コロナ禍で酒に弱くなったよっぱらい親父。古希を過ぎ、腰痛に悩みながら今は家庭菜園に精を出す。慰めは3匹の猫。
よっぱらい親父の独り言
娘の彼
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2時過ぎ、出産でウチに帰っている娘の彼が来た。
昨日から居る下の息子が駅まで迎えに行った。
ウチに来るなり、ちょうど出来たばかりの大福をごちそうする。
新大阪を10時ごろ出発したそうだから、北関東の我が家まで4時間だ。
娘と彼は久しぶりの再会。なので、しばらくは二人だけにしておく。
下の息子は、一旦、愛妻の待つ県央のF村に帰る。愛妻の実家も、今日は餅つきだそうだ。
夕方になって、娘の彼と飲む。焼酎のウーロン割り。
夕飯が済み、彼が「行きますか。」と誘う。
いつものスナックに決まっているから、出かけようと思った瞬間、娘が言った。
「ダメ、ダメ~。」
久しぶりの彼を、よっぱらい親父に盗られてなるものかという勢い。
親父が彼に囲碁を教える展開になった。焼酎の方も梅干し入りのお湯割りにする。
筋がいい。将棋はそこそこ強く、麻雀はプロ級と言うから納得できる。
囲碁は初めてと言うので、ルールなど説明してから井目風鈴で一局打ってみる。
果たして、よっぱらい親父の勝ち。
「囲碁はおもしろいですね。」と言うから、もう一番と言うと、明日にしましょうと言う。
ごもっとも。ここで新しく出来た倅を独占しては娘に怒られる。
タヌキの産んだ二人の息子もかわいいが、娘の彼もいいものだ。
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