コロナ禍で酒に弱くなったよっぱらい親父。古希を過ぎ、腰痛に悩みながら今は家庭菜園に精を出す。慰めは3匹の猫。
よっぱらい親父の独り言
東京散歩~チームラボボーダレス
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/ba/4c7c4b616676799b75ba81c833fd6670.jpg)
暑い、熱い。2、3歩歩くと、体中の水分が吹き出す。
こういう時は家でじっとしているのがよい。
そうは言っても、少しばかり外で動かなくては体中の関節が動かなくなる。
そこで久々の東京散歩をすることにした。
あまり動き回らなくてもすみそうな美術館に行くことにした。
見つけたのは、今話題の「チームラボボーダレス」。
駅から近いのもよい。
りんかい線「東京テレポート」下車。観覧車に向かって歩く。
観覧車の乗り場がボーダレスの入口。入場料は3200円。少し高い。
すぐに入れるのかと思ったら、行列ができていた。
夏休みに入って、子ども連れが多い。
30分ほど並んでから入口に案内される。
ボーダレス(境界なし)の文字通り、サイケな色彩が上下左右から迎えてくれる。
いくつかの小部屋があって、違った絵の中に入り込める仕掛けなのだ。
どこをどう歩いたか、どこが入口だったか出口はどこか見当がつかない。
子ども連れは迷子に注意だ。不安と孤独感で目が回る。
会場は狭いのか広いのか分からなくなる。
歩きまわった末、出口にたどり着いた。
わかったことは、美術館は歩きまわらなくてはならないということ。
そして、デジタルを駆使した人工美より屋根のない自然の景色が性に合っているということ。
出口から駅までの約10分。灼熱の中、痛む腰を伸ばしながら歩いた。
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