先日、稲作の農家に行ってきました。
5~6月が寒く、7~9月が暑い天候不順な今年の稲の状況を見たり聞いたりして着ました。
状況は、やや悪い!でした。
北海道は温暖化のおかげで稲作に有利になってきているようですが、実際にはまだ安定していないようです。
今年の稲は、あちこちで「倒伏」が目立ちます。
原因は、夜の高温と高湿度で、稲が夜の間に「伸びすぎ」て、茎が弱くなるからなのだそうです。強い風が吹かなければ、倒れることを免れるのですが、自然はそう甘くないのでしょう。
稲の生育には、田んぼの状態、肥料の具合、気温、湿度、風、作る人の志などいろいろな要素が影響しているということでした。有機栽培で安定している田んぼでは、倒伏は少ないようですが、不順高温の今年の稲は茎の分けつ数も少なく穂の数が少ないので、収量も少ない。しかし、一粒の実り具合はそこそこのようです。
食べる側の人間は、味について、見栄えについてあれこれ勝手なことをいうことが多いですが、そろそろ食料不足のタイミングの予感がします。目先のことも、近い将来のことも、子供たちの未来のことも、・・・・自分の生まれ変わりのことなど、全体をしっかり見据えて、この秋も哲学することにしましょう。
5~6月が寒く、7~9月が暑い天候不順な今年の稲の状況を見たり聞いたりして着ました。
状況は、やや悪い!でした。
北海道は温暖化のおかげで稲作に有利になってきているようですが、実際にはまだ安定していないようです。
今年の稲は、あちこちで「倒伏」が目立ちます。
原因は、夜の高温と高湿度で、稲が夜の間に「伸びすぎ」て、茎が弱くなるからなのだそうです。強い風が吹かなければ、倒れることを免れるのですが、自然はそう甘くないのでしょう。
稲の生育には、田んぼの状態、肥料の具合、気温、湿度、風、作る人の志などいろいろな要素が影響しているということでした。有機栽培で安定している田んぼでは、倒伏は少ないようですが、不順高温の今年の稲は茎の分けつ数も少なく穂の数が少ないので、収量も少ない。しかし、一粒の実り具合はそこそこのようです。
食べる側の人間は、味について、見栄えについてあれこれ勝手なことをいうことが多いですが、そろそろ食料不足のタイミングの予感がします。目先のことも、近い将来のことも、子供たちの未来のことも、・・・・自分の生まれ変わりのことなど、全体をしっかり見据えて、この秋も哲学することにしましょう。