海岸にて

海が好き。時事ニュース・海外ドラマ 、日々徒然

「マルチ商法記述が衆議院から削除?」

2008-10-17 | 民主党
 民主党の前田雄吉衆院議員が代表を務める政治団体がマルチ商法業者から講演料や政治献金を受け取っていた問題について、前田衆議院議員は最初「後ろめたいことはない」と言っていたらしいですが、16日未明小沢代表が緊急記者会見をして、「前田議員が民主離党 衆院選出馬せず2008.10.16 01:32 (MSN産経)というニュースが報道されていました。
マルチ商法に関して、読売に興味深い記事がでています。
   

マルチ商法記述を衆議院から削除?  

(一部抜粋)

 インターネットの百科事典「ウィキペディア」の内容を、衆議院のIPアドレス利用者が変更したことがわかった。マルチ商法と国会議員のつながりに関する記述が、衆議院関係者により消された可能性が出てきた。(テクニカルライター・三上洋)

「健全なネットワークビジネスを育てる議員連盟」の記述を丸ごと消去

 業務停止命令を受けたマルチ商法業者から講演料などを受け取ったとして、前田雄吉衆院議員(比例代表東海ブロック)が民主党を離党した。

 この問題に関連して、インターネット上の百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」の記述変更が問題になっている。ウィキペディアは誰でも記述・編集できる百科事典だが、10月10日に「健全なネットワークビジネスを育てる議員連盟」に関する記述がごっそり消された。この消去を行ったのは「210.136.96.22」というIPアドレスで、衆議院に割り当てられたIPアドレス(インターネット上の住所にあたるもの)である。

 つまり衆議院議員関係者と思われる人物が、「健全なネットワークビジネスを育てる議員連盟」の記述を消したことになる。同じ10月10日には、衆議院のIPアドレスから一部国会議員のプロフィルも変更されており、「健全なネットワークビジネスを育てる議員連盟」に加入していることを消す変更もあった。  詳細、続きあり 

(2008年10月16日  読売新聞)
  

          Banner_03

↑よかったらクリックを
  

「解散」と民主党

2008-10-16 | 民主党

麻生首相「解散は状況で変わる」 参院予算委  2008.10.15 10:56 (一部抜粋)

首相は衆院解散の時期について「首相になる前は、(歴代の首相は)日程をあらかじめ決めていると思っていたが、なってみて、解散の日時は状況に合わせて変わっていくのは当然と思った」と述べた。首相は月刊誌の手記で「臨時国会の冒頭解散」に意欲を示していたが、冒頭解散を念頭に置いていたことを自ら発言して認めたのは初めて。 (MSN産経)

 

 上の事項に関して、昨日15日参議院予算委員会において、民主党石井一議員が麻生総理に、「納得できない」と強硬に噛みついていた。解散について首相があれこれ思案しようが、それは首相御自身が決断するまで首相の「権限」である。石井氏の、「国民を舐めている」だの「首相の言葉は重い」だのと喚いている態度は、たいへん不愉快なものだった。(参議院中継) 

 最近の民主党やマスコミの「解散」に関する論調について。 「解散」がいつあってもいいように準備するのは勝手だと思うが、首相自身が宣言していないことを、恣意的に報道ーこれはまるで「圧力」のようだ。この熱心さは誰のため?何のためなのか? 民主党やマスコミには本当に疑問を感じる。 

          Banner_03

↑よかったらクリックを

 


One Tree Hill  第23話

2008-10-15 | 海外ドラマ〈One Tree Hill 〉

One Tree Hillシーズン2が始まりました。 久しぶりに懐かしいオープニング

 Super Drama TV One Tree Hill

  

#23 「再出発」 The Desperate Kingdom of Love

いきなりダンのお葬式のシーン。えっ~、とびっくりしていたら、これはデブの悪い夢。デブがダンに謝ろうと、ダンの家を訪れたら、ダンが倒れていたのでした。ダンは入院ー絶対安静。

  

ネイサンとヘイリーは「ほんとに結婚しちゃった  ネイサンはヘイリーに真剣にプロポーズ。高校生の学生結婚・・。次の朝、ネイサンの携帯に、デブから、ダンが入院したという知らせが入っている。  

 

キースとルーカスは新しい町(チャールストン)に着いた。ルーカスは髪型を変えて丸刈りになっているよ。う~ん、前の方がよかったかなぁ。 デブから、キースに、ダンが倒れて入院したという知らせが入る。それを聞いたルーカスはやはり落ち着かない。トゥリーヒルに帰りたくない理由と帰りたい理由。ルーカスの帰りたくない理由は、まず最悪の父ダンの存在、それから、ブルックとペイトンに合わせる顔がない・・。キースの理由は、「俺たちは人生をやり直したい、俺はカレンに振られた。・・」それから、キースには、「デブとのこと」がある。デブと「やり直す」ことを望んでいたダンは、キースに激怒していたし。仲がよくない兄弟が三角関係。これは深刻・。

    

ペイトンは、ドアノブに手紙があることに気付く。ルーカスからの「ペイトンとブルック宛の手紙」。ペイトンはブルックに誘われてクルージングへ。ボートを運転するのはブルックなの? 

