前にも述べたが、自閉症児は「ほどほど」という曖昧な加減が分かり難いので、完ぺき主義に陥りやすい。
息子のはなしによると、昨日の算数の試験の点数が、100点満点中75点(C-)だったらしい。これまでずっとAばかりの点数をとってきた息子としてはショックでクラスでずっと泣き続けたそう!そういえば、泣きはらした目をしている。
この算数のクラスでは、C以下の点数がついた場合、やり直しができるそうで、その結果全問正解だと、80点(B-)として成績表にのるらしい。人生には、うまくいかない時もあることを体験し、小さな挫折体験がプラスに働くような援助をしてあげたいんだけど、ナカナカ難しい。
息子は6歳頃から、オーバーリアクションといおうか、物事がうまくいかない時には、「死んでやる」というように徹底的に落ち込む傾向があった。ちょっと叱っただけでも、人生に疲れてしまった......、というような反応の仕方だったので、専門家に相談したこともある。
アバウトに生きることが難しい自閉症の人たちは、どのように対処しているのだろうか?
息子さん、カッコイイですねぇ。
全力で生きてる感じが伝わって・・・。
それも、キラリと光る個性ですね。
この前、自閉症の息子さんと、お父さんのドキュメンタリーを見ました。どちらもけっこうな年齢で、ずっと二人三脚で暮らしてらして。そういう部分を、お父さんがもう大きな大きな愛で包んで認めておられる姿に心打たれました。
ちょっと、どんな工夫をしてらしたか・・?うまく言えませんが(スミマセン)、その方の場合はトコトン付き合ってあげる、というスタンスだったように思います。
息子の行動を、そういう風にあたたかく捉えていただいて、うれしいです。
私はどうしてもマイナスに見てしまって、親の被害妄想なんですね(笑)
ドキュメンタリー、私も見てみたいです。愛と時間を注いでトコトンつきあうのは、大切なんですね。教えられました。