南アルプスが2014年6月11日、ユネスコエコパークに登録された!
素晴らしい大自然の山々が認定され、世界に誇れる南アルプスになった!
2014年6月1日、”国立公園指定50周年”を迎えた!
南アルプスは、今年は記念すべき”年”になります
しかし、これからは南アルプスの優れた自然美の保護と適正な利用に向けて一層の理解を図る努力をしなければなりません!
今号は何かと記念すべきことが重なる年なので、南アルプス/赤石山脈の北端にある「南アルプスの女王」と云われ、且つ中高年でも登れる「仙丈ケ岳」を紹介します。
※6月~7月に仙丈ケ岳に登る時間がないため、以前の登山記録でご容赦!
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仙丈ケ岳(薮沢カール)の美しい山容!標高3033mの山頂の展望
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南アルプスは、赤石山脈を主脈とする三つの山脈が連なる大自然の宝庫です!
南アルプスは、9座の3000m級の山があり、10座が日本百名山に選ばれている。
南アルプスは中央アルプスと北アルプスを繋げて日本列島の楔の役割を担っている!
主に仙丈ケ岳3033mから、三峰岳2999m、塩見岳3047m、荒川三山・中岳3083m、悪沢岳3141m、赤石岳3120m、聖岳3013m、上河内岳2803m、茶臼岳2604m、聖岳3013m、光岳2591m等へ連なる山脈を狭義の赤石山脈と呼ぶ!
そして、白根三山の北岳3193m・間ノ岳3190m、農鳥岳3025m、白峰南嶺の広河内岳2895m、黒河内岳(笹山)2717m、笊ケ岳2629m等が連なる白峰山脈。
北端に鋸岳2685m、甲斐駒ケ岳2967m、早川尾根、鳳凰三山・観音岳2840m、薬師岳2780m、地蔵岳2764m等が並ぶ甲斐駒山脈を合わせて南アルプスを構成する。
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南アルプスの山開き!
南アルプス登山バスが運行される6月25日(水)が実質的な”山開き”!
但し、7月1日の富士山のような”山開きの神事”はありません!
山小屋の人達が親切に周辺だけは雪かきをしてくれますが、登山道は富士山のように完全な雪かきはしてもらえません。要注意です。
南アルプスのような大自然の奥深い山に登るためには、事前の登山道情報くらいは確認して、少々の残雪歩き対策は準備がいります。
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中高年の「仙丈ケ岳」山行は、2泊3日が安全・安心!
実施したのは数年前だが、友人や同級生が同行することもあって、安全・安心に、7月下旬の梅雨開け10日間を予定していたら、なかなか梅雨開けせず、延期して8月になった。
※登山記録は:平成18年8月3日(木)~5日(土)に山行したもの。
快晴にあわせたら・・・、こんな素晴らしい景色が楽しめた!
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南アルプス/広河原へは、甲府駅~夜叉神峠・広河原ルート登山バス運行!
甲府駅・芦安~夜叉神峠・広河原ルートと奈良田~広河原ルートが運行されています。
山梨交通登山バスの運行:2014年6月25日(水)~11月9日(日)
問い合わせは、TEL055-223-0821
山梨交通:http://yamanashikotsu.co.jp
南アルプス市http://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/kanko/yama/
南アルプス情報は、南アルプス市観光商工課が詳しい。
TEL:055-282-6294
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山梨交通バス「南アルプス」広河原バス停 ※ここから北沢峠行バス乗り継ぎ
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登山シーズンは、広河原~北沢峠へは乗り継ぎの南アルプス市営バスが運行されている!
問い合わせは、南アルプス市観光商工課TEL055-282-6294
http://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/kanko/yama/
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仙丈ケ岳へ登るには、北沢峠の南アルプス市営長衛小屋(標高1980m)、大平山荘(1960m)、馬の背ヒュッテ(薮沢上流2640m)、仙丈小屋(2900m)、薮沢小屋(大滝の頭と薮沢の間)5軒がある。
※仙丈ケ岳は、登山計画に応じて、適切な山小屋を選べるのが良い!
仙丈ケ岳は、①大平山荘から薮沢ルートを上り、②薮沢小屋、登山道に沿って、③馬の背ヒュッテ、④頂上直下に仙丈小屋があり、小仙丈を下って北沢峠まで、中高年には特に安心して歩ける3000m級の高山です。
下山の北沢峠には⑤市営長衛小屋があるので、万が一最終バスに遅れた場合等でも助かります。
安全・安心の登山計画を立てましょう!
但し、山小屋に頼り過ぎず、自ら安全管理をしなければなりませんが・・・!?
我々は仙丈ケ岳の薮沢ルートへ便利な”「大平山荘」に宿泊ベースを置くことにした。
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大平山荘は、「南アルプスNET」の山小屋情報をご覧下さい。
http://www.minamialps-net.jp/YAMAGOYA/023_oodaira.htm
最近は、甲府駅前発4時半便で、広河原経由北沢峠に入り、夕焼けやご来光を楽しむため、一気に仙丈小屋まで登る若者も多くなったようだ。
しかし、甲府駅前4:30時発は、首都圏の人は皆駅前宿泊となるので、どちらが良いか?絶対に無理な行程は立てないようにしたいもの。
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1995年NHK「中高年の登山学」で、俳優山内賢さんが岩崎元郎さんのガイドで仙丈へ登った時、3日目に甲斐駒ケ岳に登頂するために、大平山荘に2泊した。そのビデオで、岩崎元郎さんが「昔ながらの山小屋”大平山荘”と紹介したのを覚えていて、筆者の”お気に入り”に登録していた。
我々は、登り4時間、下り約3時間、計約7時間の行程を約10時間かけて歩く計画にした。
大平山荘を5時出発の計画を4時40分出発に早め、頂上へ10時頃登頂。小仙丈ケ岳11時半着、昼食大休止。北沢峠15時帰着とする余裕の行程。
北沢峠発の広河原行の最終バス(平日は15:30)を気にしながら、急坂を下山しなければならないので、余裕をもって歩くため大平山荘2泊プランがベターであった。
その代わり、翌日、元気があれば、せめて夜叉神峠と温泉に立ち寄って帰路につく計画にした。
※お陰様で、超ゆとりのある”安全・安心の山行”を楽しめました。
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大平山荘は、居心地が良い山小屋だった!友人と記念写真!
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「仙丈ケ岳」登山のスタートと登山道の風景!
PDF「仙丈ケ岳の登山計画書」控(参考)
「senjyogadakeplan180803.pdf」をダウンロード
早朝スタート※計画は5時半出発だが、皆早く起きたので4時40分発!
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山は、無理のない、早立ち、早着に限る!
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登山道(薮沢ルート)を登り、薮沢大滝の上で残雪の残る薮沢を渡る。
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丸太橋を渡る。皆、元気だ!
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薮沢ルートの第一休憩ポイント※振り返れば「甲斐駒」の勇姿と薮沢!
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馬の背ヒュッテの前を通る。ここで小休止。間もなくお花畑が!