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日々、思いついたことを記録します。

株は、勝てないギャンブル

2020年02月11日 06時27分36秒 | ファイナンシャルプラン

おっかないので、覚書。


https://miyaju.exblog.jp/2078999/
株は負けるように仕組まれたゲーム。

株はゲームではないのですが、ゲームとしてみた場合には非常に単純なゲームといえると思うのです。基本としては上がるのに賭けるか下がるのに賭けるかの2つしかないのです。単純なゲームだと確率は50:50が、株式投資の成果は50:50ではなく、圧倒的に一部の大勝ちの人のところに持っていかれて,大半の方はよくてプラスマイナスゼロぐらいで負け越しが多いのです。
それは株式投資には新しく参加する人間が負けるように仕組まれた罠、要するに負ける仕組みが施されていると思うのです。

その仕組みの第1番。
株はゆっくり上がって急激に下がる。ゆっくり上がるので買われる方の大半の方が、不思議と天井圏で買われる方が多いのです。そしてこの後ストンと私の名づけたジェットコースターの急降下でやられるのです。100円儲けてその後300円持っていかれるのです。中長期の株でファンダメンタルが良好になり推奨した途端に100円近い急降下の下げに見舞われました。一部の方は私を恨まれて手放されました。それが今推奨時の100円以上高い。これが株式相場の仕組みです。


その2、人間は極めて欲望に弱い動物です。
彼等の戦略の基本に人の持つ欲望を利用して、金を巻き上げるという面があることを忘れないで下さい。大半の方は動く株,それも激しく動く株にしか興味を持たれない方が多いのは欲望のなせるわざです。一時のソフトバンクのように1日で何万円、いやナン百万円も儲けますと,理性が狂います。1日汗まみれに働いて1万円にならないのに、こんなに儲けてよいのかという簡単なことがわからなくさせる見事な罠です。

第3がデイ・トレの罠です。
手数料が劇的に安くなりました。やたらと株を激しく売買する事が株上手のように見られるようになってきました。私は株は頻繁に売買すればするほど,損を拡大すると思っています。先ず間違いなく潤うのは証券会社です。一回あたりの手数料は高い客よりも、毎日3千円を確実に落としてくれる,デイ・トレの客は有り難い客です。年間100万円以上のの手数料を払われる方も増えてこられているそうです。毎年コンスタントに勝っていてもこれほどの金額を払うのは困難なのに、ましてマイナスの年があれば何の為に株式投資をしているのか判らなくなるでしょう。新しい客が来て潤うのは生業としている証券業界のほうで、たえず貴方の懐を狙っています。


そして極めつけ,株は天邪鬼(あまのじゃく)。例えば今日の株価予測を上がると読みました。そういう日は下げるのです。絶えず皆の予測と絶えず反対を出そうとしています。私が近い予測としてファンダメンタルを信用しないのは、株価はこの逆を良く利用して予測を狂わせることが多いからです。たえず少数の人間しか勝てない株価を出して,一般を欺きます。貴方がアマ初段で碁会所へ行ってプロと互角で対戦しますか。しませんよね。ところが株式投資は対戦相手は見えませんが、貴方の買った株はプロが下がると見て売った株かもしれないのです。株を買われる時の向こう側は大体プロと見て良いでしょう。

401Kで何とか株資金へ誘導したい気持ちは判らないでもありませんが、このようなエスケープゴートの仕組みは誰が説明するのでしょうか。私のように40年掛かって学びなさいということでしょうか。



https://president.jp/articles/-/32414
個人投資家は無抵抗な養分である


SBI証券が利用者の情報をもとに先回りで利益を稼いだのは、格安で利用できる代償

取引にHFT(高速高頻度取引)が利用された。一連の取引は100~300ミリ秒で行われている。...1回の取引利益は銭単位になることがほとんどだが、終日HFTを続ければ莫大な利益となる。ミリ秒での取引には専用のアルゴリズム、高速演算できるコンピュータ、超高速回線などが必要だ。ここに独自の情報元、銘柄選定や予測などを行うAIが連動して、巨大資本を背景に利益を上げている。それが現在の最先端の投資の世界だ。そしてこれらは、機関投資家やファンドなどの標準装備となっている。

個人投資家は諦めればよいのか――答えは半分イエスだ。捕食者の生息域ではなく、いないところで投資を行うのが最良の手段ということだ。その1つが中長期を狙った投資だ。銘柄選定においては、その企業の成長力が大きな鍵になるだろう。中長期で目的のリターンが成立するまでには、HFTやAIが介入する場面があるかもしれない。だが、そのときの最良の選択肢は無視だ。企業が読み通りに成長さえすれば、株価は付いてくるのだから。
低リスクでローリターンな値動きの小さい投資先に、捕食者は興味を示さない。具体的には「ETF」(上場投資信託)や、「原油ブル」(NEXT NOTES 日経・TOCOM 原油ダブル・ブル ETN)などだ。


https://www.mag2.com/p/money/456211
資本主義の養分ごとき「個人投資家」は、息を殺しながらひっそり勝て

個人投資家の置かれている立場:

JPモルガン、ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレーなどは超巨大投資銀行である。頭脳明晰にして実行力と影響力のある経営者の元に、優秀なアナリストやトレーダーが集まり、様々な金融工学の手法を駆使して巨大な資金を金融市場に投じて莫大な利益を上げている。さらにアメリカには、金融市場の裏の裏まで知り尽くした老獪なヘッジファンドや、莫大な資金を預かっている巨大年金ファンドも存在し、彼らが金融市場に君臨する。

一方で、個人投資家はどうなのか。資金はあまりにも少なく、手に入る情報は遅く断片的で、分析能力も格段に落ち、24時間市場に張り付いているわけでもない。1秒間に数百回も取引が可能な高性能なコンピュータとシステムがあるわけでもない。インサイダー情報も、人脈もない。つまり、何も持たない。

結論は明白だ。相場で戦っても巨大な存在には踏みにじられて彼らのエサにされるのがオチだ。一般的な話をすると、弱者は超巨大な存在には勝てない。

弱者には弱者の生き方がある。弱者は「すべて」に劣るので、正面から戦うと決して勝つことができない。弱者は逃げ回り、隠れ、潜り、息を潜める。敵の背後に回り込めたときだけ戦って勝つ。しかし、深追いせず、すぐに隠れてまた次のチャンスを待つ。

正攻法は弱者には勝ち目がない。相場は読めない上に、金融の圧倒的強者が虎視眈々と弱者の金を狙っているからだ。

そうやっていつまでも待って何をするのかというと、相場が大暴落して混乱していたり、相場が死んで見捨てられている機会を黙って待つ。

金融市場の下落局面で「売りが売りを呼ぶ」のは、レバレッジを賭けた分の損失を工面するために持ち株を売らされる羽目になるからである。そうやって市場に君臨していた強者が弱り切って相場が死ぬ時に姿を見せればいい。何をするのか。弱り切って身動きできなくなった彼らに近づき、彼らの持っている優良資産を剥ぎ取って去る。

要するに、意味もなく安くなった優良企業の株式を拾う。

戦うのではない。彼らが弱るのを待ち、彼らが相場の下落で大怪我をして身動きができない時に、彼らのポケットを漁って欲しいものを手に入れて消える。

圧倒的強者が死にかけている「大暴落」や「大混乱」を好むのである。


ときどき、読み返そう。

 


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