たぶん絶望先生がはじまるまでに書き終わらない「ロミ×ジュリ」のあらすじ感想です。
前回、オフィーリアにネオ・ヴェローナを救うためにエスカラスの挿し木になれと言われたジュリエットは、あれから気を失っていたようです。
目を覚ましたジュリエットは、自分の運命に戸惑い、オフィーリアの言ったことは本当なのかと墓前で両親に問いかけていました。
地震の被害は非常に大きいです。
コンラッドたちは街を視察し、市民の救助をはじめました。
一方で、マキューシオはモンタギューの命令をまっとうしようとします。
忠誠心とかそういうものではなく、もはや退路は断たれたので、前に進むしかないという余裕のなさを感じます。
そして、燃えていくネオ・ヴェローナをロミオは城から見ていました。
驚くロミオのもとへ、狂人さながらの表情をしたモンタギューが現れます。
「反旗を翻す輩は始末する。それが無知なるものを統べる、唯一無二の方法だ!」
と言ってクククと笑います。
そんなモンタギューに対して、ロミオは大公とも父上とも呼ばず、
「あなたという人は!」と言ってつかみかかりましたよ。
こうして、ロミオは自ら親子の縁を断ち切ったのでした。
モンタギューは立ち去っていくロミオになど構わず、
燃え盛るネオ・ヴェローナをにらみつけて、
「燃えろ、そして死に絶えろ! キャピュレットの亡霊め!」
と叫んでいました。
こうしてみると、いくら力を手に入れても、それを使い続けなければならないモンタギューという人は哀れですね。
そのころ、ジュリエットやティボルトも炎に包まれたネオ・ヴェローナを見ていました。
ティボルトは「この光景、まさに革命前夜にふさわしい……。まるでモンタギューの送り火のようだ」とひとりごちていました。
……モンタギューの命を取るのは、ティボルトの役目になるのかな?
火災はコンラッドたちが想定していたよりも早いスピードで広まっていました。
そりゃ、わざわざ火をつけてまわってるんですからね。
そこへロミオが妨害に入ります。
マキューシオは「ネオ・ヴェローナの秩序のためだ! 逆らうというならお前だって容赦しない!」とかっこつけて、竜馬に乗ったままロミオに斬りかかりますが、
ロミオのほうからダイブされた途端びびり顔になります。
マキューシオはいい感じに小物だなあ(笑)。
で、ロミオに「目を覚ましてくれ、このままだと君も父上と同じように……」と説教されてしまいます。
このときのロミオは、一応モンタギューを父上って呼んでるのね(笑)。
しかし、マキューシオは「黙れ黙れ黙れ黙れ! お前なんかに何がわかる!」と言ってその場を去っていってしまいました。
ごめん、正直お前のコンプレックスなんてさっぱりわからない(酷)。
ジュリエットはというと、おばあさんをおんぶして避難場所まで導いているところでした。
家族らしきみんなは、ジュリエットのことを「紅い旋風」と呼んで感謝しています。
とそのとき、女の子が転んだと思うと、頭上の橋が崩れて危うし。
そこへ颯爽とロミオ参上。女の子を間一髪で救助します。
こうして、偶然にもロミオとジュリエットは再会したのでした。
ジュリエットは、ロミオに自分がエスカラスの挿し木になるかもしれないことを相談しようと思っていましたが、
ロミオから「父と決別してきた。ネオ・ヴェローナは市民のものだから、父の暴走を止めなければならない」という決意を聞き、何も言えなくなってしまいました。
Bパート。
火災は収まりましたが、家を焼かれた市民は広場に避難することを強いられています。アントニオもお怒りです。
そんなところへ、元気な声で戻ってくるエミリア(とウィリアム)はやっぱり大物です。
何か「ひとひら」のオリナルとか思い出すんですけど(笑)。
しかし、そんなエミリアが今回は重要なセリフをいってくださいましたよ。
「ネオ・ヴェローナが壊れてなくなっちゃうかと思ったわ~」
この言葉を聞いて、ジュリエットは滅び行くネオ・ヴェローンの運命と、自分に課せられた宿命を思い起こさざるをえませんでした。
そんなジュリエットの態度を見逃すウィリアムではありません。
そこで、ジュリエットはウィリアムに聞いてみます。
「ねえウィリー。もしも、もしも世界のために、自分が犠牲にならなければいけない物語があるとしたら、その人はどうする?」
