最近どうやら自分のタイムテーブルが変化した様である、いずれにしても愛犬(モジャ君)との早朝散歩のため早朝5時前にはモジャ君に起こされる、昨日も散歩途中で発見したが早朝セミの脱皮である。多分夕方16時すぎより土から出てきて、木に登り始め、18~19時ごろから羽化を始めることが多い。 カラから出てきて完全に羽化が終わるまでは、2~3時間近くかかると言われる。羽化した後飛び立つ間にスマホで撮った貴重な写真である。此の蝉の正体はアブラゼミである、あの暑苦しい「ジリジリジリジリ…」という鳴なき声ごえが、油あぶらで揚物をする時ときの音に似ているので油蝉と呼ばれる。
正に今から飛び立つ常備を整えることが出来た油蝉を写真に収めることが出来た。

最近は日本政治に調和がなく、自民党員からの後方から射撃をしていた「石破」が総理になった後は今までの石破の発言の真反対な事を公言する恥ずかしい嘘つき総理である。その様な事を思うと好きな音楽を聴く心境にもなれず、日本の行く末に不安を感じていた。
支那のバブルは崩壊したとはいえ崩壊のニュースも、スポンサー契約し金銭授受をしたマスゴミの忖度により報道されない。今年の暑さは異常な状況があり南支那は台風と気温上昇で大変そうであるが、日本のますゴミは南支那の情報は流さない。中でもTBSは韓国語が解らなければ出世できない等の噂も出ているそうで今や国民からもノウを言われたマスゴミでもある。
米国の占領下から脱皮できない日本は戦後(昭和20年以降)東京大学、岩波書店は未だに『自省録』、『君たちはどう生きるか』、『生物から見た世界』、『忘れられた日本人』などが人気ですなぜか昭和20年の頃から読者が減っていった、確かに我々幼少時代は旧仮名遣いで印刷された小説も数多く残ったいた時代である。朝日(嘘つき)新聞等派見事に左翼化され、GHQに解体され明治維新の頃の美しい日本の心を失いつつあるのが現実であろう、GHQから与えられた戦後の文字は、日本国憲法は改憲する時期に来たと思うのですが・・・この辺りで米国より独立し、このままでは日本消滅が近づいている現実味も事も感ずるこの頃である。
そう様な事を思いながら、想いを巡られるが日本政治は益々不安定な立場に立たせれている、バブル以前にTMSC援助した日本は最大の間違いをし、現在支那がまともなICチップも出来ない国内では限界であろう、何時台湾に手を出すのであろうか時間の問題である様に思うが・・・? 現在可成り怪しい立場に立っているのが現実でもあろう。
最近思うは昔J.S.バッハに興味を持ち始めた頃きいたレコードを思い出してみた。当初は31歳でコンサート活動から引退し、録音スタジオでのみ演奏した異端の天才、グレン・グールド(ピアノ)イタリア協奏曲ヘ長調 BWV 971であり、これも一種の名盤でもあろう特にスタインウェイでCD318というピアノを援用したことは有名。
イタリア協奏曲の録音:1959年6月22-26日 ニューヨーク、コロムビア30番街スタジオ、TANNOY ⅢLZのユニットで今聴くも古さは微塵も感ずる事なくまさに新鮮に聴ける。グールド(ピアノ)に乾杯か?特にクラヴィーア練習曲集と言われるパルティータ(イタリア語で「変奏曲」の意味に使われた)BWV825に至っては、聴けば何故か品の良いジャズピアノを聴くの如くでもある。
同時期にカール・リヒター(チェンバロ)イタリア協奏曲, 半音階的幻想曲とフーガ, トッカータとフーガ 他[ 1025-011 ] Bach, Karl Richter - Italienisches Konzert, BWV 971 - Fantasie, BWV 906 - Chromatische Fantasie Und Fuge, BWV 903 - Toccata, BWV 915 - Pastorale, BWV 590であった。当初チェンバロの音は実に澄んだ高音が綺麗で、この音の魅力に魅せられチェンバロ曲に興味を持ったのが一つの始まりであろう。