ペイトンとブルックは、船の甲板に寝転がっている。男の子たちが手を振る。なんだかアメリカっぽい風景だ~。ブルックは、ルーカスがサヨナラも言わないで引っ越ししたことを気にしている。ペイトンがルーカスの手紙を取り出すと、ブルックは「私に隠していた」と怒り出す。ペイトンは、隠していたわけじゃない、ルーカスのことで、また二人の間がぎくしゃくするのが嫌だったんだと。 夜の浜辺で、ペイトンはブルックに、この手紙を読むつもりはなかった、男のことなんか考えないで、自分のことに集中したいと話す。結局、二人ともルーカスの手紙を読まず、手紙はたき火の中。

     

ダーラムコーチも、目の異常で入院中。カレンがお見舞いにくる。ルークとキースがトゥリーヒルを出てしまったので、カレンは一人になってしまった。ダーラムコーチはカレンの淋しさを察して、後悔しないように、何でも「とにかくやってみろ」と、はっぱをかける。ダーラムコーチの容態も、腫瘍が目を圧迫しているとか。・・こちらも心配だわ。

   

「結婚してしまった」ヘイリーとネイサンは、二人でヘイリーの両親に会う。「話があるんだけど・・」とヘイリーがママに切りだすと、ヘイリーママは「できちゃった?」 ネイサンが、真面目に「結婚したい」というと、二人は大笑い。アメリカでは、「子供ができる」ことはありがちなことでも、結婚は簡単なことではないってことなのかな?ヘイリーの両親、シーズン1では、まったく登場しなかったのですが、なかなか素敵な親!

ヘイリーママは、ヘイリーをとても信用していて、彼女の判断ならと結婚にまあまあ賛成、ヘイリーパパは若すぎるからと一応反対。ヘイリーママはヘイリーパパに、もし、ここで結婚を反対したら、「親を憎んで、こそこそつきあって、妊娠して、高校中退して、子供を育てるために娼婦に身を落とすかもしれない・・」・・それから、「私の両親も、あなたとの結婚に反対していたけれど、でも、私たちは若かったけれど、結婚してこうして素晴らしい人生を送っている・・」と、ヘイリーパパを説得。ヘイリー、よかったね。

  

一方、ネイサンの親の方は大変。デブは、ダンが倒れた時、救急車を呼んだのが遅れたと、自分を責めている。そんな時にネイサンから二人の結婚の話を聞いたデブは、ダンが入院、ダンとデブは離婚の危機、うちがこんな大変な時にあまりに呑気すぎると、ヘイリーを責める。う~ん、ヘイリーにとっては、きつい言い方だった。デブには余裕がなかったのだと思う。タイミングが悪すぎたね。

  

ルーカスはキースに、トゥリーヒルに戻ろうと言う。キースは、あんな男のためになぜ戻らなければならない?と言うが、ルーカスは、「ダンは、おじさんの(キースの)弟だから・・」

   

ネイサンが部屋に帰ってくると、ヘイリーがなんだか取り乱している。「二人のCDをアルファベット順に並べていたら、かぶっている(同じ)CDがない・・・・この結婚は間違いだったんだよ!奥さんなんか私にはまだ無理・・」・・ヘイリー自身も早すぎる結婚をとても不安に思っていたんだね。でも、ネイサンはすごい! 「僕たちが結婚したのは間違いなんかじゃない。約束するよ、ヘイリー、俺がお前のそばにいて、お前をずっと守ってやる。いいね。俺がお前を守るから、これからずっと。」と、きっぱり。いやいや、ネイサン、いつの間にこんなにいい男に成長していたのか!

ヘイリーの両親の列席で、二人は浜辺で結婚式。こういう結婚式もなかなかいいなぁ、ヘイリーはすごく綺麗で、ネイサンのかっこよかったこと!

