シャバーサナ（完全弛緩のポーズ）

ヨガの会＠横浜では
練習に入る前と一連の練習を終えたあと
かならずシャバーサナを行います。

練習に入る前に行うシャバーサナは
かなり難易度高いですよねっ！
本当に身体の髄からリラックスをするというのは
なかなか出来ることじゃーありません。

なぜそこから始めるかという目的は、
日常の状態から練習の態勢に移行する・・・ってところにあります。
この「練習の態勢に移行する」流れに乗ると
お部屋の空気感がぎゅるん～っと変化するのが分かります。
それはもう如実に。


そして一連の練習を終え
最後の最後に行うシャバーサナでは
頭のてっぺんから、順番に意識して脱力していきます。
頭頂、額、頬、あご、ノド・・・こんな感じで足先まで。
意識的に順番に力を抜いて行きます。



左の股関節の奥につっぱりを感じたり
首の右側のあごよりのチカラがどうしても抜けなかったり。
・・・というように
ほぼ全員が、どこかどうしても抜けないパーツを抱えているはずです。
完全に脱力しきれる人というのは
皆無と言ってよいと思います。
練習を深めれば深めるほど、
無数におおわれた自分自身をロックしている場所が見えてきます。
練習を深めていくにつれ
ずっとずっと昔から抱えているカルマ的な問題が
浮上することもあるでしょう。



そんな場所には、
さらにプラーナを送り込んであげます。
これはイメージトレーニングに近いのですが
どうしても抜けない個所に深くプラーナを送り
そのカギを丸ごと包み、外に出してやるのです。



そんな作業をしばし繰り返した後、
今度はすべて忘れます。
ほぼ、寝る直前のような朦朧とした状態に自然に入って行きます。
何も意識しない。
身体のひっかかりも放置。
あるがまま。
そのまま。。。。。


。。。。。。。。。。。。。。。。
。。。。。。。。。。。。。。ぐーっ。。。。。。。・・・っと眠りに落ちたいとこですが
ここで寝ちゃうとシャバーサナでなくなっちゃうのでご注意をば。


この後、ゆっくりと意識を身体に落とし込み
シャバーサナを解いていきます。
ゆっくりと身体を起こした瞬間は
頭ぼーっ・・・という状態かもしれませんが
クラスを終了し、動き出したときは
スッキリ！！！です。
まるで軽く脱皮したかのような、
そんな開放感を感じますよー＾＾



なんというか、練習の醍醐味は
このシャバーサナにあるといっても過言ではないかも。
このときの状態って
自我が溶け、宇宙空間と混ざり合っている状態なんですよね。
思いっきりパワーチャージ出来ちゃいます☆