勿論バッハの時代には、ピアノはまだ普及していませんでした。バッハのクラヴィーア(オルガン以外の鍵盤楽器の総称)作品は、チェンバロやクラヴィコードのために書かれたものとされています。その多くは、ケーテン宮廷楽長時代に起源を持ち、息子や弟子の教育に対する配慮があったものです。モーツァルトの時代も、今のフォルテ・ピアノは、まだ登場していませんでした。イタリア協奏曲もチェンバロ独奏だったと思っています。
どうしてチェンバロ楽曲なのに、協奏曲って言うのか正確にはわかりませんが、複数の声部、つまりチェロとオーケストラの各声部を、一台のチェンバロで弾いているからなんだと思います。例えは悪いけど、ソロとオケを一人で弾くという、そこを聴かなきゃならないわけですね。
バッハの「イタリア協奏曲」BWV 971は、チェンバロ独奏のための三楽章の楽曲です。原題は、イタリア趣味によるコンチェルト(独語:Concerto nach Italienischem Gusto)というそうです。「フランス風序曲」BWV 831と共に「クラヴィーア練習曲集第2巻」として、1735年に出版されています。18世紀のイタリアとフランス、ヘ調とロ調(最遠隔調同士)、長調と短調という対比がされるという良い企画だったのだと思います。
「イタリア協奏曲」BWV 971の構成は、
1 (本来テンポの指定はないが、多くの版ではアレグロと補足されている)ヘ長調
2 アンダンテ ニ短調
3 プレスト ヘ長調
曲中には、フォルテ(強奏)とピアノ(弱奏)の指示があって、二段鍵盤のチェンバロを用いて、ソロとオケのような対比が行われています。この曲は、バッハの存命中にも人気があったようです。こういう意図を意識して聴くと、奥が深く楽しめるのではないでしょうか。ぜひ聴いてください。聴きどころ満載の曲で、速い演奏だと頭のなかで音符が舞います。
この「イタリア協奏曲」は、1735年にヨハン・セバスティン・バッハにより、「イタリア趣味によるコンチェルト」BWV971という原題で、「フランス風序曲」BWV 831とともに、「クラヴィーア練習曲集第2巻」として出版されました。
ちなみにこの「イタリア協奏曲」は3楽章の構成になっています。
疑問はなぜ「イタリア」なのか、ということですが、調べてみると、どうも、バッハが生きていた17、18世紀、ヨーロッパ圏の芸術の最先端はイタリアだったそうです。今で言うお洒落でモダンなイケてる国だったってことなんですよね♪
バッハは生涯ドイツから離れることはなかったみたいですが、きっとイタリアの音楽については興味や憧れがあったのであろう、実は此の協奏曲というスタイルの発祥の地は、イタリアだといわれています。
これらの条件からこの「イタリア協奏曲」が作られたのではないかという説が多いです。
イタリアという題名が含まれている件については此の様な事があったのであろう、そこで次の疑問は協奏曲というのは、独奏楽器とオーケストラが共演するスタイルのジャンルです。だから、「イタリア協奏曲」も本当は沢山の人たちと演奏しなくてはなりませんがバッハが仕えていた貴族が、イタリアのビバルディなどの作曲家の楽譜を渡して、この曲をチェンバロで弾けるように作ってほしいと依頼したのが始まりのようです。
その後に、鍵盤楽器の右手と左手でバッハ同時のオリジナルの旋律で作曲したみたのが、この曲そうです協奏曲なのです。
当時からよく聴いたラルフ・カークパトリックの演奏で、近年The Art of Ralph Kirkpatrick (25CD)を楽しんでいます。ラルフ・カークパトリックのコレクション。カークパトリックの演奏は、速めのインテンポを基調に、各パートを克明に響かせ、作品の構造を浮き彫りにして行くというもので、オブリガートが重要なバロック作品や、対位法的な性格の強いバッハ作品との相性はきわめて良好。但し演奏は1959年9月、パリ、ポリドール・スタジオ (Stereo)との期日があり音質はさほでも無い。ランドフスカ演奏よりは良いと言う程度である。
当時ピアノ演奏より古楽器(チェンバロ)演奏に興味を持ちワンダ・ランドフスカ、エディット・ピヒト=アクセンフェルト、ラルフ・カークパトリック、ヘルムート・ヴァルヒャ、カール・リヒター、グスタフ・レオンハルト等のレコードが増えて行った。