  

トゥリーヒルに戻ってきたルーカスが、カレンズカフェの扉を開ける。

夜の浜辺、ペイトンとブルックが二人ではしゃいでいるとき、ルーカスが二人の前に現れる・・。

デブは、離婚申請書を見つける。ダンの病室、うなだれているデブの肩にキースが手をかける。デブとキースが抱き合っている時、ダンが目を覚ます。  

 

わたくしヘイリーは、ネイサン・スコットを今日この日より生涯の伴侶とし、病める時も健やかな時も、富めるときも貧しき時も、喜びの時も悲しみの時も、あなたをいつまでも愛し続け、なにものにも断ち切られない絆を結びます。そして、この言葉を永遠のちぎりとし、永遠に守ることを誓います。臨終の時が訪れ、死が二人を分かつまで。

  

   

このドラマは、「作り」がいいですね~。演出がとてもしゃれている。シーンや細かいエピソード、記憶の部分などが、細切れに緻密に重ねられていく。こういう作り方のドラマって、あまり見たことがないような気がします。

 

Banner_02                  

気ブログランキングへ

  


経団連、移民受け入れ提言

2008-10-14 | 政治〈国内〉

経団連:移民受け入れ提言 人口減対策、定住前提に--あす発表

 日本経団連は少子高齢化に伴う人口減少対策として、定住移民の受け入れを提言する。労働力不足や内需の縮小などが、日本の経済社会を不安定にする恐れがあると判断して「期間を限定した外国人労働者の受け入れ」という従来の方針を転換、14日に発表する。だが、移民については労働条件の悪化や治安の悪化につながるとの反発も強い。

 国立社会保障・人口問題研究所によると、2055年の総人口は現在より約30%減の8993万人で、15歳以上65歳未満の生産年齢人口はほぼ半減の4595万人になると推計される。その場合、高齢者1人を働き手1・3人で支える計算となり、若い世代の負担増で社会保障制度は破綻(はたん)し、医療や介護、教育、治安などの経済社会システムが脆弱(ぜいじゃく)化する。また、個人消費の長期低迷も懸念される。

 経団連は「人口減対策に早急に取り組まなければ、若い世代の将来不安は解消しない」として、移民による人口維持が必要と判断した。日本は現在、日系人や専門技術者、技能研修などで外国人労働者約65万人を受け入れている。しかし、定住化を前提に受け入れることで、優秀な人材の確保にもつながることや、働き手世代の増加で人件費上昇を抑えられるとの期待もある。

 提言は移民促進のための法整備や担当相の設置の必要性に言及するとともに、定住後も行政と地域、企業が連携し、日本語教育の充実、社会保障制度の適用を進めることを盛り込む。経団連は提言を議論のたたき台に国民の合意形成につなげたい考えだ。【後藤逸郎】

毎日新聞 2008年10月13日 東京朝刊    (毎日jp)

 

http://www.yomiuri.co.jp/iryou/kyousei/security/20080805-OYT8T00328.htm (より、一部抜粋)

欧州、社会統合進める〉  欧州では90年代後半以降、外国人を受け入れるための「社会統合政策」を国レベルで進めてきた。外国人が社会に適応できない問題が深刻化したためだ。

 フランスは05年以降、国内約30か所に専門相談機関を設置。政府と外国人が個別に契約を結び、語学教育、職業訓練、仕事の紹介など個別のニーズにあわせた支援を行っている。オランダでも98年以降、各地の就労所得センターで同様の支援を行っている。

 また、ドイツは05年から、言葉と文化など600時間以上に及ぶ講座の受講を義務づけており、参加を拒否する場合、罰金を科すなどしている。

 各国がこうしたプログラムを実施するにあたって必要な費用は、外国人1人あたり、年間20万円から100万円近くに上る。

  

 

 経団連は、移民受け入れ提言を「少子高齢化に伴う人口減少対策として」と言っていますが、これまでと同様に人件費を抑えるために安価な労働力を欲しているだけなのではないでしょうか。また、その陰で、日本人の雇用はどうなるのでしょうか。

 過去、65万人受け入れたという日系人について、地域に溶け込むための努力やその子弟の教育などに、企業が十分なフォローを実行してきたでしょうか? 先日、「失踪、途中帰国1万2000人 企業で技能実習の外国人」(2008.10.9)というニュースを見ました。  受け入れた企業やこの政策を容認した政府は、このことに責任を感じてもらいたいものです。行方不明の外国人がその後どうなったのか、不法滞在者になっている人もいるのではないでしょうか。

 一度受け入れれば、彼らの行く末に関わるすべてを日本の社会が負わなくてはなりません。そして、もし一時的に働き手世代が増加したとしても、かれらも数十年後には高齢者になるのです。

 数を合わせることに早急な解決を求め、安易に移民を受け入れた結果、わが国の在り方が根本的に変容するかもしれない、このことを危惧します。人口維持を名目とする移民提言に反対するとともに、このような重大なことを、おそらく目先の労働力確保の面からしか考えていない経団連に怒りを感じます。

