新甲州人が探訪する山梨の魅力再発見!

東京から移住して”新甲州人”になった元観光のプロが探訪する”山梨の魅力再発見!”
旅人目線の特選記事を抜粋して発信!

56)山梨”奈良原の里”、新緑と花いっぱいの人情の里!

2014-04-30 | 山梨、八代・奈良原の里

笛吹市の旅、”古道若彦路と清流の奈良原の里”!

春は新緑いっぱい

人情の”お・も・て・な・し!に感動を覚える

今号は「若彦路に沿う清流の奈良原の里」を紹介します。

古道若彦路に育まれる「奈良原の里」、旅人を優しく迎えてくれる里!

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往古の穏やかな名残りが漂う「奈良原の里」北麓には・・・、

今、話題の”夢のリニア新幹線(実験線)”が走る!

リニア新幹線の絶景ポイント ※桜満開の4月上旬、筆者撮影

※桜満開の花鳥山一本杉大展望地から南アルプスを望む!

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ちょっとだけ、観光情報!

2014年4月24日 山梨県立リニア見学センターがR'オープン。

場所は、山梨県都留市小形山2381 TEL0554-45-8121

ここでは、リニアの歴史と仕組み、山梨実験線、リニア中央新幹線、リニアの未来、中央新幹線工事進捗状況など、知りたいことが身近に見学できる。

未来を担う子供達ばかりではなく、13年後(2027年開業計画)に、乗ってみたいと夢見る老人まで・・・、結構、人気があるようです!

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ブログ「新甲州人が探訪する山梨の魅力再発見!」では、

今、山梨で売り出し中のリニア新幹線展望の絶景スポットを紹介します!

そこは・・・、「花鳥山一本杉」の大展望地!

※今年4月から山梨県立リニア見学センターHPで走行試験のスケジュールが見られるので、走行試験の”日時”を確認して奈良原を訪れると、リニア新幹線の走行も目の当たりに見られます。

http://www.linear-museum.pref.yamanashi.jp/

もちろん、この絶景の展望地はタダ(無料)!「奈良原の里」江戸屋前から歩いて行ける穴場スポットとして紹介するところがポイントです。

この展望風景は、南アルプス、八ケ岳連峰、奥秩父連峰を一望できる大展望地!

特に春、桜が咲く頃は、言葉では表現できない大展望に感動します!

注)花鳥山一本杉は、笛吹市八代町竹居(隣村)になりますが、竹居は奈良原を囲んでいる村なので昔から一帯の地域として紹介しています!

特に「奈良原の里」広済寺山門前から甲府盆地と南アルプス、八ケ岳連峰、奥秩父山塊などの大展望を堪能しながら歩ける散策コース(約20分)なので、「奈良原の里」のリニア展望スポットとしても穴場になっています。

注)今年春から笛吹市の観光パンフレットに、リニア展望スポットとして掲載されるようになったので、そのうち展望地駐車場もフルオーバーするでしょう!しかし、地元の人は路線バスで行って、歩いて見ようと考える人はあまりいないので、観光シーズンでもバス旅なら楽々です!

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「奈良原の里」”ならばら”、何と、ロマン漂う”里”!

実は、筆者は2011年8月に、山梨の里山探訪で鳥坂峠の先「芦川村」を取材、「芦川鶯宿(おうしゅく)の足利伝説は謎々のように面白い!」というブログ発信をしました。今も毎日のようにアクセスが続いています。

http://blog.goo.ne.jp/yssoho/d/20110819

芦川村の往復の途中、何度かバスで通りかかって以来、「奈良原の里」も”新甲州人のお気に入りの里”に登録をした処です!

注)写真下の右、丁度バス停の処に気になる「奈良原の里」の標識がある。

アクセス※筆者は、特に年配者には安全な電車・バス旅を推奨しています。

JR石和温泉駅前乗車、富士急平和観光路線バス「鶯宿」行、「奈良原」下車。

注)筆者は、自由乗降が可能な奈良原は、「江戸屋前」で下車します。

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奈良原へのバス便は、JR石和温泉駅前 9:25発。

富士急平和観光バスは、笛吹市の委託市民バスとして運行されるローカル路線バス。

※石和温泉駅~山梨県立博物館~御坂西小学校前~大野寺~竹居~門林~奈良原~芦川鶯宿。

※バス路線の車窓から見る四季の風景もお気に入りです!

※14:25、18:00の1日3本運行。

詳しくは、富士急平和観光HPで確認下さい。

http://www.fujikyu.co.jp/heiwa/routebus_timetable2.html

また、山梨交通バスも長塚~甲府駅前~奈良原間を平日は1日6本。土日は1日3本運行。

※アクセスは、甲府駅か石和温泉駅の便利な駅を選択可能です。

http://yamanashikotsu.co.jp/jikoku/310-7.htm

※甲府駅始発平日6:39、土日7:14。帰路奈良原最終平日19:45、土日18:20発。

推奨:ローカル路線バス利用で旅気分倍増の”悠々プラン”も楽しい! 

旧石和市内を出ると”自由乗降区間”となり、自分で下車したい場所を事前に運転手さんに告げると・・・、そこで停めてもらえます。

奈良原下車は、江戸屋の前が最適です!9:56分頃着。

参考までに、マイカーのアクセスは、カーナビの甲府~芦川線(県道36号線)の鳥坂峠(現在は鳥坂トンネル)の北麓にある「奈良原」・「広済寺」・「江戸屋」などがキーワードです。

※マイカーの場合は、江戸屋さんの駐車場へお願いすれば無料で停めさせてもらえます。

※但し筆者が勝手に書いているので、一応お願いをしてみて下さい・・・

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「奈良原の里」散策拠点は、「江戸屋商店」が最適!

