伝統ある英国の10吋ユニットで、いい音で音楽を聴きたい・・・・・

音楽好きの、古いオーディオ機器10吋TANNOYを改良して聴くダメオヤジの金ちゃんです。

CDジャケットもお洒落な「Anastasia Lyutova (アナスタシア・リュトヴァ)/お熱いジャズがお好き」を聴く。

2020年02月20日 | JAZZ・ボサノヴァ


筆者がJazzを聴かなくなったのは・・・? いつ頃であろうか・・・・・?
多分記憶が正しければ、決定的なのはチック・コリア(CHICK COREA)リターン・トゥ・フォーエヴァー、だと記憶するが・・・・
クロスオーヴァー・フュージョンの時代が幕を開けた70年代初頭、シーンに衝撃を与えたチック・コリアの原点と言える作品を聴いた頃であると思う。

きっかけは以前マイルスの、「Bitches Brew」を聴き考えてしまった。もう付いて行けない・・・・このあたりでお暇仕様この頃からジャズは聴かなくなってしまった?


最近は50年〜60年代の頃のJazzを探して聴く、筆者が勝手にクラシック・ジャズと命名し当時のJazzを満喫して聴き楽しむ事が多い。

現在20代半ばのロシアの歌手と聴いた瞬間、日本近隣の諸国の支那、北朝鮮、韓国、ロシアと聞く瞬時に、余りお付き合いしたくないお国だが、人としては問題ないと思っている。特に嫌うのは中共、其の国の社会性、特に政治に至っての事は最悪である、最悪国が隣国にある地理的問題も迷惑な事です。

ソ連からロシアと変わったが昔の共産圏の匂いは抜けなく国としては如何なものであろうか?其の様な先入観を持ってしまうが、一切の情報がなければ、アメリカの歌手だと思うロシア人女性歌手、聴けば理解できるが、アメリカ人以上にアメリカ的なサウンドに圧倒され、勿論演奏も良い。
近頃アメリカもすっかり共産圏のようになり、自由が曲げられているように思うが如何?自由の国アメリカに目覚めて欲しい。



エラ、アニタ、ペギー・リーなどに影響された痕跡も伺える、オールド・デイズの雰囲気たっぷりで、ジャケットがお洒落、本人の写真もあるが、雰囲気も似た感じで好感が持てる。


聴けば解るが、まさにアメリカ的な感じで虜になる!

勿論スタンダード曲など聴くと、何処かで聴いた感じが強く、ご機嫌である。


解説にも、アンナ・コルチナ、アレキサンドラ・シャキナに続くロシアからの女性ジャズ・ヴォーカリスト。


 1.お熱いのがお好き / Anastasia Lyutova & The Band
 2.イット・エイント・ネセサリー・ソー / Anastasia Lyutova & The Band
 3.アウト・オブ・ザ・パスト / Anastasia Lyutova & The Band
 4.ア・フラワー・イズ・ア・ラブサム・シング / Anastasia Lyutova & The Band
 5.魅惑のリズム / Anastasia Lyutova & The Band
 6.ラブ・ユー・マッドリィ / Anastasia Lyutova & The Band
 7.ハーレム・ノクターン / Anastasia Lyutova & The Band
 8.あなたに夢中 / Anastasia Lyutova & The Band
 9.サテン・ドール / Anastasia Lyutova & The Band
 10.ラッシュ・ライフ / Anastasia Lyutova & The Band
 11.恋のためいき / Anastasia Lyutova & The Band
 12.サニー / Anastasia Lyutova & The Band
 13.ホワイ・ドント・ユー・ドゥ・ライト / Anastasia Lyutova & The Band


 アナスタシア・リトヴァ Anastasia Lyutova - vocals
 セルゲイ・バウリン Sergey Baulin - tenor saxophone
 アレクセイ・ポディムキン Alexey Podymkin - piano
 ウラジミール・コルツォフ Vladimir Koltsov-Krutov - double bass 
 アレクセイ・ベッカー Alexey Bekker- drums ( and piano in the song “lush life” )
 ロマン・ソコロフ Roman Sokolov - flute ( in the song “a flower is a lovesome thing” )


アニタ・オディ、カーメン・マクレー、エラ・フィッツジェラルドをアイドルとしたアナスタシア・リュトヴァがヴィーナスレコードより世界デヴュー。

勿論、彼女が率いるレギュラー・クインテッットもロシアの第1級のミュージシャン!


最近以前から欲しかった、LS 3 / 5a とAIRBOW ウェルフロートボード WFB-A4を導入し散財はしたが、音質は予想以上の収穫を見せた、癖の強いTANNOYでJAZZも聴きたい希望もあり、色々アンプを替え試してはみたが、結果的にはスピーカーの交換までしてしまったが、当然の道の様に感じる。

当然癖の少ないLS3/5aの選択は長い時間、音楽全般を聴きたい音楽愛好家には良く適合したスピーカーなんだと納得させられた、勿論真空管アンプとも良いマッチングの様に思える、しかし少し能率は良くないので質の良い少し馬力のあるアンプが最良に思える。


今回購入で予想された吸音材クリエコンポジット在庫があり吸音材交換は想定内であった。吸音材交換は予想以上効果が高く現在エージングも進み実に良い塩梅に鳴り響く。

大きさからいって、スケール雄大といった音はとても望めない反面は否めないが、でも緻密な音場再現と、繊細な弦の響きなど、他に類のない魅力だろう。音楽全般を楽しみたいのなら十分満足できる。

最近オーディオ機器の前で音楽三昧をしている、勿論Jazzからクラッシクまで今まで余り聴かなかったドビュッシーなども聴いている。何か音楽の幅が増えた感じだ今後が楽しみでもある。

勿論LS3/5aは筆者の標準の音になる可能性が高い。ブラボー!