コロナ禍で酒に弱くなったよっぱらい親父。古希を過ぎ、腰痛に悩みながら今は家庭菜園に精を出す。慰めは3匹の猫。
よっぱらい親父の独り言
今回の東京散歩はクリムト展開催の上野
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/94/4617fff930f46a8b43e70bababd20caf.jpg)
今日は、東京都美術館で開催されているクリムト展が最終日だ。
これは行かずばなるまい。
ということで、今回の東京散歩はクリムト展開催の上野。
上野といえば西郷さん。息を切らして長くて広い階段を上った所に銅像がある。
犬を連れて遠くを見つめている。
その近くに彰義隊の墓がある。合掌。
この辺りで斬り合いがあったのだろう。
少し進んで清水観音堂。外国から来人たちで溢れている。
ここは、京都の清水寺を見立てたお堂。
舞台のそばに枝を丸めた松があり、○の向こうに不忍池に浮かぶ弁天島が見える。
この松は「月の松」と呼ばれ、広重の浮世絵で有名だ。
大道芸を遠目に見て動物園を過ぎると、そこは東京都美術館。
クリムト展は「混雑のため20分待ち」との看板あり。
シルバー料金でチケットを購入し、行列に並ぶ。
さすがに最終日は人が多い。
クリムトの作品はおどろおどろしい。女性の魔性を見せてくれる。
黄金の衣をまとい男の生首を持つ美女がほほえむ「ユディト」。
ぞっとする。
どの作品も、女性の表情は繊細に描かれているが、衣や背景は装飾性に富んでいる。
日本を感じさせるデザインは、当時のジャポニズムの流れだろう。
クリムトは、何人もの女性が裸婦モデルと愛人関係にあり、子もたくさんもうけている。
最も愛したのは、エミーリエ・フレーゲ(絵もある)だった。
初期の作品や風景画など、思ったより多くの作品を生で見た貴重な体験となった。
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