新甲州人が探訪する山梨の魅力再発見!

東京から移住して”新甲州人”になった元観光のプロが探訪する”山梨の魅力再発見!”
旅人目線の特選記事を抜粋して発信!

58)御坂山塊、富士山展望の尾根歩きはヤマツツジの回廊!

2014-06-06 | 山梨山行・富士山と御坂山塊

御坂山塊、富士山展望の尾根歩きはヤマツツジの回廊!

「芦川村ドラマチック富士眺望コース」と呼ばれている!

世界文化遺産登録で、何かと騒がしい・・・富士山とその周辺!

しかし、霊峰富士は、やはり「富士を見る静かな山歩き」が一番!

今号は、「芦川村ドラマチック富士眺望コース」を紹介します。

芦川村のすずらん群生、今年は6月上旬が見頃に!新道峠の富士山!Photo Img_0690

 

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御坂山塊、絶景の富士山展望が堪能できる尾根歩き!

芦川村「ドラマチック富士眺望コース」を歩いて見た!

今回は、恒例の芦川村すずらん祭り※5月24日(土)25日(日)に合わせて山行を計画。

せっかく行くからには、富士山が綺麗に見える”快晴”の日に合わせたい!

すずらん開花情報は、http://www.fuefuki-syunkan.net/suzuran.htm

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芦川すずらん群生地~新道峠~大石峠へ縦走する尾根歩きは、芦川村では「ドラマチック富士眺望コース」と推奨する「天空のヤマツツジ回廊」だ。

※芦川村登山ガイドの鳥瞰図をもとに、今回コースのポイント情報を加筆して私的に登山計画の参考資料にしたものです。PDFを開いてご覧下さい。

「mt.fuji panoramic view of ridge ashigawa.pdf」をダウンロード ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

5月24日(土)早朝、新道峠の富士山ライブカメラで見ると、多少霞んでいたが、まずまずの天候のようなので決行することにした。

”すずらん祭り”のシャトルバスを利用させてもらうことを以前から考えていた。そうすると、登山口と下山口を違えて縦走できるメリットもある。

※当日は、何と山歩きの情報検索に慣れたグループリーダーらしい3組が、同じシャトル便を使って計画をしていた。皆、山好きは不便なアクセスのチャレンジに工夫をしているのだ。感心、感心!

余談だが、すずらん群生地を起点にして、一組は釈迦ケ岳コース、一組はすずらん峠から黒岳コース、そして筆者は、ドラマチック富士眺望コースへと歩き方は様々だ。帰りのバス便に合わせて、手頃な日帰り登山の穴場だ!

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御坂山塊 ドラマチック富士眺望コース!

  新道峠~大石峠の尾根歩き!

行程:           

石和温泉駅09:25発==(富士急行バス@850)==10:15着

上芦川10:17発==(シャトルバス@無料)==10:37着すずらん群生地

すずらん群生地11:10発・・水ケ沢林道・・11:59着新道峠登山口(1,550m)

・・・・12:05着新道峠(1,576m)※昼食・・・中藤山(1.665m)・・・

大岩・・・不逢山(1,562m)・・・14:10着大石峠(1,510m)・・・

水場分岐・・・林道終点・・・若彦路・・・16:00着上芦川農産物直売所おごっそう家

17:06発===石和温泉駅17:56着

PDF行程表とスポット写真ダイジェスト:

「ashigawamurafujichoboucorse.pdf」をダウンロード

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新道峠登山口~新道峠~中藤山~不逢山~大石峠の尾根歩きと富士山大展望!

芦川村では、このコースを「ドラマチック富士眺望コース」と名付けている!

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芦川村へ行くには、石和温泉駅前から富士急バスが便利!

