6/16 映画 「がらくた」

映画 「がらくた」観た。

第１回 ジュブナイル脚本大賞 受賞作品
坂出市オールロケ
坂出出身監督

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坂出市民じゃないけれど
見たことのある景色や建物も出てきた。
でも、知らない場所もあったり
こんな見え方するのかと
新たな発見もあった。

車で通っていては見えない
自転車や徒歩目線、新鮮。

個人的には
市民ホールの上から
段々に続いていく住居部分が好きだ。
現実に居ながら
違う世界に迷い込めるような場所。
(昔 撮った写真、載せてみた)

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海、赤い灯台、トタン板の小屋、
その中に転がっている
がらくたのようなもの。
何回も画面に出てくる
それらが印象的だった。

以前は誰かがどこかで使っていた物。
今はゴミのような物でも
大事にされていたことを想像して
語り合うところが面白かった。


東京から地方に引っ越してきた主人公。
母親に反発していた彼が
偶然出会った少年。
その少年が居たトタン板の小屋。
なんとも素敵な居場所になった。

その少年と出会うことで
思いがけず他の友達3人とも
繋がることができた。

でもそこには謎があり、
主人公は友達のために
手がかりを探そうとする。

止まっていた4人の関係に
主人公が入っていくことで
波乱はあっても前に進めた。

4人の友達が
友達として輝いていた時が
戻ってきたような気がした。
そこに主人公も加わって！

がらくたになっていたものが
生き返り、宝物になったみたい。

過去に向き合って
今を生き、それが
未来へ繋がっていく。

出会った仲間と
大きな経験をした主人公が
自分の親とも向き合えて良かった。

どこに行っても
うまくいかなかった
親子の間にあるものが
別の経験を通して解決していく。

難しいことはあっても
子どもは成長できる。
可能性を信じたい気持ちになった。


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余談だけど
先日テレビで観た「ソロモンの偽証」
そのヒロイン、大井絵梨花さん。
静かな中にも闘志が宿るような目力が
印象的だった女優さん。

彼女が出ているということでも
気になっていたのだけど。

見た目も演技も
全然雰囲気が違っていて驚いた！

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観に行こうと思ってから
色々な事情で
ずいぶん経ってしまったけれど
行けて良かった。

観て、感じて、振り返り
こうして綴る中で
自分自身も振り返り
何かしらの力をもらえる。
それは ありがたいことだし、
自分が自分でいられる気がする。