J.S.バッハ時代は、知っている方も多いと思いますが、今でいうピアノという楽器はまだ存在せず、鍵盤楽器というと、チェンバロが主流でした。
では、もともとのチェンバロの演奏を聴いてみてください♪
特に感銘するは、Italienisches Konzert BWV 971の[2] II. Andanteの左手で奏でる低域です、現在はピアノ演奏での視聴が多く、特にピアノ演奏での視聴がよく実に良く澄み切った音に特に低域部が独自のホール感を高めて聞ける処は好印象につながる、特にTANNOY ⅢLZ in GOODMAN AXIOM80 Cabinetで聴くピアノ演奏はJ.S.バッハの音楽には格別である。もちろん愛称という点も含まれるようだ。
ⅢLZユニットで聴く限り、音源は1959年録音でもあり音源は決して良くないが、カークパトリック独自のテンポの速さは筆者好みで、若干重めに感じるチェンバロの音の重厚感は思わず聴き惚れる。似た様な演奏はランドフスカに共通する物がある様に感じた。
Italienisches Konzert BWV 971については1735年、バッハは『クラヴィーア練習曲集』第2巻を世に送り出した。二段鍵盤のために書かれたその第1曲が「イタリア趣味による nach italienischem Gusto」、こんにち通称《イタリア協奏曲》とよばれる作品である。
明朗快活な両端楽章と優美な緩徐楽章、急-緩-急の3楽章からなり、これら3つの冒頭の音型は明確な関連を持っている。
出版譜には強弱記号すなわち「f」と「p」が珍しくも書き込まれているが、これは楽器自体が出すべき音量を表すのではない。当時のコンチェルト・グロッソ(複数の演奏グループが交代ないし合奏しながら進む協奏曲)の慣習にならえばトゥッティとソロの転換を、二段鍵盤のチェンバロ上では鍵盤の変換を指示するものと捉えるべきである。それは、音量の変化というよりも音色の変化であり、近代的なピアノにおいてはチェンバロ以上に豊かな表現が可能である。この作品が現代においてなお広く愛されている所以はここにもあろう。
イタリア形式とされる、ヴィヴァルディの様式に代表されるような器楽協奏曲をチェンバロの上に写したものと単純に考えることはできない。バッハが出版譜に記した「f」と「p」からは、リトルネッロ(反復される部分)とエピソード(展開される部分)、独奏と伴奏のパートの交代が明確には見えてこない。第1楽章では、確かに両端部のリトルネッロははっきりしている。しかし中間部では、絡み合う様々な旋律線の中から幾度も主要楽節が湧き上がろうとするが、完全に主題を再現するには至らず、フレーズは切れ目を見出さないまま組みつ解れつ進んでゆく。バッハはここで明らかに、単純明快な対比よりも自由で複雑な展開を望んだのである。第3楽章は各声部が比較的独立しており、対位法風ということもできる。さらに緻密な動機労作が盛り込まれ、楽曲は簡明ながら高い密度を保つ、との解説がある。
こうした点から、バッハはこの作品はイタリア趣味によるというよりも、イタリア的な音型や語法をふんだんにちりばめたものと言うべきだろう。第1楽章冒頭のリズムは、18世紀前半にハンブルクに活躍した著述家J. マッテゾンによれば「最新の流行」であり、第2楽章におけるオスティナート(同じリズム型や旋律型を繰り返す伴奏)に支えられた装飾豊かなアリアは、ヴィヴァルディの作品そのものを彷彿とさせる。だが、やはりバッハと同時代の美学者J. A. シャイベが「外国人たちにとってほとんど模倣すべくもない」と賞賛したように、作品の本質は、ドイツ的な主題労作と図式的な形式の克服にある。その精神はやがて、初期古典派のクラヴィーア・ソナタへと結実する。
筆者の好きなBWV 989の演奏は24枚目にあり、また最近の主流になっている様だがイタリア風のアリアと変奏 イ短調 BWV 989 Bach, Johann Sebastian : Aria variata alla maniera italiana a-moll BWV 989同一にアルバムにプレスされる傾向は実に好ましい。
