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よっぱらい親父の息子

昨夕、県央F村に住んでいる下の息子が、同窓会参加のため帰ってきた。
「終わったら親父行きつけのスナックに行くよ。その時は電話するから。」と言って出かけた。
なかなか出来たよっぱらい親父の息子だ。
ところが、10時になっても11時になっても電話が来ない。

やっと電話が来たのは、日付が変わった0時半。「親父、今どこ?これからスナックに行くから。」
スナックで待っていれば一緒に飲めたが、もう2階の寝床に入っているのだ。
タクシーで帰ってこいと言って、電話を切った。

間もなく息子が帰ってきた。友だちに送ってきてもらったのだと言う。
「2階に布団を敷いてあるから、そこで寝なさい。」と言って、親父は再び寝床に戻った。

いつまでも2階へ来る物音がしないので、下に行って行方を捜した。
息子は、洋間のソファーで寝ていた。
「風邪を引くから、敷いてある布団に入れよ。」と言うと「うん。」とこたえる。
念のため、着ていた半纏と近くにあったムートンを掛けてやった。

下で物音がする。風呂を点けたらしい。
しかし、静かなので行ってみると、風呂はガラス戸が左右反対になっていて半開きだ。
息子はと言うと、居間に移動していてこたつの中で寝ていた。
「風邪を引くから、敷いてある布団に入れよ。」と言うと「うん。」とこたえる。
風呂のガラス戸を直し点けっぱなしの洋間の電器を消して、親父は寝床に戻った。

今朝、タヌキの「○○が布団にいない。」と言う声に起こされた。
「下のこたつで寝ているよ。」と言う。
すると、「さすが、よっぱらい親父の息子。そっくりね。」とあきれ顔で言われた。

この息子、今日は一旦F村に帰り、1日に嫁と孫と一緒に来ると言う。
出産のため我が家にいる娘の彼は、今日我が家に来る予定。
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