伝統ある英国の10吋ユニットで、いい音で音楽を聴きたい・・・・・

音楽好きの、古いオーディオ機器10吋TANNOYを改良して聴くダメオヤジの金ちゃんです。

マリア・ティーポ(Maria Tipo)ピアニストのJSバッハ:ゴルトベルク変奏曲ト長調を聴く・・・・

2023年09月23日 | 日記


最近季節がらか秋雨前線の影響か? 雨模様が多い、暑さも若干30度前後に下がりやや過ごしやすいように感じるが、モジャ君との散歩には最悪の状態になっている、何故か・・・? 気温が下がり「蚊」の活躍が盛んで防虫剤も効果は薄く、素肌の腕などに10箇所程「蚊」の猛攻撃を受ける。
自宅に帰りモジャ君と共にシャワーを浴びるが「蚊」に刺された箇所は痒みが取れない、防虫剤塗布は欠かせない有様の様である。特に今の「蚊」は煩い、」勿論モジャ君も首輪に防虫剤は付けているが言葉は言えない犬の立場も大変である、シャワーも最近は細部まで良くシャンプーをして洗った後のドライヤーでの乾燥は大変気持ちよさそうである。



最近とあるショッピングセンターのペットショップで見つけたミニチュワシュナウザーのカレンダーを見つけた最近のカレンダーは9月からの開始様に製作しているようで早速購入する、我が家のもじゃ君にも良く似ている、当然犬種は同様だがその様に感じ早速9月より開始のカレンダーを居間に飾った。



先日義母が入院39日目で穏やかに永眠しました。入院後義母もモジャ君が気になりスマホの写真を見てうれししそうにいていた、96歳の高齢でしたが、入院前までは余り食欲も衰えず元気に暮らしていましたが急に倒れ救急車で緊急入院し39日目の2023.9.18に穏やかに眠る如く旅立ちました。



筆者が思うは日本の仏教には、人が亡くなる時には阿弥陀如来(あみだにょらい)が西にある極楽浄土から迎えにくる、という考え方があります。日本の古い絵画作品の場合、画面向かって左を西とする空間構成が基本で、左手から、阿弥陀如来の一行が降りてきています。最後に義母は、「神々しい来訪図」は見たのであろうか、お迎えを待ちそして皆仏となるそうである。
葬儀はは混雑して来週に行う予定です。親戚筋への連絡等何かと忙しく振る舞う妻である。後日49日以降にお寺に納骨の予定である。筆者な親は既に亡くなり考えれば人生は長いようで短いのが人生である様に感じるこの頃である。

今や中国経済どれだけヤバイのか?債務残高は1京3千兆円!だとも言われ、またもや中国不動産大手「融創中国」が米連邦破産法の適用を申請したそうである。
最近のお隣のお国の支那は不動産、EV等の事で大変不味い状態と、一番の問題はひとりっ子政策から人口が激変し今や高齢化社会に進み年間850万人人口は今後70年以上減っていくと言われるが、最終的には支那の人口は3億人ほどになると言われている・・・。
今は体感出来ないが、支那の衰退が感じられるのは何時になるかは、支那は共産国家であるがため何事にも正確なデーターは公表しないため判らないが、間違いなく支那の経済は減少するであろう。一番の心配は台湾への暴発が気にかかる。



支那の歴史には詳しくわないが、筆者が思うに日本の弥生時代には『太史公書』既に仕上がっていた歴史書であり、現在の支那は何処に行ったであろうか?一番悪い事は支那と言う国は、時代時代により別の国であり、一時はモンゴル人が統治した時代もあり支那の国の一般人には大変迷惑な社会の国でもある。

昔秦の時代司馬遷の書いた『太史公書』であるが、後世に『史記』と呼ばれるようになる、本紀という部分が存在し、五帝本紀の皇帝から始まり、夏・殷・周・秦・西楚(項羽)・漢(武帝まで)の歴史が書かれている部分ですが遣唐使などにより我が国に持って帰り此れを読み勉学に励んだと言われる、勿論武士階級には欠かせない歴史書であったのであろう。
今や埋めることの得意な中共は支那の歴史まで埋めようとする事は実に情けない政権であろうか、最低でもこれまでの築かれた大切な文化は保存したい。この様な行為は正しく神への冒涜かもしれない!