この手の変奏曲の場合、最初のテーマ(Aria)が最も重要で、その後のヴァリエーションは全て最初のテーマが基本になりますので、冒頭のテーマのみに関するお話になります。
1~2小節間 1小節目と2小節目は、それぞれ2~3拍間がテンションの高まる部分になります。故に1拍目と4拍目はpで演奏します。1小節目と2小節目を比べた場合、2小節目では最高音であるCに達するため、1小節目よりもテンションが上がりますので、2小節目の方を大きく弾きます。2小節目4拍目裏拍の8分音符は、次の小節にスムーズに持っていく経過音を含んでおりますので、3小節目1拍目はいきなりe-mollに転調という部分なのですが、pで始めることで違和感のないスムーズな流れとなります。
実に可愛らしい曲でもあり、短いアリア演奏は何故か癒しの音楽でもあろう。
しかし流石カークパトリックの演奏も音質は劣る、筆者の最近お傾向としてはピアノ演奏を聴く割合が多くなった。以前にも紹介したドイツ人の父と日本人の母のもとにオーストリア、ザルツブルクで生まれたCornelia Herrmann(コルネリア・ヘルマン)のピアノ演奏が多い、彼女の使用ピアノは筆者も好きな
Fazioli: F278WO使用して、彼女の所属レーベル(カメラータ)が、彼女はイタリア・ウンブリア州ウンベルティーデにある、サンタ・クローチェ教会付属美術館で録音している。
奏者が感じるダイナミックを与えて欲しいのですが、例えば9小節目と10小節目は全く雰囲気を異ならせる方が良いので、そのあたりの強弱の選択は演奏者の解釈に間違う様である。実に可愛らしい作品で筆者にとっては精神安定剤のような心を落ち着かせる大切なお薬的な曲でもある
「アッラ・マニエラ・イタリアーナ」(イタリア風)と呼ばれるこの作品は、主要主題を単純なコラールとして提示し、和声構造から変化を引き出します。最初に登場する主題は本質的に単純ですが、その変奏曲は巧みなテクニックを持っています。
ヘルマン・コルネリアは、2005年にCDデビューした。収録内容は、どこにでもあるピアノ名曲集だったが、演奏はポピュラリティに安易に流れず、かなりしっかりしたもので感心した覚えがある。そこから彼女は自分らしくキャリを積み重ね、最も得意とするバッハ・プログラムを、納得いく形で連続録音できるところまで来た。
このアルバムは、「イタリアン・コンチェルト」から始まって、7曲が収録されている。これが適度な変化を生んで、とても聴きやすいバッハ・アルバムになっている。聴きやすさの理由は他に2つある。
コルネリア・ヘルマン(cornelia herrmann)オーストリアの女性ピアニスト。1977年生まれ。ドイツ人の父と日本人の母のもとにオーストリア、ザルツブルクで生まれた。4歳からピアノとヴァイオリンを始めたが、すぐにその才能を示すようになり、6歳からは本格的にピアノの教育を受けるようになった。1985年よりザルツブルク・モーツァルテウム音楽院でピアノを学ぶ。1996年、ドイツのライプツィヒで開催されたJ. S. バッハ国際コンクールで最年少19歳で最高位を獲得。また1999年ザルツブルクで開催されたモーツァルト国際コンクールでは特別賞を受賞。
イタリア風アリアと変奏イ短調(Aria variata alla maniera italiana)BWV.989(1709頃)[cemb]クラヴィーア独奏のための協奏曲集BWV.972~987(さまざまの作曲家の原曲による)
イタリア協奏曲 BWV 971 Bach, Johann Sebastian : Italienisches Konzert BWV 971
バッハ国際コンクールに最年少で最高位に輝いた経歴を持ち、フランス組曲とフランス風序曲の録音で好評を博したコルネリア・ヘルマンが、今作ではバッハの「イタリア」作品を取り上げます。
有名な「イタリア協奏曲」や「イタリア風のアリアと変奏」、ヴィヴァルディなどイタリア人作曲家の作品のバッハによる編曲他を収録。
イタリア、ウンベルティーデで、銘器ファツィオーリを使用しての録音です。
■曲目
Johann Sebastian Bach:Italian Concerto in F Major BWV 971
[1] I.
