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いま、ジム・カールトンの「アップル」を読んでいる。

2006年08月05日 07時53分00秒 | 読書感想
なんだか、気が向いて、久しぶりに、物語系の本を、読んでいます。
以前、古本屋で、安かったので、上下で買っておいて、そのまま、ほっといたものなのですが、今、上巻の中盤ぐらいまで、読み進めています。

ジョブズをクビにしたところから、最後は、iMacを発売するところまでの話らしいのですが、なんだか、この本の調子が、すごい技術者を使いこなせなかった無能な経営者たちを責めているようなもので、今一歩、気に入りません。

特に、Windows1.0の頃に、ビルゲイツがスカリに宛てたというMacOSライセンス供与の提案について、筆者の論調が、なんて知性がないのかという感じで、読んでるだけで、ヘドが出そうな文章で、かなり、読む気がなくなっています。

ところで、私自身で、MSを信奉しているというわけではないのですが、とりあえず、XPとかを使っていて、MS-DOSとか、System7の頃から、思いをはせると、その頃に、OSとかPCは、こうなるのかなぁと思っていたことが、実現されていて、それなりに、MSは、仕事をしているのではないのだろうかと、思うときがあります。

MS-DOSの頃に、System7とか使っていると、マウスで簡単にできることが、なんで、面倒なコマンドを入れないといけないとか思っていましたし、あと、その頃のPCは、メモリ保護もなくて、すぐに、システムがハングしてしまって、参っていたとか、ネットワークを使うまでに、一苦労とかは、完全に、解消されていて、本当に、個人レベルで使っても、それなりになっているような気がします。

QuickTimeで、切手サイズのビデオを作って、大いに楽しんでいたときを思い出すと、ホームビデオの編集に使えるほどの画質を、個人のPCでできるようになっていることを思うと、Beとかシリコングラフィックスでやろとうしていたビデオの編集とかも、実現されしまっているわけです。

そして、Win95とか出てきたときにも、MacOSに比べると、似てるけど、なんだか、使いづらくて、なにしろ、センスがねという印象でしたが、95以降は、Windowsのバージョンがあがる度に、どんどん、使いやすくなってきて、見た目も綺麗になって、XPは、本当に、昔のOS技術の集大成という印象です。

ただ、どうも、新しい感じがしなくて、Win95の前後の多数のOSが競い合っていた頃のようなワクワクした感じが全くしなくなってしまいました。たぶん、MSも頑張っているけど、他の選択肢もあるように、他のベンダにも頑張っていて欲しかったというのが、感想ですね。

最近は、Linuxというできていますが、どうも、こちらは、新しい感じがしなくて、今一歩、ワクワクしませんねぇ。

以前、オブジェクト指向OSなるものが、次の技術と言われていた頃があったような気がしますが、何が良くなるのか、今一歩理解できていませんでしたが、これについても、とりあえず、MS Officeとか触っていると、似たようなことを実現してしまっているような気がして、このオブジェクト指向OSも、実は、世の中で必要とされていなかったのかもと思うようになってします。

少し、NewtonOSを、触ったときに、オブジェクト指向OSがなんたるものかを実感したような気がしましたが、完全に忘れてしまいました。また、NTK本でも読み直してみようかなぁ?

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