北杜の名山、”神々が宿る荘厳の山「瑞牆山」へ登る!
瑞牆山(みずがき)山は、山梨県北杜市須玉町にある標高
2,230mの岩塊の山で、奥秩父山塊の西端に位置する。
あの「日本百名山」の著者”深田久弥”が、瑞牆山を「針葉樹
の大森林からまるでニョキニョキと岩が生えているような」
と表現したという、まさに奇岩・奇峰の山である!
みずがき山自然公園より崇める秋の瑞牆山登山道(ヤナギ坂)から見る神々しい瑞牆山!
ブログバックナンバー「北杜の紅葉スポット!瑞牆山自然公園!」
で紹介した記事をご覧下さい。
http://yssoho.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/11/
神が宿る山”瑞牆山(みずがきやま)”の勇姿は、中央本線
「韮崎」付近に見える深田久弥終焉の百名山「茅ヶ岳」の
さらに北裏に位置するため、沿線から眺めることはできない
が・・・、それ故か、とても神秘的な魅力がある山だ!?
初心者でも登山の心得を持てば・・・、比較的短時間で、
且つ容易に登れ、ダイナミック登山の”爽快感と満足感が
味わえることから、登山愛好者には人気の山である・・・!
夏の瑞牆山は、近場でも”納涼感のある避暑登山”の気分!
また、秋の紅葉シーズンは頂上の展望も良く、人気抜群!
瑞牆山頂上は、北々東に一部樹林の目隠しがあるが・・・、
南方に「富士山」、南西に「茅ヶ岳」、その向こうに
「南アルプス鳳凰三山」「甲斐駒ヶ岳」、西に「八ケ岳連峰」、
その間の遙か遠方に「北アルプス」、北に「浅間山」、
北東に「小川山」、東に「国師ケ岳」、南東の眼前に
「金峰山」を眺める大パノラマが開ける!
”山好きにはたまらない”絶景が楽しめる!
今回は、筆者が以前の夏に登った時の写真ですが・・・、
これから夏の避暑登山、秋の紅葉の絶景を楽しみたい方々
のために、中高年向きの「瑞牆山」山行プランをご紹介!
「瑞牆山」のアクセスはJR中央線「韮崎駅」下車が便利!
夏山は・・・、静かな山行が楽しめる!
避暑を兼ねて前泊「瑞牆山荘」の”ゆったり登山”がお薦め!
筆者は、以前在京中にも1度登ったことがあるが、その時は日帰り山行。
早朝発深夜帰りのタイト過ぎるスケジュールとなったので、増富温泉に
も立ち寄れなかった未練が残っているため、今回は登山口の
「みずがき山荘」に前泊し、ゆっくり登って帰路は増富温泉へ寄って
帰るプランにした。
山行計画 標準歩行時間 往:2時間50分 復:2時間20分
往復:5時間10分
1日目)JR韮崎駅13:30発=(山梨峡北交通)=みずがき山荘
14:52着
2日目)みずがき山荘(里宮平登山口)6:20出発・・・
里宮参道分岐・・・富士見平(小屋・テント場)・・・瑞牆山方面
左へ(ヤナギ坂)・・・小川山分岐・・・天鳥川出合(源流部)
・・・ここから谷間の道を上る・・・桃太郎岩(右に最初のハシゴ)
・・・岩や木の根、倒木をぬって急登・・・シンボル”大ヤスリ”岩右部
・・・大木のハシゴ・・・頂上西側鞍部を右へ・※アズマ石楠花群生
・・・黒森・不動沢分岐・・・右へハシゴ・・・これを抜け出すと
・・・瑞牆山頂9:30着・・・同じルートを下山・・・
富士見平11:45※ゆっくり昼食(夏はクガイソウ、ヤナギラン、
マルバタケブキなどの花畑になる)・・・里宮神社分岐・・・
みずがき山荘13:20着
瑞牆山荘前バス停発14:25PM=14:47着「増富温泉」
※立ち寄り湯15:47発=JR韮崎駅16:45着
注)中高年のゆっくり安全・安心登山行程は、往復、休憩を含んで
約7時間でした。
登山道は、桃太郎岩から上部は、岩の上や岩の間を縫うように登るが、
ハシゴやロープが配備されていて、足下のスリップを気をつければ、
安心して登れます。
※バスダイヤとJRダイヤは、各自のプランにあわせて直接確認要。
※みずがき山荘行のバスダイヤは、直接、「山梨峡北交通」へご確認。
http://www.kyohoku.jp/modules/pico/index.php?content_id=5
1日目)瑞牆山登山は、「みずがき山荘」前泊が最適!
里宮平は標高1520m、夏でも涼しい・・・!
瑞牆山荘(みずがき山荘)前泊 ※バス停留所はすぐ前にある。
※増富ラジウムラインを経て本谷釜瀬林道沿い「里宮平」コースにある。
ドライブも全舗装の林道で登山客用駐車場も約100台分用意がある。
・ 瑞牆山荘は瑞牆山登山道の正面にある登山者向けの宿泊施設です。
・カフェ&レストランもありドライブ客も気軽に食事を楽しめる処。
・温泉ではないが、清水で沸かしたお風呂があるのが何より嬉しい。
・1泊2食付 8,820円(税込み)
・食事は、ピリ辛オリジナルカレーが人気の粋なレストランMontagne
(モンターニュ)のシェフを兼ねるオーナーの山小屋メニューを越えた
料理が嬉しい。宿泊者用食堂で落ち着いて食事が出来る。
注)翌日の昼食おむすび弁当もチェックインの際に申し込み。
・平日の空いている時を選んだので、2階の角部屋個室に泊まれ、
静かで快適な夜が過ごせました。
8月上旬でもクーラーは不要。涼しくて避暑気分で休みました。
※「瑞牆山荘」のことは、http://www.mizugaki.burari.biz/ へ
2日目 瑞牆山登山コースのポイント! ※下山ルートも同じ
登山口にある瑞牆山周辺案内図 ※ここは秩父多摩甲斐国立公園
・瑞牆山への登山ルートは、2本ある。
①瑞牆山自然公園「植樹祭記念公園」より、不動沢、不動滝を経て、
鎧岩(瑞牆山)頂上2230.2mへ登るルート。
注)このルートは、富士岩、七面岩などでロッククライミングの訓練
をする人達の他はあまり登山客を見かけない。
②瑞牆山荘前(里宮平)正面登山口を登り、里宮脇を経て、富士見平
(富士見平小屋)金峰山分岐へ至り、そこから左へ折れて、
天鳥川の源流、西の鞍部、不動沢分岐を経て瑞牆山頂上を目指す。
今回は、最もポピュラーな②の富士見平⇒天鳥川⇒不動沢分岐⇒頂上
コースを紹介します。
里宮平は樹林帯の大岩祠に”里宮神社”が祀られ、白樺、
カラ松が美しい高原!
スタート地点の標識 ここから約4km 静かな樹林帯・・・・・・・・・・・・
富士見平にて休憩 ※富士見平(小屋・テント場・水場あり、金峰山への分岐)
富士見平小屋のページは、http://www.fujimidairagoya.jp/
登山道(ヤナギ坂)で初めて覗く山頂付近の岩礁今日は清流が少なかった天鳥川
登山道のシンボル「桃太郎岩」この階段から本格的な岩場登山が始まる
滑りやすい沢床あり、目印を頼りに登山が始まる!樹林に覗く富士山
瑞牆山のシンボル「大ヤスリ岩 」が歓迎!大ヤスリ岩の右側登山道を登る!
※位下、旧ブログより引越により、画面削除にて済みません。