          Banner_03

↑よかったらクリックを
  
   

「テロ指定解除」と拉致問題

2008-10-14 | 韓国・北朝鮮

【テロ指定解除】正念場の麻生政権 米朝合意を承認すれば北の核兵器保有黙認にも (1/2ページ) 2008.10.13 00:55  (一部抜粋)

 指定解除は、北朝鮮の核施設の検証の枠組みに関する米朝基本合意に基づくが、河村建夫官房長官らが「さらに確認すべき点が残っている」と指摘したように、日本が納得できるものではなかった。

 米朝合意は、北朝鮮の申告書に含まれない疑惑施設の査察には「双方の同意」が必要とされるほか、ウラン濃縮による核計画の検証は先送りされるなど「事実上、核兵器の『検証の放棄』を合意したものだ」(拉致被害者を救う会幹部)ともいえるからだ。

 指定解除自体は、第一義的に米国内法の問題であり、日本は米政府の決定を受け入れざるを得ない。だが、米朝合意の結果を、6カ国協議の総意として了承することには、「北の核の脅威を最も強く受けている日本として認めてはならない」(閣僚経験者)との意見もある。ここで譲れば、麻生政権への弱腰批判が起きる可能性もある。  (MSN産経)

 

  

中曽根外相が10日、ライス国務長官と「テロ指定解除」に関して電話をした時点では解除は一両日中はないということのようでしたが、結局、アメリカは解除に踏み出してしまいました。「事実上、核兵器の『検証の放棄』を合意したものだ」・・ 申告書に含まれない検証が事実上できなくなるとしたら、これは、隣国である日本にとってはたいへんな問題です。 

  

横田夫妻、北朝鮮テロ指定解除後初講演 「60近くある制裁の1つが解除されただけ」

拉致被害者家族の横田夫妻は、アメリカによる北朝鮮のテロ支援国家指定解除後、初めて講演した。
アメリカが北朝鮮のテロ支援国家指定を解除したことで、拉致問題への影響も懸念される中、解除後初めて行われた茨城・守谷市での講演で、横田 滋さんは「テロ国家解除決まったわけなんですが、アメリカというのは、60いくつ経済制裁しているが、その1つが解除されたというだけで、全体ではほとんど変わらない」と語った。
また、横田 早紀江さんは「今、せめて90歳代くらいにしか生きられない。もう命がけで、最後まで頑張らせていただきたいと思います」と語った。
このように横田夫妻は、今後も拉致問題の進展に期待を持ち続ける姿勢を示した。
また、滋さんは「拉致問題は、日本の力で解決するしかない」と述べ、日本政府がアメリカなどに頼らず、北朝鮮に強い姿勢で臨むべきとの考えを強調した。
 
(10/14 01:14)  (FNNニュースネットワーク)
 
 
北朝鮮核問題に関して、日本は隣国ということでより多くの脅威を抱えており、そして日本には拉致問題があります。日米同盟は大変重要ですが、アメリカの「テロ指定解除」を見ても、アメリカはアメリカの思惑で動き、日本の思惑がどこまで尊重されるかはわからず、これまでのようなアメリカ依存の認識だけでは、もう無理があります。日本はそこからは抜け出さねばならない時に来ているのではないでしょうか。拉致問題は日本の問題であり、「日本の力で解決するしかない。」 自国と自国民のの安全保障に関して、日米同盟だけでなく、日本は主体的な視点と立場を確立していかなければならないと思います。
   
           Banner_03
       
↑よかったらクリックを
         

   


世襲であろうとなかろうと

2008-10-11 | 政治〈国内〉

  民主党鳩山氏が、ご自分のことを棚に上げて、「世襲制限制」を検討などというニュースがあり、関連ニュースにこのような記事があったので読んだ。

  

【麻生政権発足考】政治部長・乾正人 プレジデント内閣の船出    2008.9.25 03:16

(いぬい まさと) (MSN産経)

   

 いぬい氏も世襲議員が多いことを問題とし、世襲すべてが悪ではない。しかし、日本政治に活力が乏しく、2代続けて首相が1年で辞めた原因の一つに世襲の弊害があるのは明白だ。」と結論づけている。 

 しかし、2代続けて首相が1年で辞めた原因が世襲にあったとは、私は全く思わないし、「世襲を制限する」ことで政治が良くなるという見通しを 私は全く持てない。そのようなことにこだわる余裕も、今の日本にはないと思う。

 「2代続けて首相が1年で辞めた」辞めなければならなかったことの背景、遠因として、戦後、経済繁栄の結果、与党である自民党や自民党議員が党の理念を忘れ、「国家国民を忘れ」 選挙や目先の利に動かされる議員が多くなり求心力を失っていたことも理由の一つとしてはあるのだろう。

