【グローバルインタビュー】パノフ元駐日大使インタビュー(下)敗戦国日本は連合国に従え (2/4ページ) 2010.6.27 18:00 (一部抜粋)
-住民の多数派は日ソ共同宣言の履行にも反対ということか
「多くの人が反対だと思う。日露関係が弱く、日本がロシアにとって必要だとの感覚があまりない。国家政策のレベルで良好な関係が確立されているという印象もない。さらに、日本の領土要求が2島だけでなく、4島であることを皆が知っている。日本で常に『(4島は)日本の領土だ』という議論があることも、ロシア社会では否定的に受け取られ、交渉の上でも不健全な背景となっている。戦勝65周年という状況の中で、敗戦国・日本は領土に関して連合国が決めたことに立脚しなければならないというのが世論だ。大統領も首相も、外相も、日本は第二次大戦の結果を認め、敗北で決まった枠を超える要求をすべきでないと一度ならず表明してきた」 (続きあり) (MSN産経)
さすがに(元駐日大使)ロシアだなあ、はっきり言う、と思った。「敗戦国・日本は領土に関して連合国が決めたことに立脚しなければならない」
戦後日本人が平和ボケですっかり忘れていること、しかし日本を取り巻く世界の認識と現実を目の前に突き付けられる気がしている。結局国連でさえ、日本語では”国際連合”と訳すものの(旧敵国条項もまだあるし) 「United Nations」(連合国)だもんね。
日本の国益を守る民は日本人しかいないのに。