これは英国のお話で、勿論17世紀頃英国の音楽はヨーロッパに於いて大英帝国は欧州では最大の音楽輸入国と言われたそうです、昔は楽譜の購買で生計を立てていた作曲家が多いと聞いたが?英国でも有名な作曲家には、ドイツから帰化したヘンデル、英国代表ともいうと誰もが口をそろえて言う、行進曲で有名な「威風堂」ベルガー作とかなり少なく、極端な話は20世紀に入りやっと「ビートルズ」で花開く。
違うことは20世紀に入りオーディオに関すれば一流機器が揃う、現在も国営放送のBBC放送が整然と代表する機器を揃えています。BBC(イギリス放送協会)は、日本で言えばNHKのようなものです。そのBBCが放送局用モニタースピーカーとして製作したモニタースピーカーは、日本にも輸入され、オーディオマニア垂涎の名品となりました特に1980年頃発売したRogersLS-3/5aの初期型は有名エンクロージャーにはピアノ材としても有名な英国北部産の樺材を使用。勿論20世紀の時代はLPレコード中心からCD他音源ソフトの時代と変遷した。
最近のBBCが承認する機器のモニターを実施すればメーカーは違えどそこから聴こえる音は良く似てるのだ。勿論筆者の聴くインチキLS3/5aだが正式には「ho's systemのLS3/5a」とGOODMANS AXIOM 80のA.R.U付きの箱に10吋のTANNOYのユニットを移植したシステムの双方とも吸音材をクリエコンポジットの吸音材を使った事があり、高音での10吋のTANNOYのユニット独特の魅力には劣るが全体のバランを表現するには誠に良い音質になったようです。
最近エージングも進み両方共、補修も終わりやっと音が出る感じになったようです。其処は英国製の伝統の音が響く。
先日インチキLS3/5aとの相性の良いEL34のアンプに期待し到着して試聴するが、音質のバランスがあまりにも悪く止む無くおかえり頂いた次第である、中古は整備完了品でないと信用出来ないようである。今後暫く良さそうなアンプを気長に探します。
EL34のアンプは高値安定商品の感じがしますが、是非掘り出し物を見つけたいとお思います。
最近見つけた音質重視のRoonが進化している、ライセンス費用は毎月10ドルとの案内もある、Roonは今に到るまで精力的なアップデートを続け、機能を拡張してきたことも特筆できる。革新部分こそ変わらないにせよ、現在のRoonは登場間もない頃のRoonに比べ、オーディオファンと音楽ファンの双方にとって長足の進歩を遂げた。
利便性も高く別途サーバーもあり標準仕様:Nucleus本体のみ272,800円(税込)と大変高額プライスが付いているようです。中身はインテル5i以上のCPUが必要と言っている。
Nucleus本体はとても良いが価格が問題だ、ここでコストパフォーマンスも大変優れている、ベアボーンキットとパーツはHD500G程のSSDと8Gのメモリー対応とLANケーブルで無料でLinuxインストールしてからRoonソフトインストールで、大成功格安オリジナルなRoon Server設定出来るそうです。
但し直接Windowsマシン、MacマシンのRoon混載は音質が低下するため、そこでベアボーンキットを使い専用「Roonサーバー」を組み込む方法があり、これは少し調べる必要があります。ベアボーンキットはAmazonにて販売中ASRock Intel H110搭載 ベアボーンPC Desk Mini 110/B/BB価格も¥13,082と格安でSSDとメモリーで仕上がる。これは未来ハイレゾの方法かも知れない。
仕上がりサイズも非常にコンパクトでLAN接続でどこでも共有可能なシステムの感じがします。下の写真が ベアボーンPC Desk Mini 110/B/BBです。
但し付属のクーラーはチープな品が付属の為クーラーは別途購入が望ましい、Noctua NH-L9i - 95mm SSO2 CPUクーラー¥5,195使用が良いかも知れない。
勿論総額¥40,000程で仕上がると思う。Nucleus本体と比べかなり安価になる。後はLinux対応で操作はWindowsマシン、Macマシンどちらの対応可になるようです。
詳細は下記に示しました。
ブランド ASROCK
商品の重量 1.86 Kg
梱包サイズ 29.6 x 21.1 x 12.7 cm
商品モデル番号 Desk Mini 110/B/BB
カラー グレー
画面サイズ 32 インチ
グラフィックアクセラレータ Integrated Intel® UHD Graphics
グラフィックカード種類 Intel® UHD Graphics
ワット数 120 W
HD 480G
メモリー 8G
下図は音質重視のRoon導入後の接続図で利便性がよく、音質が断然良くなると言われるそうです。デジタル音源は進化し続けているようです。
常にハイレゾの最新技術は油断すると変身することが多く今後も注意深く対応しなければならない、サイドよく調べ導入は悪くはなさそうである。新しいハイレゾで良い音楽を特上の席で気分良く聴きたいものである。