 重要なことは、世襲であろうとなかろうと、「国家国民のために」という理念を誰がより真剣に考えられるかということだけである

 戦後日本が「経済の繁栄」に依存してきたことは肯定するべきことではあるが、戦後日本に決定的に欠けていたものは、「戦前千数百年前から今まで存続してきた日本という国の流れへの意識」である。敗戦と占領下を経験したことで、それらを「保留」にしたまま忘れ去ろうとしていることこそが、ここにきて急速に日本政治の活力を失わせた大きな原因であると思う。。「経済の繁栄」が国民にそれを忘れさせたとも言える。経済だけで、くしくも、戦後日本は繁栄してしまった。今の「危機」を好機とし、経済を立て直して、同時に戦後忘れたものを取り戻して、新たな一歩を踏み出さなければならない。麻生内閣頑張れ。

                 Banner_03

  

気ブログランキングへ

   


ノーベル賞から「国籍法改正」?

2008-10-10 | 政治〈国内〉

ノーベル賞が思わぬ余波! 国籍法改正を検討 自民法務部会  2008.10.10 18:25

 ノーベル物理学賞を受賞受賞した南部陽一郎米シカゴ大名誉教授が米国籍を取得していたことを機に、自民党法務部会の国籍問題プロジェクトチーム(座長・河野太郎衆院議員)は10日、二重国籍を認めない国籍法改正の検討を始めた。南部氏はすでに日本国籍を喪失しているが、ノーベル賞受賞が思わぬ波紋を広げたようだ。

 国籍法11条は二重国籍を原則認めておらず、出生地で国籍を決める「属地主義」の米国などで生まれた日本人は22歳までにどちらか一方の国籍を選択することになっている。

 外国籍を取得した人はその時点で日本国籍を自動的に失うが、地方法務局に届け出なければ、戸籍はそのまま残る。個人情報を外国政府に照会することはできないため、実態把握は難しいが、法務省では、外国籍取得者の約1割しか届け出ていないとみている。

 日本に戸籍が残っていれば、旅券取得や選挙の投票などが可能となり、犯罪に利用される懸念がある。一方、国際結婚などで政情不安な国の国籍を取得した人には日本国籍を残しておきたいとの思いも強い。

 法務省は法改正に慎重だが、PTでは「正直者と有名人がバカを見る制度だ」(河野氏)、「二重国籍を積極的に認めた方が日本人が世界に雄飛しやすい」(猪口邦子衆院議員)など改正論が根強い。PTは二重国籍の実態や問題点を洗い出していく方針だが、国籍は誰が日本人か」という国家の根本問題だけに論争を呼びそうだ。  (MSN産経)

  

 

ノーベル賞と絡めて「二重国籍」の議論を出してくるとは・・・・安易すぎて呆れます。さもなければ、何か他の意図があると考えるべきでしょう。 どちらにせよ、国籍はー誰が日本人か」という国家の根本問題ーであり、そして「国家の主権」にまでかかわる重大問題です。

「正直者と有名人がバカを見る制度だ」(河野氏)、・二重国籍を積極的に認めた方が日本人が世界に雄飛しやすい」(猪口邦子衆院議員)

というような面から安易に考えられるような問題では決してありません。プロジェクト・チームが、本気でこのような面からのみ二重国籍について考えているとしたらあまりに軽率で、国会議員の資質まで疑ってしまうほどです。

この内政外交ともに、大変重大な局面、危機的局面に、このような話を出してくる河野座長はじめとする「国籍問題プロジェクト・チーム本当は何がやりたいのでしょうか?

                Banner_03

  

気ブログランキングへ


解散確約しないと党首討論をしない?

2008-10-09 | 政治〈国内〉

 麻生太郎首相と民主党の小沢一郎代表による初の党首討論をめぐって9日、与野党の協議がスタートした。次期衆院選をにらみ「党首力」対決に持ち込みたい与党に対し、小沢氏は討論が「苦手」とされ民主党には警戒感も。与党は早ければ22日の開催を目指すが、民主党は「衆院解散の確約が前提」(幹部)との立場を崩しておらず、双方の駆け引きが続きそうだ。

 9日午後の党首討論開催に向けた衆院国家基本政策委員会の理事懇談会。与党筆頭の萩山教厳氏(自民)が、日程を決める合同幹事会について「なるべく早く開きたい」と提案すると、野党筆頭の鳩山由紀夫氏(民主)は「衆院解散の時期が見えませんね」とけん制した。

