普段スタッフロールをそこまでじっくりとは見ない

京都アニメーション放火事件について、犠牲者の方のお名前が一部公表されました。
私自身のことをいうなら、氷菓の監督とキャラクターデザインの方が亡くなられたことがはっきりしたことが一番心に刺さります。
その他の方については、作品にふれたときに、ふとお名前がフラッシュバックして、意味を感じる日が来るのかもしれません。
こう言うと申し訳ないですが、日頃そこまでスタッフロールを見てはいないので。
とはいえ、キャストについては小学生のころからマジメに見てたんだけど。
弟なんかは、エンディングになったら即チャンネル変える人だったので、そこで争いになったｗ

公表については、もう当事者のお気持ち次第だと思ってます。
気にはなっても、こっちの都合が満たされる必要はないと。
これは、古典部シリーズの米澤穂信先生が書かれた「王とサーカス」で書かれてたことなんですが、
主人公滞在時に起こったネパールでの国王殺人事件について、主人公の取材を受けてくれた作中の軍人さんが、

「自分たちに起こった不幸を、娯楽として消化されることは耐えられない」

と言っててね。
私自身がこの件について多くを語らないのはそういうことで。
何を言ったところで軽くなってしまうってのもあるな。