夫の下駄
2016-03-03 | 日記
ある日夫が下駄を買ってきた。
桐の下駄はすでに持っているのに、杉の?下駄が良いんだとご機嫌だった。
それは脳梗塞になる前だったから30年くらい前だったろう。
お正月には和服でくつろいでいたので外に出たときは桐の下駄を履いていたのだろう。
全く新品である。
年を取ってから楽しもうと大事にしまっていたものの、脳梗塞になり、半身不随、下駄を履くことも叶わなかった。
靴箱の上段から出て来たので、いずれ、和服と共に息子に渡そうと思っている。
よく、女の一人暮らしは男物の洗濯物を干したり、下駄を玄関に置けといわれているようだから、玄関においてみた。
悪者除けには役立たないだろうけれど。
今日はお雛様の日ですね。