ひよりみっ!

ディープインパクトが三冠馬になった年からやってる日記

極端すぎないところに共感できる

2016-12-04 19:51:17 | 雑記
競馬は、結局カフジテイクとアスカノロマン2頭軸の3連複総流し持ってたんですが、3着4着という悲しい結果でした。
つーか、1-4-8はやよいちゃんなので多めに持ってたんですが、それが1着3着4着で、当たってたら60万くらいになってたらしいよw

さて、近所でも上映されるようになったので、「この世界の片隅に」を観てきました。
朝一だったし、そこまでは混んでませんでした。そして、けっこう歳いった人が多かったよ。

内容は、戦争というよりは、戦時中のごく普通の人の暮らしを描いたものって感じ。
それなりに悲しいことも起こりますが、だいたいにおいてみんなニコニコ生きてます。
本当に厳しくなってくるのはラスト1年で、とくに空襲が始まる残り半年くらいかな。
そこでひとつの悲劇が発生しますが、伏線がきいてるのがいいね。

キャラクターは、だいたいみんないいひとです。
義理のお姉さんが若干きついところありますが、作品のスパイス程度です。感情移入もできるしね。
主人公のすずさんは、ちっちゃくてかわいいです。
正直、歳とっても最初わかんなかったレベル。
中の人は、普通になじんでました。
むしろ、この作品にはぴったり。他のキャストも含めてね。
いわゆる声優本職じゃない人のキャスティングは、はまるとキャラクターの個性を引き立てるので、狙ってやるのならいいと思います。
「謎の彼女X」の吉谷彩子がそんな感じでした。

戦争ものとしてみると、善悪とか敵味方とか、そういうのがはっきりしてないのが肌に合いました。
はだしのゲンとかは、イヤなやつは徹底的にイヤなやつで、そいつに問題の責任押し付けてる感じするんよね。
爆弾落としてる人だって、国に帰ればただのいいお父さんかもしれんのよなー。
そんな想像をさせてくれるということです。
あと、被害にしても爆弾の破片とかが危ないとかで、これは防空頭巾でも役に立つかもと思ったよ。
生身の人間には、そういう地味な攻撃でも痛いんだよな。

ということで、戦争をたぶん我々レベルの視点でみられる作品だと思いました。
いろいろ考えさせられるので、ためしに観てみるのもいいんじゃないですかね。

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