江戸屋」は、江戸天保3年(1832年)より6代目になる老舗です。

※現在、「奈良原の里」で通常営業している唯一の商店です!但し水曜日定休。

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名物「ごまどうふ」の看板が目印です!

※名物”ごまどうふ”、いちごどうふ、お菓子・飲み物、”おみやげ”など、手作り商品も豊富で、楽しい!

田舎割烹「江戸屋」は予約制だが、6代目武川正信調理長の田舎割烹料理で迎えてくれます。

◎グループの奈良原散策は、”お弁当の仕出し”も相談可能です。

特に、花鳥山の花見のシーズンは、期間限定販売ですが、「若彦路お花見むすび」@750円などが大人気です!※ふえふき旬感ネットなどで紹介!

注)個人やカップルの場合は、予め”おにぎり弁当”などを持参すると安心です。

※お弁当は、石和温泉駅の場合、駅前イオンが便利。(朝7時より~)

甲府駅の場合、甲府駅構内の弁当売り場で調達できる。(朝7時過ぎ~)

※詳しくは、昌代さんが発信する「江戸屋商店」のHPを紹介します。

http://www.e-edoya.com/page/1 ※江戸屋さんの営業概要など紹介。

http://edoya.moo.jp/  ※ブログお知らせ新着情報も結構マメに発信中。

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「奈良原の里」に惹かれたきっかけは・・・、

美しい古里の風景と歴史ロマンと温かい”お・も・て・な・し”!

筆者が3年前に初めて奈良原を訪ねた時、「江戸屋」5代目武川親行さんと昌代さんに出会ったことで、この里の魅力を知る切っ掛けができました。

実は、その頃「往古の甲斐国には四大送り火」があったという話に興味をもっていて、調べて見ると甲斐国志に「奈良原・広済寺のカリ塚で錫杖焼と言われる竿型の送り火があった」と言う一つの記述を見つけたのです。そのことが切欠で広済寺のある奈良原を訪ねたのが最初です。

その時、住職はカリ塚のことや甲斐国志に載る送り火のことは良く分からないと云うことだったので、広済寺門前に目立つ「江戸屋」の看板を見つけて立ち寄ったのが、知り合ったご縁です。

江戸屋の5代目は、筆者が探しているカリ塚のことを「それは、うちの桃畑のあたりを昔からカリ塚と聞いているよ」そして「昔、竿型焼と呼ぶ送り火があったらしいと伝え聞いている」とも言われて、筆者を軽トラで案内して下さったのだ。それを機会に、知り合いになったのです。

そしてその時、すぐ近くに「花鳥山一本杉」があるからと案内して頂いたのです!

案内して頂いた3年前、「花鳥山」では、展望地として車で来られるように道路や駐車場などの整備工事中だったが、リニア新幹線がこの真下を通るとは知らなかったので驚きでした。

しかも丁度トンネルを抜け出て次のトンネルに入る区間なのです。背景に掲載写真のように南アルプスが開けるので、これほどの絶景は他にはないようだということを知り、ワクワクでした。

日本武尊伝説や武田時代の穴山・南部氏の合戦史など歴史ロマンと若彦路の歴史的伝説に想像を膨らませたものです。また、それ以上に壮大な甲府盆地と南アルプス、八ケ岳連峰、奥秩父山塊の壮大な絶景に感動を覚えたのが第一印象です!

そして、奈良原の江戸屋さんから花鳥山は、歩いて行ける場所であることを知ったことが、今回の紹介の”イントロ”になった由縁です。

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奈良原の散策ガイダンスは、江戸屋で聞くのが一番!

店長の昌代さんは、奈良原の里を知り尽くしたガイドの達人です!

江戸屋さんへ立ち寄って「奈良原お花見MAP」と散策アドバイスをもらうと十倍楽しめます!

ありきたりのウオーキングプランではなく、探訪散策プランを立てて欲しいと思います。

筆者は、山梨ではあまり馴染みのない言葉ですが、「奈良原ランブリング」と呼んでいます。

そのためには、写真等優れた季節情報の発信は他にもあるので、ここでは参考にして欲しい散策情報(歴史情報など)を抜粋して提供しておきたいと思います。幅広い楽しみ方に役立つと幸いです。

タダの散歩でもなく、何もない自然の里に育まれた人々の歴史の営みに触れ、人情を感じる探訪散策が奈良原ランブリングです!味わい深い里です!

事前にホットな観光情報を発信されている「ふえふき旬感ネット」もチェックして下さい!

筆者も大変希少なふえふき情報を得させてもらっています。

http://www.fuefuki-syunkan.net/ ※「奈良原お花見マップ」が添付公開されています。

筆者もこの奈良原お花見MAPで歩かせてもっらったが、「ふえふき旬感ネット」の花マップは、旬感ネットと地元の昌代さん達の共作マップだそうで、地元を知り尽くした分かりやすいマップです。

ブログの写真スポットなど、美しい散策スポットは、ご自身で見つけてみて下さい。

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奈良原散策の最初に・・・、「花鳥山一本杉」へ!

リニア新幹線走行テストと南アルプスの大展望が堪能できる!

注)ここから引っ越しの際、原稿がはみ出ました。残念ですが・・・、でも今は花鳥山一本杉は、リニア新幹線展望の人気スポットになっています。