特に劉 邦 (りゅう ほう)『項羽と劉邦』の主人公のひとり。呑気でほら吹きだが、屈託ない性格で多くの人から愛される仁徳の士。沛県の亭長だったが、徴用されたことをきっかけに打倒秦の旗揚げをする。秦の、都・咸陽へ一番乗りを果たすが、項羽に功を奪われ、辺境の地、蜀へと追いやられた。しかし張良、韓信、蕭何などの配下に恵まれ、数々の戦いを経て項羽を倒し、漢王朝を立ち上げた。
特に当時の書の有名な言葉は
「鴻門の会 (こうもんのかい)」
「背水の陣 (はいすいのじん)」
「 四面楚歌 (しめんそか)」
の言葉は有名で今も耳にする言葉でもあり大変意味深い。
歴史に於いては『史記』と『ローマ史』は有名であり地球にホモサピエンスが誕生し初めての歴史書でもあろう、勿論江戸時代に270年続く文化を作った家康も『史記』は散々読破して築き上げた文化であろう。その様な事を考えながら色々夢が迷走する事も楽しみの世界である。

そのような事を考えながら義母と歳の近くのピアニストの曲を聴く、
マリア・ティーポ(Maria Tipo、1931年12月23日 - )91歳だそうです。はイタリア・ナポリ出身のピアニスト・音楽教師。



1932年、イタリア生まれのピアニスト。1949年のジュネーヴ国際コンクールで1位を獲得、世界各地に演奏旅行を行った。1962年、過密なスケジュールによる演奏会を休止し、プライヴェートな生活を優先させる。しかし、レコーディング活動は行われており、スカルラッティやクレメンティの演奏は欧米では高い評価を受けていた。



1987年以降日本のレコード界にデビューしてからは、古典的な造型感覚の中にも情感溢れる演奏で、ファンを魅了している。1950年代に北米で数多くの演奏会を開催し、「ナポリのホロヴィッツ」と呼ばれるほどの人気を誇った。1955年に4時間にも及ぶスカラッティのピアノソナタの録音をリリース。



LPの解説には下記のようなコメントがある。
ティーポ / JSバッハ:ゴルトベルク変奏曲 、マリア・ティーポはイタリアのナポリに生まれ、幼少時から活躍を続ける方、教育者としても名高いピアニストです。 エレガントで優雅、独特の美しさを備えたその個性は、この『ゴルトベルク変奏曲』でかけがえのない名演奏として結実しています。『ディアパゾン・ドール』受賞の名盤の、久しぶりの復活です。

 JSバッハ:ゴルトベルク変奏曲ト長調(BWV.988)
 マリア・ティーポ(ピアノ)

イタリアのナポリに生まれ、教育者としても名高いピアニスト、マリア・ティーポによる1986年録音盤。



筆者が最初聴いた時には女性のピアニストとは思いませんでした。マリア・ティーポ(ピアノ)は一般ではあまり知られていないピアニストと思うが、数あるゴルトベルクの録音の非常に説得力のある、何方かと言えばかなり渋目の演奏だと思うが一般的にはピアノ演奏では、音楽はまるで生き物のように自由に聴き手の空間を飛び回り、即興性に富み、詩的な喜びに満ち溢れた演奏となっているのが実に試聴には嬉しく感ずる。

特に筆者のアコースティック・レジスタンス・ユニット付きのGOODMANS AXIOM 80の箱に挿入した10吋タンノイのピアノ音の鳴りっぷりは実に良い状況である。




若干ボリュームは絞り気味にして彼女の演奏に浸れば、実に演奏は暖かく響き渡る、ピアノの機能を存分に使い、あらゆるピアニスティックな技巧を凝らして創造されたこのゴールドベルク変奏曲は素晴らしく感じる。
特にピアノ演奏のグールドの世界とはまた違った次元空間を聴くようでもある。一説にはティーポはペライアよりも一足先に、グールドの呪縛を解いていたとも言われるようですが。マリア・ティーポ(ピアノ)の彼女のバッハ演奏は、ほんとうに素晴らしく思う。
正にグールドの呪縛から解き離される演奏にも思える様であった、眠るように永眠した義母に、アーメン!