石和温泉駅前富士急行鶯宿行バス停祭り期間はすずらん群生地までバス乗り継ぎ便有りPhoto_2 Photo_3

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”すずらん”群生地と新道峠への登山道情報 

芦川のすずらん群生地は、芦川源流域の白樺林にある。

永年に渡り”すずらん”を守り続けてきた故藤本義�・氏や多くの村人達が大切に守り続けている「すずらん群生地」の”お披露目”が、恒例の「芦川すずらんの里祭り」です。

野天駐車場が”祭り広場”になっている。

祭り会場は、白樺林の中にある自生のすずらん散策路を回遊するようになっていて、とても美しい自然林の散策を楽しめる。

”すずらん”は「君影草」とも云う可愛らしい花だ!女性にとても人気がある!

※今年は、残念ながら大雪の影響で開花が遅れ、5月24日の祭りの日には殆ど咲いていない状態。みんな”ガッカリ”していた。

6月上旬になって、ようやく満開になってきたようだ。

※但し祭り期間以外はバス停から歩いて1時間超かかるマイカーの領域である。往復バス利用計画も、何とか歩けるが、時間の余裕はなくなる。

昔は、すずらん群生地の散策路の奥から「新道峠」または「すずらん峠~黒岳」への登山道が抜けていたはずなので、今回、祭り会場の本部の係に聞いたら・・・誰も知らなかった。

ようやく、唯一知る人を探して聞いてみたが、「すずらん群生地奥の谷筋地点の登山道が昨年崩壊したままになっている」とのこと。残念だが登山道ではなく、車も上がれる林道を登ることにしたのです。

しかし、途中、”すずらん峠分岐”の標識の付近で、”すずらん群生地”を結ぶ登山道の明白な標識があるのが確認出来た。何だ・・・、ちゃんと「すずらん群生地」への登山道標識があるではないか!?

すずらん群生地の絵図面の”すずらん散策路”には「”×”印、ここから登山道」となっている。紛らわしい。

あとでチェックして見たら、谷筋のところが崩壊している以外は通れるようであった。このあたりが役場の情報提供の中途半端なところである。

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すずらん群生地から水ケ沢林道へ 林道ゲートから新道峠へPhoto_4 Photo_6

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すずらん峠への登山道(黒岳への近道)すずらん群生地からの近道Photo_7 Photo_8

すずらん群生地

を抜ける

登山道道標。

※本来の近道

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道中に右に見える釈迦ケ岳  南アルプス白根三山もダイナミックImg_0666 Img_0664

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水ケ沢林道終点※車旋回    新道峠登山口※ここから10分と標示Photo_9  Photo_10

※実際は約5分

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御坂山塊の富士山展望尾根回廊!

御坂山塊は、山梨県南部、甲府盆地と富士山北麓及び桂川(?相模川)流域との間に東西に延びる山塊。東から高川山(976m)、三つ峠(1,785m)、御坂山(1,596m)、黒岳(1,793m)、節刀ケ岳(1,736m)等の山が連なる。

※筆者は、東京時代には、河口湖駅~天下茶屋~御坂山~黒岳~新道峠~大石村か、余裕のある時は、大石峠まで伸ばして、大石村へ下山したことは何度かある。

芦川から登るのは、マイカー登山で黒岳へ行っただけ。今回は楽しみだ!

付録:18)「御坂黒岳(1,792,7m)と芦川すずらん群生の里!」

http://blog.goo.ne.jp/yssoho/d/20110529

「すずらんの里祭り」のシャトルバスを利用させてもらったら、今回のドラマチック富士眺望コースは余裕の回遊登山ができたので、すずらんの開花遅れは帳消しでシャトルバスに感謝している。

新道峠で迎える大きな富士山   御坂山塊大石峠への尾根道Img_0682 Photo_11

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新道峠は標高1,576m。今、売り出し中の富士山絶景ポイント!

登山口1,550mから車を停めて歩いて行ける気軽な富士山の大展望地だ!

新道峠分岐には富士山ライブカメラが設置してあり、いつでも富士山の様子が見られる!

インターネット「ふえふき観光ナビ」の新道峠ライブカメラで確認できる。

http://www.fuefuki-kanko.jp/livecam/

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眼下に河口湖を望み、その向こうに大きな富士山が聳える!Photo_15 Photo_13

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御坂山塊の尾根道は、6月上旬にヤマツツジが満開!※14年5月24日撮影!Img_0757Img_0748



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