Yoshikoの『リビング』へようこそ

16年間脳梗塞後遺症の夫と101日間世界一周クルーズをした。その記録を「リビングを船に乗せて」として著す。

陀羅尼助(だらにすけ)

2019-05-25 | 日記

(参考写真。いろいろな会社の物がある。)

先日、数人が集まったとき、ある方が
「だらにすけが、、、」と話し始めた。

「えっ?何? ダ ラ 二 ス ケって?」と耳を疑い
聞き直した。
どこかお寺の修行中の小僧さん?のことか、、、
と思った。勝手な想像で、、、。

知る人ぞ知る、、、ご存知の方は多いのかもしれ
ないが、私は初耳て、、しっかり
「陀羅尼助」だらにすけ、、と字も習った。

耳に残って仕方がない。

良く調べてみると「だらにすけ」とは日本古来の
民間薬という事がわかった。漢方薬とは呼ばず
和薬の元祖であるという。

真っ黒な仁丹のような薬で一回に30粒服用する
ものだそう。

今でも奈良県、吉野山、大峰山への登山客の
お土産になっており、吉野のほうではいろいろな
商店が製造しているので
「陀羅尼助」通りがあるそうだ。

このような伝統的な薬は親から受け継ぐ事が
多いだろう。私は、祖母、母が使っていた
「百草丸」を愛用している。これは長野県産で
今でも薬局の高い棚の上に並んでいる。
陀羅尼助と同じオウバクエキスの入った胃腸薬
である。

小田原の「ういろう」は気付け薬として日常使っ
ているが、「陀羅尼助」も我が家の薬箱に入れた
いと思っている。

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