日々好日

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旧三井家下鴨別邸

2022年08月26日 15時25分01秒 | ブログ

昨日 京都下鴨神社の南にある三井家の旧別邸が、
昨日の毎日放送の「よん・チャンテレビ」で紹介されていた。
テレビを見て、大分前に行った事がある建物なので懐かしく見させて貰いました。

私が現役時の会社が三井系なので、三井グループの人間として縁があるのですが
下鴨神社に撮影で何度か行ってましたが、
大正時代に造られた三井家の下鴨旧別邸が有る事は知りませんでした。

当時の上司から「今度下鴨神社に撮影に行ったら、
写真のネタになるし、三井の人間として一度は行くべき」
と言われた。でも何時も直ぐには見学は出来ない設備なので行きそびれていた。

2018年11月に、元上司から「三井家の下鴨別邸が今公開中だから行こう」と誘われた。
カメラを持って同行する
大きな玄関棟に入ると、控え室に案内されて
担当者から、三井家の旧下鴨別邸の歴史についての話を聞きます。

話の要旨です。
下鴨神社の南に位置する豪商・三井家の旧別邸。
三井家11家の共有の別邸として三井北家(総領家)
第10代の三井八郎右衞門高棟(たかみね)によって建築された邸宅です。
この地には明治42年(1909)に三井家の祖霊社である顕名霊社(あきなれいしゃ)が
遷座されましたが、その参拝の際の休憩所とするため、
大正14年(1925)に建築されたのが現在の旧邸で、主屋、玄関棟、茶室が現存しています。
建築に際しては、木屋町三条上るにあった明治13年(1880)建築の三井家の木屋町別邸が
主屋として移築されました。昭和24年(1949)には国に譲渡され、昭和26年(1951)以降
京都家庭裁判所の所長宿舎として平成19年まで使用されました。
近代京都で初期に建設された主屋を中心として、
大正期までに整えられた大規模別邸の屋敷構えが良好に保存されており、
近代和風建築として価値の高いことから、平成23年(2011)に重要文化財に指定されました。

私たちが行った日は特別公開日で、普段は入れない二階の部屋にも入れてくれて
二階からも由緒ある庭が見られました。
三階になる、展望部屋は、この時は公開されてなくて入れなかった。
次回の特別公開日は公開予定と聞いたが、行きそびれている。

昨日の放送では、MBSのアナウンサーは展望部屋に入って見晴らしを紹介していた。

私が行った時の様子の写真です。

下鴨神社への通路入り口

鳥居前に旧三井家下鴨別邸がある

玄関棟入り口 大きな建物にびっくり

玄関棟の控え室 ここで旧三井別邸の説明を聞く

玄関棟から主屋への廊下 大正時代の建物雰囲気が伝わる

展示品

二階に上がる 階段の手すり

二階から見える
庭 紅葉には早かった

貴重な展示品

二階縁側の飾り

一階の大部屋 

一階の廊下 天井の板には節がない

二階の部屋

一階の廊下

一階の大部屋

一階の休憩所 お茶が飲める

一階の大部屋 大きなガラスは当時手造りで作られた貴重なガラスです



主屋 三階になる展望室が見える  左が玄関棟



庭から見た主屋  右が茶室

茶室  主屋と玄関棟で成り立つ

一階の廊下を着物姿の女性が玄関棟に行く



コメント (2)
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