台風15号が関東圏に大きな影響を与えて去った。
夜中の暴風雨の恐ろしさに震えていたが、時が経
って通り過ぎてくれれば治るだろうと思ってい
た。それがあれよあれよと言う間に千葉県を
襲撃した。
あたりは何事もなかったように平穏になってい
た。だが、ふとテレビのテロップを見ると多くの
地域で停電、断水の被害が報じられていた。
親しい友人の住所が出てきた。
水の給水場所を知らせるものだった。
あら！！大変！！
早速電話をするが応答が無い。携帯も出ない。
どこかに避難されたのかなぁ？と心配しながら
そのままになった。
翌日、彼女から電話があった。
やっと電気が通じるようになった、、、という。
断水にもなったが、一番困ったのは停電とのこ
と。
冷凍庫は48時間でぐしゃぐしゃに溶けてしまった
そうだ。携帯の充電も出来ず、私からの着信を
認めたものの、出られなかったという。
自然いっぱいの理想的な場所に終の住処を求め
て、30年前に引っ越しをされた。
森も樹木も緑いっぱいのところだけに暴風雨によ
り木の葉が散らかりその大掃除だけでも足腰が
痛くなったという。
テレビもつけられないので、どこどこの区役所で
充電が出来ます、給水場所は、、と報道されても
気がつかなかったとの事。
また、場所がわかってもそこまで出かけられな
い。一人暮らしならなおのこと、、、。
そしてエアコンが効かない夜の暑さ、、、。
想像に絶する状態だった！、、と45分も説明して
くれた。
電気、ガス、水道、、、ライフラインは当たり前
のように過ごしているが、何と有難い、大切な
ものか！！と改めて感じた。