すると、ウィリアムは「私ならそんな物語は書かないわ」と言い返しました。
「たとえ命の炎に終わりがあろうとも、燃え尽きる最後の最後まで自分の意志で生き抜いていく。それが、私の描く主人公!」
その言葉に心動かされるジュリエットでしたが、そんなジュリエットを見て「変なジュリエット」と笑うエミリアは、いい感じで空気をやわらげています。
なんだかんだ言って、エミリアいいキャラですよ。
翌朝。コンラッドたちはモンタギューの凶行を目の当たりにして、
このままにしておくと、次は何をしでかすかわからないと考え、
抵抗勢力ももはやないだろうと見て、城への攻撃を急ぐことにします。
さて、ジュリエットはコーディリアに髪をといてもらってました。
「ひさしぶりね」と言うコーディリアは、きっとこんな風に平和な一日が早く訪れればいいのにと思っているのでしょう。
それを察したか、ジュリエットの顔は暗いです。
そこへ、コーディリアの爆弾発言。
「そういえば、ペンヴォーリオがね。落ち着いたら一緒に暮らそうなんて言うのよ。あきれるでしょ、こんなときに」
それを聞いたジュリエットは驚きながらも顔を輝かせて「本当に?」とたずねます。
今まで、みんなのことばかり面倒をみていて、自分のことをほったらかしにしていたお姉さんにようやく訪れた幸せを本気で喜んでいるのでしょう。
「返事はした?」と問うジュリエットに、「いや、まだなんだけど……」とちょっと照れくさそうに目をそらすコーディリアでしたが、
「こんなに嬉しいことってないわ! 幸せになってね、コーディリア」
とジュリエットに言ってもらえて、コーディリアは決心を固めたようです。
が、決心を固めたのはジュリエットのほうも同じでした。
今まで自分を支え、生かしてくれた人々、そして愛するロミオのいるこの世界を守るために、ジュリエットは自分の身をエスカラスに捧げることを覚悟したのです。
そして、コーディリアとペンヴォーリオの結婚式ですよ。
前回「さっさと結婚すればいい」と書きましたが、まさかこのタイミングで結婚するとは思ってませんでした。
このペースなら、最終回には子供いるね(笑)。
とにかく、あんなに気立てがよくてきれいなお嫁さんをもらえたペンヴォーリオは果報者ですわ。
思えば、第1幕でコーディリアのことを助けたのがペンヴォーリオでした。
あのときにもうフラグが立ってたんだなあ(笑)。
式のあと、コーディリアはジュリエットにもらったアイリスの花束を、そのままジュリエットに渡します。
もらったときは「刺繍も満足にできなかったジュリエットが……」と泣いて喜んでたアレです(笑)。
それを渡しながらコーディリアは「ロミオと幸せになるのよ」と言ってくれました。
これに対するジュリエット、そしてコーディリアのセリフが泣かせてくれます。
「私の手……小さいから、こんなに幸せもらったらこぼれちゃう」
「そんなことないわ。人はどれだけ幸せになってもいいのよ」
みんなの幸せを守らないといけないと思っているジュリエットですが、
彼女もまた、みんなから幸せになってほしいと思われているのです。
ああ、素晴らしい幸せの連鎖……。
ちょうどそのとき、窓の外に雪がちらつき始めました。
それを見て、コーディリアが言います。
「雪が溶けて、街に花が咲き誇るころには、みんな幸せになってるといいわね」
そして、ジュリエットはあらためて誓います。
戦いが終わったら、世界を守るためにエスカラスのもとへ向かうことを。
「生きるときも死ぬときも、永遠に二人はともにあることを……。
誓いを破ってごめんね。でもロミオにならこのネオ・ヴェローナを託していける。
……あなたと出会えて、幸せだった。ロミオ……」
そう心でつぶやいていたとき、ロミオはかつてふたりが出会ったアイリス畑にいました……。
え~、コーディリアの結婚式だけでおなか一杯になりました。
近々結婚式に呼んでもらえることになっているんですけど、
本当に、式って幸せをわけてもらえるような気分になるんですよね~。
披露宴はどうでもいいんだけど(笑)。
ジュリエットについては、犠牲になるのか救われるのかが関心の中心ですが、
ロミオと一緒にふたりでネオ・ヴェローナを支えていくというのがベタながらキレイな落とし方かな、と。
もともと双子の大樹だったんだし。
おお、今絶望先生がはじまったところだ、それでは(笑)。