 首相は小沢氏との対決に向け、所信表明演説で逆質問を連発。小沢氏が無視すると「残念だ。予算委員会で論戦し、国民に違いを見せられることを期待する」と挑発した。「首相にふさわしい人」を問う世論調査では小沢氏を大きくリードしており、一騎打ちで与党の支持拡大につなげる作戦だ。 2008/10/09 20:04   【共同通信】 (時事ドットコム)

 

「党首討論」と、首相の権限である「解散」を天秤にかける?党首討論してやるから解散せよと? こういうところが、民主党のあり得ない部分。党首討論は、国民に党首が思うところを示すためにやることで、それさえも解散確約が前提などとは、真っ当な政党がとるやり方ではない。政策を通してほしければ解散をしろ、党首討論してほしければ解散の約束しろ・・民主党には「正々堂々と」という言葉はないのですか? これでは、民主党という政党の本性を疑われても仕方がない。こんな政党に国政を預けられるのか、想像するだに恐ろしい。

                 Banner_03

  

気ブログランキングへ

  


二つの記事

2008-10-09 | ニュース

良い記事を二つ読みましたので、上げておきます。

 

【櫻井よしこ 麻生首相に申す】日本の底力で挑戦せよ 2008.10.9 03:33  (MSN産経)

 

【正論】初代内閣安全保障室長・佐々淳行 「治安・防衛・外交」で党首討論を

2008.10.9 03:31  (一部抜粋)

もちろん景気対策も大切だが、麻生・小沢両党首はここで、「治安・防衛・外交」も総選挙で訴えるべき重要課題として取り上げ、国民に訴えるべきだ。この際、テレビでの公開党首討論をやるべきである。とくに小沢民主党代表は、政権奪取が成った暁の、民主党としての現実的な安全保障政策について、国民に訴え、その信を問うのが責任政党の党首の責務だろう。   (MSN産経)

 

 

民主党は早期解散したいばかりに、昨年はゴネまわった「新テロ特置法案」に今回はあっさり賛成するそうです。(政局しか頭にない・・) 政策が通るということで、それは現実的には結構なことですが、民主党の外交姿勢にはかなり不安が残ります。外交・安全保障政策は国の行く末にかかわる重要課題であるにもかかわらず、メディアは(つまらぬことを大袈裟に伝えても)肝心なことを国民に伝えようとしません。首相には日本が直面している問題をしっかりと提示してもらいたいと思います。、そして、TVで、多くの国民が見ることができる形で、公開党首討論をやってもらう・・佐々氏の意見には大賛成です。(できればゴールデンタイムに放送を!)

 

                 Banner_03

  

気ブログランキングへ

 


非正規雇用問題

2008-10-07 | 政治〈国内〉

予算委員会で、共産党志位委員長が派遣労働者問題を取り上げ、派遣労働者の困窮について、企業側の立場を批判していた。お話の中の、全体の三割を超えたという派遣労働者をはじめとする非正規雇用者の困窮や、企業が違法にならないようなやり方で、労働者雇用を「操作」していること、そういう操作によって、言わば「行政の目をすり抜けている」ことも事実だろうと思う。委員長の話は、部分的には、正しいと思った。

しかし、である。雇用問題を語る志位委員長の話の中に、「非正規労働者」と「企業」と「行政」は登場しても、「正規労働者」と「労働組合」がまったく登場しないことに、たいへん違和感を感じた。 正規労働者と労働組合を、まるで「特別財源」であるかのように既得権益化したまま蚊帳の外において、非正規労働者問題を語ることは、(志位委員長にとっては、意にかなっているのもかもしれないが)この問題を考えるには不足であると思う。今の日本の経済と雇用問題において、正規労働者の団体組織である「労働組合」の存在は、大変大きな「既得権」と言える。

経済だけでなく、政治的にもそうであるかもしれない。中山元国交相の日教組批判の結果を見ても、社会保険庁年金問題と自治労と民主党の関係を見ても、企業や「公」の組織と癒着した「労働組合」が、後ろで深く関与している問題は多い。

                 Banner_03

気ブログランキングへ

 


民主党の地方分権案と外国人地方参政権

2008-10-06 | 政治〈国内〉

さきほど『TVタックル』を見ていたら、地方分権や道州制に関しての民主党の案について、地方を「300程度の自治体にする」ということをどなたかが言われていて、?・・と思い、調べてみました。「民主党の2007政策リスト」には、確かに下のような記述があります。

   

民主党2007政策リストより (部分、抜粋)

新たなる「国」のかたち」の構築

 中央集権制度を抜本的に改めることで、地方分権国家を樹立し、陳情政治からの脱却を図ります。地方のことは権限も財源も地方に委ねる仕組みに改め、国会議員も国家公務員も国家レベルの仕事に専念できるようにします。

