世なおし倶楽部

①ことば遊びから哲学へ②安全な国産の農産物等の生産、流通③人に健康社会に平和④地球環境とエネルギー⑤矛盾の活用

新しき世界の始まり

2010-10-05 02:23:20 | 哲学/ヨガ/芸術/宗教/政治経済
むすび世我

 ヨガは「ユイ」とも云い、日本語の「結い」と同義でもあり、「束ねる」の意味もあります。
「結い むすび 束ねる」という簡潔な言葉の意味の意義は深く、天地をむすび、自然と人間を調和し、心とからだのバランス、健康維持というように、すべての現象の根源的原理を表しています。つまりヨガは、地域、時代を超えて通用する人類の叡智ともいえます。

 天地自然の原理の根本が、地域・時代によって変わるものではありませんが、言葉使いや、発音といったものは変化します。表面的な流行とか、らしさだけに囚われずにヨガを深く理解し、充実した生活のために活かして行きたいと思います。

 昨今、ヨガへの関心が深まって来て、世界中にヨガ愛好者が増えています。人類の最高の叡智としてのヨガ生命哲学が、正しく広まって欲しいと思います。
 
 むすび世我では、ヨガに世我と云う表現を使うことにしました。弘法大師の時代に、中国を通じて「瑜伽」が伝えられました。ユガと発音します。ユガには、ユイの「ユ 結」の響きが残っていますが、「瑜伽」という漢字からは「ユイ 結い」の意味が理解出来ません。
 世我はヨガと読みます。ヨガの意味はむすびでした。そのヨガを世我と表すのは、世と我をむすぶというヨガの真の意味をそのまま文字に表すためでした。
 これ以上の表現はないと思います。
 
 ヨガの目標は、まず心身のバランスを整え、健康を維持することです。その究極の目的は自己実現と社会、世界の平和実現です。ヨガを実践し、健康な心身を得て、生活全体を通じて総合的に社会、世界の平和実現にも貢献することが、世と我のむすび、世我ということになります。 

実践

<基本的心得>
・無理しない (目的に合った練習法)
・無駄しない (集中して行う)
・つづける


<実践的心得>
・疑わず (まずやってみる)
・妄信せず(他の方法も試してみる)
・自分で確かめる (視野は広く、決断は現実的に)

<実践項目>
・心の制御 (理性と感性との調和) *支配被支配の関係ではいけない。
・身体の制御 (中心力の体感と実感  肘と膝の意識的使い方)
・食事の制御 (人間の本来の基本的食事)
・生活の実践と社会貢献 (平和で公平な社会の実現に努力する)

                    

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