前回、オフィーリアにネオ・ヴェローナを救うためにエスカラスの挿し木になれと言われたジュリエットは、あれから気を失っていたようです。
目を覚ましたジュリエットは、自分の運命に戸惑い、オフィーリアの言ったことは本当なのかと墓前で両親に問いかけていました。
地震の被害は非常に大きいです。
コンラッドたちは街を視察し、市民の救助をはじめました。
一方で、マキューシオはモンタギューの命令をまっとうしようとします。
忠誠心とかそういうものではなく、もはや退路は断たれたので、前に進むしかないという余裕のなさを感じます。
そして、燃えていくネオ・ヴェローナをロミオは城から見ていました。
驚くロミオのもとへ、狂人さながらの表情をしたモンタギューが現れます。
「反旗を翻す輩は始末する。それが無知なるものを統べる、唯一無二の方法だ!」
と言ってクククと笑います。
そんなモンタギューに対して、ロミオは大公とも父上とも呼ばず、
「あなたという人は!」と言ってつかみかかりましたよ。
こうして、ロミオは自ら親子の縁を断ち切ったのでした。
モンタギューは立ち去っていくロミオになど構わず、
燃え盛るネオ・ヴェローナをにらみつけて、
「燃えろ、そして死に絶えろ! キャピュレットの亡霊め!」
と叫んでいました。
こうしてみると、いくら力を手に入れても、それを使い続けなければならないモンタギューという人は哀れですね。
そのころ、ジュリエットやティボルトも炎に包まれたネオ・ヴェローナを見ていました。
ティボルトは「この光景、まさに革命前夜にふさわしい……。まるでモンタギューの送り火のようだ」とひとりごちていました。
……モンタギューの命を取るのは、ティボルトの役目になるのかな?
火災はコンラッドたちが想定していたよりも早いスピードで広まっていました。
そりゃ、わざわざ火をつけてまわってるんですからね。
そこへロミオが妨害に入ります。
マキューシオは「ネオ・ヴェローナの秩序のためだ! 逆らうというならお前だって容赦しない!」とかっこつけて、竜馬に乗ったままロミオに斬りかかりますが、
ロミオのほうからダイブされた途端びびり顔になります。
マキューシオはいい感じに小物だなあ(笑)。
で、ロミオに「目を覚ましてくれ、このままだと君も父上と同じように……」と説教されてしまいます。
このときのロミオは、一応モンタギューを父上って呼んでるのね(笑)。
しかし、マキューシオは「黙れ黙れ黙れ黙れ! お前なんかに何がわかる!」と言ってその場を去っていってしまいました。
ごめん、正直お前のコンプレックスなんてさっぱりわからない(酷)。
ジュリエットはというと、おばあさんをおんぶして避難場所まで導いているところでした。
家族らしきみんなは、ジュリエットのことを「紅い旋風」と呼んで感謝しています。
とそのとき、女の子が転んだと思うと、頭上の橋が崩れて危うし。
そこへ颯爽とロミオ参上。女の子を間一髪で救助します。
こうして、偶然にもロミオとジュリエットは再会したのでした。
ジュリエットは、ロミオに自分がエスカラスの挿し木になるかもしれないことを相談しようと思っていましたが、
ロミオから「父と決別してきた。ネオ・ヴェローナは市民のものだから、父の暴走を止めなければならない」という決意を聞き、何も言えなくなってしまいました。
Bパート。
火災は収まりましたが、家を焼かれた市民は広場に避難することを強いられています。アントニオもお怒りです。
そんなところへ、元気な声で戻ってくるエミリア(とウィリアム)はやっぱり大物です。
何か「ひとひら」のオリナルとか思い出すんですけど(笑)。
しかし、そんなエミリアが今回は重要なセリフをいってくださいましたよ。
「ネオ・ヴェローナが壊れてなくなっちゃうかと思ったわ~」
この言葉を聞いて、ジュリエットは滅び行くネオ・ヴェローンの運命と、自分に課せられた宿命を思い起こさざるをえませんでした。
そんなジュリエットの態度を見逃すウィリアムではありません。
そこで、ジュリエットはウィリアムに聞いてみます。
「ねえウィリー。もしも、もしも世界のために、自分が犠牲にならなければいけない物語があるとしたら、その人はどうする?」
すると、ウィリアムは「私ならそんな物語は書かないわ」と言い返しました。
