前にも述べたが、自閉症児は「ほどほど」という曖昧な加減が分かり難いので、完ぺき主義に陥りやすい。
息子のはなしによると、昨日の算数の試験の点数が、100点満点中75点(C-)だったらしい。これまでずっとAばかりの点数をとってきた息子としてはショックでクラスでずっと泣き続けたそう!そういえば、泣きはらした目をしている。
この算数のクラスでは、C以下の点数がついた場合、やり直しができるそうで、その結果全問正解だと、80点(B-)として成績表にのるらしい。人生には、うまくいかない時もあることを体験し、小さな挫折体験がプラスに働くような援助をしてあげたいんだけど、ナカナカ難しい。
息子は6歳頃から、オーバーリアクションといおうか、物事がうまくいかない時には、「死んでやる」というように徹底的に落ち込む傾向があった。ちょっと叱っただけでも、人生に疲れてしまった......、というような反応の仕方だったので、専門家に相談したこともある。
アバウトに生きることが難しい自閉症の人たちは、どのように対処しているのだろうか?
お手伝い=お金をあげる、については賛否両論あるらしい。
家の仕事を手伝うのは家族の義務なのでわざわざお金をあげる必要がない、という反対派と、働くことでお金をかせぐ喜びを早いうちから教えるべきという賛成派。
我が家はどちらかというと、反対派だけど、たまにお手伝いを頼んで少しお小遣いをあげることも。。。。
- さやえんどうのすじとりー1ドル
- くもの巣を水ホースで退治 -50セント
- ハエを殺すー1匹25セント
- リサイクルのゴミの分類ー1ドル
- コンピューターの修理ー1ドル
- 雑草とりー巨大タンポポ草1つにつき25セント
だけど、次のことは、報酬なしでさせている。
- 部屋の片付けとそうじ
- ベットメイキング
- せんたくものを自分の部屋に運び片付ける
- 食べたお皿を台所に運ぶ
- 食事の準備の手伝い(たまに)
そろそろ、お皿洗いとかも手伝わせようかな?
Family Funのサイトにいくと、いろんなハロウィンのコスチュームのアイディアが満載です。おもしろかったのは、この寿司ボーイ。おしょうゆのパックがかばん代わりです。
http://familyfun.go.com/arts-and-crafts/season/specialfeature/halloween_ms_costumes/
日本の大学に勤めていた時には、あまりなじみのなかった学習障害。
アメリカの大学には、学習障害なので対応して欲しいと相談に来る学生がちらほらいる。そういう学生たちは、正式な書類を持ってくるが、どういうAccomodationをして欲しいかと書いてあっても、障害の内容には触れられていない。個人のプライバシーという点から公表しないのだろう。
たとえば、テストの時間を2倍にする、別の部屋で受けさせる、ノートをとる助手をつける、などいろいろな条件が書かれている。
しかし、ぱっとみたところ、そういう障害があるように見えない学生たちばかり。「テストを受けるのにすごく緊張してパニック障害になる」と説明してくれた学生もいたが、そのような学生たちをも寛大に受け入れ、援助するところが、アメリカの大学教育の優れた点だと考える。
ペッパーの首に、日本の100円ショップで買った鈴のついた首輪をつける。アイディアは、ネコの首に鈴をつけるネズミのおとぎばなし。。
これをつけると、鳥たちも近づいてきたことがわかり、逃げる時間を稼げるに違いないと、見ているが、どうなんだろう?
昨日と今日は、獲物を連れてこなかったので、もしかして効き目があるのかな?