樹月けい、オタク母のブログ。アニメ・漫画。お絵かき展示等。義母の介護終わり、義父のご飯お手伝い中。
6/18
マエカブ公演
「傾奇者のパレード」観た。
歌舞伎の要素を取り入れた、
立ち回りあり、歌あり踊りありの
舞台だった。
開演前には
舞台の上で獅子舞いが。
始まる前にも楽しめた。
お芝居と共に和太鼓や笛、
拍子木のような音も。
演技と息の合った音や
立ち回りを盛り上げる音の迫力！
生の音の、身体に響く感じが
いいなと思った。
それと同時に
息を合わせる難しさも。
動作と共にカッと鳴る
音を入れるためには
一瞬たりとも気が抜けないのでは。
そんな緊張感もある中で、
役者と周りとが一体となる
感覚が気持ち良かった。
立ち回りなどでは
槍はざきも凄いなと思った。
やったことはないので
その難しさは分からないが、
刀での斬り合いより更に
派手で見応えがあるなぁと。
面白いキャラクターや
ご当地ネタも織りまぜられて
楽しめる部分もたくさんあった。
恒例になっているらしい、
市長、ひとつの役で登場。
以前みた時は一場面ほどだったのが
今回は何回も、しかも
長い台詞になっていてビックリ(笑)。
…………………
前田慶次の話だが
個人的には伊達政宗が気になった。
昔の大河ドラマ、独眼竜政宗を観て
泣いた世代だ。
兄と弟、悲しい結末
そのくだりが思い出されて泣けた。
政宗の側近、片倉小十郎。
その絆も子どもながらに
グッときたものだ。
“梵天丸もかくありたい”
という台詞も流行ってた。
そんなことも
思い出したりして(笑)。
ちょうど、今やっている
大河ドラマ真田丸に
出てくるあたりとも
重なってたかな？
…………………………
余談だけど
上演場所の坂出市民ホール。
先日観た映画の中にも
外階段を上がったところが
出ていたのを思い出した。
以前、次女と行ったことがあり
ちょっと上がってみたい
というので一緒に。
満月のような月
段々と上へと続く住居の
素敵なシルエット。
紫陽花も咲いていて綺麗だった。
6/17 小学校 参観
★学習参観 どちらも道徳
1年 「はしの上のおおかみ」
一本橋でとせんぼうするおおかみの話。
見立てて動きながら
それぞれの気持ちを考え
……たのかな？(途中まで)
6年 「あなたの大切なもの」
“自分の大切なものと
友達の大切なものを話し合おう”
先日のアートマネジメント講座で
やった内容と重なるものがあった。
順位づけを通して
命に直結するもの、それ以外でも、
大切なことはある。
自分の考えを深めたり
相手の考えを聞くことで
新たに気付くこともある。
身近な人間でも違いはある。
いい関係は、
違いをすべて受け入れるのではなく
違いをまったく認めないのでもなく。
話の聞き方や関わり方などの話もあった。
★講演会
「ネット社会の現状や
ルール作りの必要性について」
スマホやゲームの扱いについて
親子で話し合うきっかけにしたい。
★学級PTA
6年
5人くらいで先生の話も続いてたので
途中で出そびれた(^^;
反抗期に入る時期だけに
家庭での悩みも色々。
今回の学習とも重なる内容や
先生自身のお子さんとの
話も交えながら。
映画 「がらくた」観た。
第１回 ジュブナイル脚本大賞 受賞作品
坂出市オールロケ
坂出出身監督
…………………………
坂出市民じゃないけれど
見たことのある景色や建物も出てきた。
でも、知らない場所もあったり
こんな見え方するのかと
新たな発見もあった。
車で通っていては見えない
自転車や徒歩目線、新鮮。
個人的には
市民ホールの上から
段々に続いていく住居部分が好きだ。
現実に居ながら
違う世界に迷い込めるような場所。
(昔 撮った写真、載せてみた)
……………………………
海、赤い灯台、トタン板の小屋、
その中に転がっている
がらくたのようなもの。
何回も画面に出てくる
それらが印象的だった。
以前は誰かがどこかで使っていた物。
今はゴミのような物でも
大事にされていたことを想像して
語り合うところが面白かった。
東京から地方に引っ越してきた主人公。
母親に反発していた彼が
偶然出会った少年。
その少年が居たトタン板の小屋。
なんとも素敵な居場所になった。
その少年と出会うことで
思いがけず他の友達3人とも
繋がることができた。
でもそこには謎があり、
主人公は友達のために
手がかりを探そうとする。
止まっていた4人の関係に
主人公が入っていくことで
波乱はあっても前に進めた。
4人の友達が
友達として輝いていた時が
戻ってきたような気がした。
そこに主人公も加わって！
がらくたになっていたものが
生き返り、宝物になったみたい。
過去に向き合って
今を生き、それが
未来へ繋がっていく。
出会った仲間と
大きな経験をした主人公が
自分の親とも向き合えて良かった。
どこに行っても
うまくいかなかった
親子の間にあるものが
別の経験を通して解決していく。
難しいことはあっても
子どもは成長できる。
可能性を信じたい気持ちになった。
……………………
余談だけど
先日テレビで観た「ソロモンの偽証」
そのヒロイン、大井絵梨花さん。
静かな中にも闘志が宿るような目力が
印象的だった女優さん。
彼女が出ているということでも
気になっていたのだけど。
見た目も演技も
全然雰囲気が違っていて驚いた！
…………………………
観に行こうと思ってから
色々な事情で
ずいぶん経ってしまったけれど
行けて良かった。
観て、感じて、振り返り
こうして綴る中で
自分自身も振り返り
何かしらの力をもらえる。
それは ありがたいことだし、
自分が自分でいられる気がする。
