コロナ禍で酒に弱くなったよっぱらい親父。古希を過ぎ、腰痛に悩みながら今は家庭菜園に精を出す。慰めは3匹の猫。
よっぱらい親父の独り言
急きょ川越に行く
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11月29日、快晴。同居のタヌキ殿が行きたいと言い出して、急きょ川越に行く。
我が家から車で1時間半だ。
市立美術館近くにJAの農産物売り場があり、その駐車場に隣接して広い無料駐車場がある。
市街地から少し離れているが、小江戸巡回バスがあるからそこの利用が便利なのだ。
農産物売り場で買い物をするうち、巡回バスがやってきた。
ここの停留所の名前は「あぐれっしゅ川越」。
八王子から来たという親子連れと一緒に乗る。
1回の乗車は200円。1日乗り放題で500円。3回乗れば元が取れる。
氷川神社で下りる。
七五三のお参りで賑わっている。あるひと組から写真を撮るように頼まれた。
タヌキ殿は御朱印帳を書いていただいたようだ。
隣接してある氷川会館は結婚式場。
そこから出てきた新郎新婦の一行が社殿へと入っていった。
巡回バスに乗る。行き先はこのバスの終点、藏の街。
ここは後で来ることにして菓子屋横丁へ歩く。
懐かしい菓子類を売っている。タヌキが飴を購入した。
ここを通り抜け、札の辻という所を右折して藏の街に戻る。
平日なのに人だかりだ。どの店も人がたくさん入っている。
まちづくりはこうあらねば、と思いながら先を急ぎたい。
しかし、タヌキ殿があちこちの店に立ち寄るのでそうもいかない。
ここは我慢で付き合うしかない。
有名な時の鐘を見る。
この路地の向かい側に魚さんがやっているという海鮮料理屋がある。
そこで昼食。親父はサバ定植800円なり。油がのって美味。
巡回バスの1日乗車券を見せると、デザートのサービスがついた。
藏の街を南下して、大正浪漫夢通りに入る。
ここは、江戸時代から大正時代へワープする。
神社があった。熊野神社だ。「銭洗い弁天」とあるので、タヌキ殿が百円玉を数個洗う。
それでは小銭しか貯まらないだろうと心の中でつぶやく。
またしても並んで御朱印帳に揮毫してもらっていた。
ここからも徒歩で喜多院に向かう。
東に向かい適当に歩いて、大きな埼玉病院にぶつかった。
近所の人らしいご婦人(推定75歳)に訊くと、裏から入れるという。
濠があり橋がある。「どろぼうばし」という。
渡ると喜多院だ。
タヌキ殿は、また御朱印帳だ。
参拝の後、五百羅漢など見て巡回バスの停留所に向かう。
バスに乗る。これで3回目。
本丸御殿で下車。
川越城の本丸で、建物のすべてが平屋だ。
入館料100円ということで中に入る。
人気がなくて寂しい。
ここを出て、すぐ東にあるお城の天神様「三芳野神社」に行く。
社殿は工事中だったが、天神様の細道を歩いた。
ここはとおりゃんせの歌発祥の地なのだ。
美術館の方に戻り、国道バイパスを渡って無料駐車場に戻った。
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