりに
おでんをお酒のつまみに楽しんでおられ
ました。飲めるといいんですけれど・・。