「たとえ命の炎に終わりがあろうとも、燃え尽きる最後の最後まで自分の意志で生き抜いていく。それが、私の描く主人公!」
その言葉に心動かされるジュリエットでしたが、そんなジュリエットを見て「変なジュリエット」と笑うエミリアは、いい感じで空気をやわらげています。
なんだかんだ言って、エミリアいいキャラですよ。
翌朝。コンラッドたちはモンタギューの凶行を目の当たりにして、
このままにしておくと、次は何をしでかすかわからないと考え、
抵抗勢力ももはやないだろうと見て、城への攻撃を急ぐことにします。
さて、ジュリエットはコーディリアに髪をといてもらってました。
「ひさしぶりね」と言うコーディリアは、きっとこんな風に平和な一日が早く訪れればいいのにと思っているのでしょう。
それを察したか、ジュリエットの顔は暗いです。
そこへ、コーディリアの爆弾発言。
「そういえば、ペンヴォーリオがね。落ち着いたら一緒に暮らそうなんて言うのよ。あきれるでしょ、こんなときに」
それを聞いたジュリエットは驚きながらも顔を輝かせて「本当に?」とたずねます。
今まで、みんなのことばかり面倒をみていて、自分のことをほったらかしにしていたお姉さんにようやく訪れた幸せを本気で喜んでいるのでしょう。
「返事はした?」と問うジュリエットに、「いや、まだなんだけど……」とちょっと照れくさそうに目をそらすコーディリアでしたが、
「こんなに嬉しいことってないわ! 幸せになってね、コーディリア」
とジュリエットに言ってもらえて、コーディリアは決心を固めたようです。
が、決心を固めたのはジュリエットのほうも同じでした。
今まで自分を支え、生かしてくれた人々、そして愛するロミオのいるこの世界を守るために、ジュリエットは自分の身をエスカラスに捧げることを覚悟したのです。
そして、コーディリアとペンヴォーリオの結婚式ですよ。
前回「さっさと結婚すればいい」と書きましたが、まさかこのタイミングで結婚するとは思ってませんでした。
このペースなら、最終回には子供いるね(笑)。
とにかく、あんなに気立てがよくてきれいなお嫁さんをもらえたペンヴォーリオは果報者ですわ。
思えば、第1幕でコーディリアのことを助けたのがペンヴォーリオでした。
あのときにもうフラグが立ってたんだなあ(笑)。
式のあと、コーディリアはジュリエットにもらったアイリスの花束を、そのままジュリエットに渡します。
もらったときは「刺繍も満足にできなかったジュリエットが……」と泣いて喜んでたアレです(笑)。
それを渡しながらコーディリアは「ロミオと幸せになるのよ」と言ってくれました。
これに対するジュリエット、そしてコーディリアのセリフが泣かせてくれます。
「私の手……小さいから、こんなに幸せもらったらこぼれちゃう」
「そんなことないわ。人はどれだけ幸せになってもいいのよ」
みんなの幸せを守らないといけないと思っているジュリエットですが、
彼女もまた、みんなから幸せになってほしいと思われているのです。
ああ、素晴らしい幸せの連鎖……。
ちょうどそのとき、窓の外に雪がちらつき始めました。
それを見て、コーディリアが言います。
「雪が溶けて、街に花が咲き誇るころには、みんな幸せになってるといいわね」
そして、ジュリエットはあらためて誓います。
戦いが終わったら、世界を守るためにエスカラスのもとへ向かうことを。
「生きるときも死ぬときも、永遠に二人はともにあることを……。
誓いを破ってごめんね。でもロミオにならこのネオ・ヴェローナを託していける。
……あなたと出会えて、幸せだった。ロミオ……」
そう心でつぶやいていたとき、ロミオはかつてふたりが出会ったアイリス畑にいました……。
え~、コーディリアの結婚式だけでおなか一杯になりました。
近々結婚式に呼んでもらえることになっているんですけど、
本当に、式って幸せをわけてもらえるような気分になるんですよね~。
披露宴はどうでもいいんだけど(笑)。
ジュリエットについては、犠牲になるのか救われるのかが関心の中心ですが、
ロミオと一緒にふたりでネオ・ヴェローナを支えていくというのがベタながらキレイな落とし方かな、と。
もともと双子の大樹だったんだし。
おお、今絶望先生がはじまったところだ、それでは(笑)。
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