 住民の生活に関わる身近な問題は、住民に一番身近な「基礎的自治体」で解決すべきです。民主党は、地方分権国家を担う母体を基礎的自治体とし、将来的には全国を300程度の多様性のある基礎的自治体で構成します。強力な権限を持った「行政刷新会議」を設立し、事務事業の見直しを集中的に行います。生活に関わる行政サービスをはじめ、対応可能なすべての事務事業の権限と財源を基礎的自治体に対して大幅に委譲します。(民主党2007政策リストより 5p/25)

 

永住外国人の地方選挙権

 民主党は結党時の「基本政策」に「定住外国人の地方参政権などを早期に実現する」と掲げており、これに基づいて永住外国人に地方選挙権を付与する法案を国会に提出しました。(民主党2007政策リストより 4p/25)

 

   

民主党は、新しい国のかたちとして、「地方分権国家を担う母体を基礎的自治体とし、将来的には全国を300程度の多様性のある基礎的自治体で構成します。とし、そして、同時に、民主党は、日本国籍のない永住外国人に地方参政権を付与する」事も、政策リストに明記しています。

この案においては、人口的には現在の市町村にあたるくらい30万~40万人くらいの自治体が、300程度できるということになります。この規模ならば、外国人が比較的多い地方なら、一つの「基礎的自治体」において永住外国人が日本人よりも多数を占め、永住外国人の意思が自治体の政治に大きく反映し、いわば「自治区」の様相を示すことも想像の範囲であろうと思います。そして、「対応可能なすべての事務事業の権限と財源」を大幅に委譲された、そのような自治体が、国土内にポツポツと点在することも想定されうることでしょう。

この二つの案を同時に推進しようとする民主党に大きな疑問を感じ、この政党が政権を担う大きな危険について、改めて強く再認識するものです。

   

                 Banner_03

気ブログランキングへ

  


〈自治労〉「不祥事」起こして解雇されたら訴訟を検討する考え

2008-10-06 | 政治〈国内〉

不祥事職員は“解雇” 年金機構発足で麻生首相が方針表明  2008.10.6 12:59

麻生太郎首相は6日の衆院予算委員会で、社会保険庁の年金部門を引き継ぎ、2010年に発足する日本年金機構について、懲戒処分歴のある社保庁職員を他省庁などに配置転換できなかった場合、解雇に当たる分限免職とする考えを示した。

 首相は「犯罪をすれば分限免職は当然だ」と指摘。政府はこれまで、処分歴のある職員は同機構に採用しない方針を示していた。

 自民党の葉梨康弘氏から「訴訟リスクは受けて立つのか」と問われ、首相は「その通りだ」と述べた。自治労と傘下の全国社会保険職員労働組合は職員が分限免職になった場合には、処分の取り消しを求める訴訟を検討する考えを示している。  (MSN産経)

 

職員が分限免職になった場合には、処分の取り消しを求める訴訟を検討する考えを示している」・・ 「不正や不祥事を起こしても分限免職(解雇)してはならない、ならば訴訟を検討する」という主張をする自治労と傘下の全国社会保険職員労働組合。首相が「訴訟リスクを受けて立つ」と述べたことは当然のことである。自治労のこのような考えが、公務員による不正や怠慢を増殖させた大きな要因の一つであることを、彼らには真剣に考えてもらいたい。このことが、国民に多大な莫大な損害を与えたことを率直に認識し反省してもらいたい。それなくしては、移行した日本年金機構も同じことを繰り返すことになるだろう。

また、自治労と全国社会保険職員労働組合が支持する民主党にも、民主党が本気で「国民第一」と考えているなら、よもやこのようなことを容認、援護することはないだろうことを期待したい。

自治労と傘下の全国社会保険職員労働組合には(また日教組にも) 公務員の労働組合活動のあり方についての再考を強く願う。

                 Banner_03

気ブログランキングへ

  


民主鳩山氏が東国原知事擁立論を批判

2008-10-06 | 民主党

 

「東国原さん、あなたも投げ出しか」 民主・鳩山幹事長が批判 2008.10.5 16:18  (一部抜粋) 

民主党の鳩山由紀夫幹事長は5日、茨城県鹿嶋市で記者会見し、次期衆院選宮崎1区での東国原英夫宮崎県知事の擁立論について「福田康夫前首相も、中山成彬前国土交通相も、途中で投げ出した。『東国原さん、あなたもですか』という話になる」と指摘し、東国原氏の出馬をあらためてけん制した。

 鳩山氏は「宮崎を売り込むことに成功してきたが、知事としてまだまだ大きな仕事をしなければならないと、県民が望んでいる」と強調した。  (MSN産経)

 