今回は珍しく英国の鍵盤楽器演奏者を聴いた。今までピエール・アンタイとチェンバロ等は音質も良く好きな演奏家でしたが最近スティーブンデバイン(Steven Devineのリアルな音と演奏に造形が深くいかにもバッハらしい演奏が気に入っている。
勿論現在作曲家の中の鍵盤楽器の練習曲の多さはバッハは群を抜いて有名な曲も豊富に揃っている、より良い正確な音が聴ける安易な装置があれば練習方法も変わって来るのかもしれない。何故なら教育が次期世代を育てることかも、と思うようになる。平均律クラヴィーア曲集の表題「よく整えられた」正確な音を正確に聴かせることもあん学を学ぶ人々には非常に大切な事と最近理解することが出来た。
以前からバッハの鍵盤音楽は好きで多種な演奏者で聴くが特にチェンバロの音は見事に違いそれぞれの個性を表現しているように思う、またチェンバロ演奏の基準も違い、楽器の大きさの違い等条件の統一も難しく、最終的には聞き手の基準に従うことのように思う、イギリスの指揮者兼キーボード奏者であるスティーブンデバイン(Steven Devine)は、マンチェスターのチェタムズスクールオブミュージックで初期の音楽トレーニングを受け、オックスフォード大学で音楽を学びました。
スティーブンは、ヨーロッパの歴史的なキーボード楽器の主要なコレクションの1つであるフィンチコックコレクションのアシスタントキュレーターのポストを組み合わせています。1993年にブロードウッドハープシコードコンペティションで優勝し、その直後にロンドンでリサイタルデビューを果たしました。その他のパフォーマンスには、アンサンブルギャラントやフィッツウィリアムカルテットによるフォルテピアノの室内楽のほか、新室内オペラやオペラレストラッドによる新作の演奏などがあります。
彼はアメリカへのツアーに出かけ、そこで啓蒙時代のオーケストラと一緒に完全なブランデンブルク協奏曲を演奏しました。彼は啓蒙時代のオーケストラ主要キーボード奏者であり、ゴンザガバンド、クラシックオペラ(モーツァルト奏者)の主要キーボード奏者でもあり、ヨーロッパの他の多くのグループと定期的に演奏しています。
彼は他のアーティストやアンサンブルで30枚以上のディスクを録音し、6回のソロ録音を行いました。彼のバッハのゴールドバーグ変奏曲(Chandos Records)の録音は、グラモフォン誌を「最高の曲」と評したことを含め、非常に高い評価を受けています。ラモー(レゾナス)のハープシコードの完全な作品は、BBCミュージックマガジンから5つ星のレビューを受けており、バッハのイタリアの協奏曲に関するスティーブンの最新の録音は、クラシックFMの鑑定人に選ばれています。スティーブンは最近、バッハのよく調律されたクラヴィエ のブック1をリリースしました 。
スティーブン・ディバイン(Steven Devine)はオックスフォードのミュージックセントピーターズカレッジを読み、ロイヤルカレッジオブミュージックで学びました。彼は現在、イギリスのハイドンフェスティバルの指揮者および芸術顧問を務めています。オックスフォードの新室内オペラの音楽監督。啓蒙時代のオーケストラシリーズの監督、Bach the Universe&Everything; ヨークアーリーミュージックフェスティバルのアーティスティックアドバイザー、および啓蒙時代のオーケストラの主要キーボード。彼は画期的なエレクトロニックミュージックグループ、The Art of Moogのメンバーです。
スティーブンデヴィンは、ゴルドベルグ変奏曲のこの素晴らしい解釈でパーセルのディドとアイネイアスの彼の絶賛されたシャンドスの録音に従います。彼は学問的権威をこのレパートリーの柱にもたらし、30のバリエーションの背後にあるバッハの考えに対する多くの洞察をキーボードに記し、彼がキーボードでの巧みなテクニックと一致させ、これをチェンバロの芸術のブラブラディスプレイに変えます。イリュージョニズムはチェンバロの鍵であり、デバインのダブルマニュアル楽器は、さまざまな登録の可能性を超えて暖かくなっていますが、ヴァル29の揺れている和音の数字で、より乱れたブラッシーなサウンドを作成しています。
よく整えられたヴィオール合奏曲集 第1巻~平均律クラヴィーア曲集Steven Devine (チェンバロ)
「ディバインの音楽の説明は同様によく調律されており、極端なテンポに向かわず、演奏に落ち着きと明快さをもたらします。チェンバロは美しく捉えられており、細かい響きと良好な核心音があり、チェンバロの録音を妨げるようなペッキングはありません。彼は明らかにさまざまなキーを楽しみ、パフォーマンスに色を付けることを可能にし、その結果は魅力的で夢中になります。私は確かに第2巻を楽しみにしています。スティーブンデバインによる音楽的にインテリジェントで魅力的なレコーディングは、バッハ(または、すべての音楽)を演奏することは、すべてのノートを正しい順序で演奏することだけにとどまらないことを示しています。彼のアーティキュレーションとレトリックの微妙な使い方と、小さなモチーフから音楽のアイデアを構築するバロックのアイデアへの彼の理解は、繰り返し聞くことを誘う魅惑的な録音になっています。