[2] II. Andante
[3] III. Presto
Concerto in D Minor BWV 974 (after Oboe Concerto in D Minor by Alessandro Marcello)
[4] I. (Allegro)
[5] II. Adagio
[6] III. Presto
[7] Prelude in B Minor BWV 923
[8] Fugue in B Minor BWV 951 (on a Theme by Tomaso Albinoni)
[9] Fugue in A Major BWV 950 (on a Theme by Tomaso Albinoni)
BWV988「ゴルトベルク変奏曲」の次にあった BWV989「イタリア風アリアと変奏 イ短調」(Aria Variata alla Maniera Italiana in A Minor)というのが目についた。時代背景を照らすと「ゴルトベルク」BWV988(1742年)の次の番号になっているが、"Aria Variata" BWV989 が作られたのは 1709年(24歳)頃、バッハがヴァイマールでヴィルヘルム・エルンスト公の宮廷オルガニスト兼宮廷楽師となったばかりの頃である。バッハが、イタリア音楽を勉強していて、ヴィヴァルディやマルチェッロなどの協奏曲をクラヴィーア曲に編曲していた時代と重なる。イタリアン・コンチェルトと同じアルバムに収まることが自然であろう。
Aria variata alla maniera italiana in A Minor BWV 989
[10] Theme
[11] Var.1: Largo
[12] Var.2
[13] Var.3
[14] Var.4: Allegro
[15] Var.5: Un poco allegro
[16] Var.6: Andante
[17] Var.7: Un poco allegro
[18] Var.8: Allegro
[19] Var.9
[20] Var.10
Concerto in G Minor BWV 975 (after Violin Concerto in G Minor RV316 by Antonio Vivaldi)
[21] I. (Allegro)
[22] II. Largo
[23] III. Giga: Presto
Cornelia Herrmann, piano (Fazioli: F278)
コルネリア・ヘルマン(ピアノ)
Recorded: June, 2014 / Complesso Museale di Santa Croce, Umbertide, Italy
2014年6月/聖クローチェ美術館(ウンベルティーデ、イタリア)
使用楽器はF278大迫力の音、格別にすばらしい低音域と高音域のバランス、そしてものすごいダイナミクスと倍音を持ったコンサートグランドピアノの音の魅力も十二分に伝わり、録音は、彼女はイタリア・ウンブリア州ウンベルティーデにある、サンタ・クローチェ教会付属美術館で録音している。ここは彼女の所属レーベル(カメラータ)が、よく使っている録音場所。元々は修道院で、その回廊と食堂が美術館になっているという。特徴としては天井が高く、残響時間が2秒とやや長い。でも”抜け”がいいために、快適な演奏・録音環境となっているらしい。
カメラータ・トウキョウは、レコード制作と、コンサートや音楽祭などの音楽ソフト産業の両面を統合する新しい理念に基づき、国内に限らず国際的に通用するコンテンツ・ビジネスを目指して設立された。ウィーン楽友協会などの協力も得ながら、歴史的・資料的価値の高い作品を積極的に録音・発売している。その中には世界初録音となる音源も少なくない。録音技術の評価も高異様です。
チェンバロの演奏と比べピアノ演奏は流石音域は広く感じる、改めて此の様な見事な音が隠れていたと驚くワイドレンジの有り難さを感じる次第でもあり再度ピアノ演奏で聴き直すと共にピアノ演奏のJ.S.バッハを確かめる必要がある様です。特に平均率は好きな曲で良く聴くが最近ではピアノ演奏での試聴が多い。
その様な条件おもとに再現する300Bでの駆動するTANNOY ⅢLZ in GOODMAN AXIOM80 Cabinetでの演奏はFazioli F278の音源が間違いなく良く響き渡る、勿論最近よく聴くFYNE AudioF500と比べでくとくのホールトーンな味は断然TANNOY ⅢLZが優れる、聴いて驚くはイタリア協奏曲 II. Andanteピアノ独自の低域の鳴り方は別格の安定した低域は聴ける様でもあった、Fazioli F278の持つ独特の輝きか、300Bの重厚感か、 ⅢLZユニットの持つ独自制覇のであろうか。未だ古い機種のTANNOY ⅢLZのユニットの魅力は尽きない事を改めて短観することになった、ブラボー!