民主党という政党は本当にわかりやすい。危機感を感じると、なりふり構わずに、あたふたジタバタ喚きはじめます。焦っているということでしょうか。 東国原知事はまだ何とも言っていないのですが、鳩山氏が早速の反応をしているということは、東国原知事の出馬を脅威に感じているのでしょう。この件に関して橋下知事は政治家は任期を全うすることがすべてではない。役人くさい牽制(けんせい)の仕方だ」と批判したそうです。一方で公明は「黴菌(ばいきん)」と民主・石井氏 」なんてニュースも流れており、(公明党をかばう気はありませんが)民主党の言動はあまりに軽薄だと感じます。

自民党には、とにかく良い政策を通すことに全力を注いで頂きたいと思います。

  

  

Banner_04

                         

  よろしければクリックを

  


銀閣寺の庭

2008-10-05 | まち歩き

南禅寺から哲学の道まで歩いたのは、初夏の頃でしたが、今回はその続きを歩くつもりで、まず、前回、定休日のため食べ損ねた奥丹の湯豆腐を食べて(おいしかった!) それから、銀閣寺界隈に行ってきました。ところが、銀閣寺はただ今修復中。ぐわ~ん。 工事の横には屋根構造の模型が置いてあり、それによると、屋根は、板を少しづつずらして何重にも重ねた構造になっているそうです。

銀閣寺はたしか二回目くらいだと思います。金閣寺と庭園を思い起こして・、ふむ、別荘にするなら銀閣寺の方がいいかもと。・まあ、思うだけなら誰でもできます・

 

1008as_005_2   

 

 

 

 

  

    

1008as_007_3   

  

  

   

   

  

   

  

      

よく写真集などに載っている有名な庭です。この模様に意味があるのかないのか、は知らないのですが、心惹かれるものがあります。

   

   1008as_008

   

  

銀閣寺の庭はそのまま東山の山に続いていて、、山と庭に境が感じられず、そう考えるとなかなか贅沢なことです。そう言えば金閣寺庭園も同じですね。もともと東山や西山の風景をそのまま庭の一部と考えて作っているということでしょう。

  

   

 1008as_009_4  

 

  

庭で大事なもののひとつは「」。よい苔とあまりよくない苔というものがあるらしく、苔のサンプルがたくさん並べられていました。

庭師さんが仕事をされていたので、いわゆる「よくない苔」とはどういうものですか?と尋ねてみたところ、緊急に取り除かなくてはならないものではないのだそうですが、要するに「雑草」のようなものだそうです。

  

  1008as_003_2  

   

   

   

    

   

  

  

      

      

ここは、南禅寺境内。木々や枝の完成されていること! 緑の濃淡が美しく、葉の一枚一枚が見えるようです。

  

Banner_02                  

気ブログランキングへ

  

     


野党党首が解散と言ってもね・・

2008-10-04 | 政治〈国内〉

月内には衆院解散 小沢氏   2008.10.4 19:42

 民主党の小沢一郎代表は4日、埼玉県所沢市の会合で「総選挙は延ばそうとしても延ばしきれるものではない。1、2週間の違いはあっても必ず近く行われる」と指摘、月内に衆院が解散されるとの見通しを示した

 また「自民党は選挙の顔として麻生政権を選んだが調子が悪い。選挙をやめようかどうしようかと言っている状況だが、政党の都合で決める話じゃない」と牽制(けんせい)した。

 同県東松山市の会合では厚生年金の標準報酬月額改竄(かいざん)問題に触れ「犠牲になっているのは国民のお金であり生活だ。まだまだ隠している。長年の権力でうみがたまりきっており、大掃除しないと駄目だ」と述べ、政権交代の必要性を訴えた。 (MSN産経)

    

 
野党党首にすぎない小沢氏は、総理気分で1、2週間の違いはあっても必ず近く行われると言っているそうです。しかし、残念ながら、衆議院解散を決められるのは麻生総理大臣だけ。
自民党は選挙の顔として麻生政権を選んだが調子が悪い」・・?? 「民主党は小沢代表で調子が悪い」の間違いでは。 世論調査では、麻生氏と小沢氏では、圧倒的に麻生氏に軍配が上がっているようですよ。(こちら) 政局しか頭にない小沢氏と違って、麻生首相は景気回復に全力を尽くす決意のようですから、当然でしょう。なんとか足を引っ張らねばとの民主党の焦りばかりが伝わってくる記事です。年金問題では、さすがに当事者社保庁労組(Wikipedia「全国社会保険職員労働組合」)が民主党支持母体だということもあるのか、内状にお詳しそうで。

(注:Wikipediaは編集可能な百科辞典です)

 

Banner_04

                         

  よろしければクリックを