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民主党政権防衛省のやること

2011-01-26 | 民主党

自民総裁に遅刻要請、自衛隊OBらの賀詞交歓会 次官通達盾に式次第検閲 2011.1.26 01:10 (1/2ページ)

 防衛省所管の社団法人が主催した賀詞交歓会で、自民党の谷垣禎一総裁が出席時間を遅らせるよう要請され、同省政務三役らと「同列」の開会冒頭の祝辞ができなかったことが25日、分かった。主催者側から式次第の報告を受けた防衛省の意向だとされる。自衛隊行事での民間人による政権批判を封じる昨年11月の事務次官通達を盾に防衛省が部外行事の内容にも介入していることが具体的に明らかになったのは初めて。

 

 賀詞交歓会は今月19日正午から東京・市谷の防衛省近くのホテルで開かれた。自衛隊OBらで構成する社団法人の「日本郷友連盟」「隊友会」「全国自衛隊父兄会」の3法人共催で、来賓として防衛省・自衛隊幹部のほか駐日大使館関係者ら約300人が参加した。

 3法人は昨年11月中旬、与野党国会議員約60人に案内状を送り、12月15日までの返信を要請した。民主、自民、公明の3党から13人の国会議員が出席し、当初谷垣氏は3法人の代表や防衛省政務三役の挨拶の直後に来賓として挨拶する予定だった。  しかし、自民党総裁室などによると、法人側は開催前日になり突然、「(谷垣氏には)午後0時40分ちょうどに来てほしい」と要請してきた。理由として「主催者代表の挨拶などセレモニーに30分はかかる」と説明した。

 要請を受けて谷垣氏は0時40分に会場に到着し、約5分間挨拶した。すでに松本大輔防衛政務官と民主党議員ら約10人の登壇・挨拶は終了し、主な出席者の紹介も終えていた。政務三役と民主党議員の冒頭祝辞と谷垣氏の挨拶を「差別化」する狙いがあったとみられるある自民党幹部は「法人側からは『あえて遅れてきてもらいたい。防衛省の意向だ』と要請された」と証言する。

 

 日本郷友連盟は25日、産経新聞の取材に「防衛省の担当部署には事前に式次第を説明していたが、実施計画はこちらでつくった」と回答した。

 「隊員の政治的中立性の確保について」と題する次官通達は、民間人に自衛隊行事での言論統制を強いる一方、政権批判が予想される部外行事への自衛官の参加を控えるよう求めている。通達は昨年11月に航空自衛隊基地で開かれた航空祭で民間団体会長が、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件に関する政府対応を批判したことを機に出された。 (MSN産経)

 

 

●昨年11月  航空祭で民間団体会長が、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件に関する政府対応を批判したことが、きっかけ。

 

●1月 「自衛隊OBらの賀詞交歓会に自民党総裁に遅刻要請」・・政務三役と(与党)民主党議員の冒頭祝辞と(野党)谷垣氏の挨拶を「差別化」する狙いがあったとみられる。ある自民党幹部は「法人側からは『あえて遅れてきてもらいたい。『防衛省の意向だ』と要請された」と証言。

●1月 北沢俊美防衛相直轄の防諜部隊「自衛隊情報保全隊」が、陸上自衛隊OBの佐藤正久自民党参院議員や田母神俊雄元航空幕僚長の講演に潜入し、現職自衛官の参加状況を監視していることが23日、分かった。(こちら

  

  

 

菅政権防衛省が、野党自民党谷垣総裁に自衛隊OBらの賀詞交歓会」に、あえて遅れてくることを要請」とは・・。最初はこの政権はなんとセコいことをやるのだろうと思いましたが、これは「セコい」だけでは済まされない問題でしょう。

防衛省とは国の防衛を担う部署だと私はこれまで思っていましたが、菅政権防衛省は一体何から何を防衛しようとしているのですかね? 野党から現政権を防衛?

思いがけず素人集団(民主党)が権力の座を得て、権力保持のために何をやりだすか。それも防衛省を使って。一連の出来事を並べてみると、民主党議員の安易さ稚拙さもさることながら、そこに加わる狡猾さになにか怖いものを感じてしまいます。

 

 

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