バッハ:よく調律されたクラビエI
1 前奏曲第1番ハ長調BWV 846/1 2:11
2 フーガ第1番ハ長調BWV 846/2 1:46
3 前奏曲第2番ハ短調、BWV 847/1 1:42
4 フーガ第2番ハ短調BWV 847/2 1:44
5 プレリュード第3番ニ短調BWV 848/1 1:38
6 フーガ第3番ハ長調BWV 848/2 2:46
7 前奏曲第4番ハ短調、BWV 849/1 2:20
8 フーガ第4番ニ短調BWV 849/2 3:56
9 前奏曲第5番ニ長調BWV 850/1 1:36
10 フーガ第5番ニ長調BWV 850/2 2:00
11 プレリュードNo. 6ニ短調BWV 851/1 1:45
12 フーガNo. 6ニ短調BWV 851/2 2:04
13 前奏曲第7番変ホ長調BWV 852/1 4:09
14 フーガ第7番変ホ長調BWV 852/2 1:59
15 前奏曲第8番変ホ短調BWV 853/1 2:54
16 フーガ第8番変ホ短調、BWV 853/2 5:23
17 前奏曲第9番イ長調BWV 854/1 1:23
18 フーガ第9番イ長調BWV 854/2 1:32
19 前奏曲第10番ハ短調、BWV 855/1 2:18
20 フーガ第10番イ短調BWV 855/2 1:27
21 前奏曲第11番ヘ長調BWV 856/1 1:30
22 フーガ第11番ヘ長調BWV 856/2 1:32
23 前奏曲第12番ハ短調、BWV 857/1 1:32
24 フーガ第12番イ短調BWV 857/2 3:42
25 前奏曲第13番ニ短調、BWV 858/1 1:15
26 フーガ第13番ヘ長調BWV 858/2 1:56
27 前奏曲第14番Fシャープ短調BWV 859/1 1:18
28 フーガ第14番F短調BWV 859/2 2:13
29 前奏曲第15番ト長調BWV 860/1 0:59
30 フーガ第15番ト長調BWV 860/2 2:59
31 前奏曲第16番ト短調BWV 861/1 1:41
32 フーガ第16番ト短調BWV 861/2 2:27
33 前奏曲第17番変ホ長調BWV 862/1 1:24
34 フーガNo. 17変イ長調BWV 862/2 1:48
35 プレリュード18番、Gシャープマイナー、BWV 863/1 1:36
36 フーガ18番ト短調、BWV 863/2 2:57
37 前奏曲第19番ニ長調BWV 864/1 1:33
38 フーガ第19番イ長調BWV 864/2 2:46
39 前奏曲第20番イ短調、BWV 865/1 1:12
40 フーガ第20番イ短調、BWV 865/2 4:54
41 前奏曲第21番変ロ長調BWV 866/1 1:33
42 フーガ21番変ロ長調BWV 866/2 1:52
43 前奏曲第22番変ロ短調BWV 867/1 2:02
44 フーガ第22番変ロ短調BWV 867/2 2:35
45 前奏曲第23番ロ長調BWV 868/1 1:05
46 フーガ第23番ロ長調BWV 868/2 2:01
47 前奏曲第24番ロ短調BWV 869/1 5:36
48 フーガ第24番ロ短調BWV 869/2
結果として生じる独特のチューニングは、オープニングの8つのトラックで聞くことができます。Cキーの後のC#メジャーとマイナーは、特に素晴らしいC#マイナーフーガで、すばらしく聞こえます。ディバインは彼のライナーノートの多く(ドイツ語からのすべての引用は慣用的に英語に翻訳されています)をウォルテンペリエテの意味について議論しています。コリン・ブースのチェンバロのメロウな音色とスティーブン・デヴィンのエレガントでシンプルな演奏が、これらのCDを聴くのを楽しくしています。彼のテクニックは完璧で、彼の装飾品はエレガントで、リズミカルな演奏は大変素晴らしい仕上がりになっています。模倣のパッセージはインテリジェントに表現されており、邪魔になることはありません。適切に感じ、自分で演奏できるようにしたいのです。
他の鍵盤演奏にも良い演奏があります。「イタリアン」協奏曲と「フレンチ」序曲は、バッハ自身によると、「音楽愛好家が彼らの精神をリフレッシュするために」作曲したバッハのクラヴィエ・オーブンの後半部分を 構成します。ここでスティーブンデバインは、これらの作品が単に精神をリフレッシュするだけではないことを示しています。「イタリアの」協奏曲は、バッハがヴィヴァルディの協奏曲を徹底的に研究した成果であると長い間考えられてきました 。
スティーブンデバインの演奏に、ブラボー!