奈良の明日香村をシルバーウイークの楽しみに選んで行ってきた。飛鳥はこれからゆったりと秋が深まり始め、神秘的に色づいていくとき、古代ロマンの里として、日本の心のふるさとを感じさせてくれる、そこが気に入っている。
1400年前に都がおかれたところ、大化の改新の舞台であり、聖徳太子の誕生地であり、高松塚や石舞台や猿石や亀石等、古代ロマンが広く点在し、ひとつひとつ訪ね歩くのは、まさにロマンのかるたとり、飛鳥ファンにはこれがたまらない。それにプラスして、彼岸花と銀色の稲穂に彩られた飛鳥の棚田まで遠出してくることにした。
8時30分に家を出て、電車を乗り継ぎ10時5分に近鉄飛鳥駅に到着、車中からリュックを背負った人がぞろぞろ下りる、ホームには人があふれるくらい・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/3b/24d2634785a601e2c880a7cc0fae405d.jpg)
駅前から、バスで、レンタサイクルで、ウォーキングで、それぞれのスタートをしていく。飛鳥は、何度訪れているか分からないほどで地図は頭の中に入っており時間もインプットしているのでその通りにすすむ。
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最初に訪れるのは高松塚古墳から、そこまでの道中で、田んぼのあぜ道に咲いた彼岸花が手招いて、そっちへ引きづり込まれる。シルバーカメラマンがいっぱい。高松塚で某W協会の一団に会う、団体やグループに巻き込まれると狭い道は自由に動けないので次へ急ぐ、飛鳥歴史資料館を経由して鬼の俎板、雪隠へ。飛鳥には不思議な謎の石が点在しているがここもその一つ。
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次は亀石へ、この辺りの田んぼも彼岸花が咲き乱れていて、なかなかまっすぐに進めない。刈り入れ前の黄色の稲穂と彼岸花の赤と空の青さとがデジカメの格好の被写体になってにわかカメラマンが腕を競うように撮っている(自分もその一人だが)
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田んぼのあぜ道を行ったり来たりしながら、亀石を過ぎ午前中の目的「橘寺」へ向かう。飛鳥を訪ねると必ず立ち寄るところが三か所あるがそのひとつがこの橘寺。
橘寺は、聖徳太子生誕の地といわれ、太子が自らの生誕地に建立したといわれる橘寺は、聖徳太子創建七寺のひとつとされている。
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本堂には35歳の聖徳太子座像が安置されている。(重要文化財)また、境内にはよく知られている善悪二面の顔を彫った二面石がある。今年から始めた古寺巡礼のご朱印をもらってしばしベンチでくつろがせてもらった。ここも大勢の人が訪れていた。
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橘寺からバス通りへ下りて、眺めるように見上げる橘寺の光景が大好きで、来るたびに写真に収めているが、今日の一枚はこんな作品になった。
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バス通りの向かい側が、川原寺跡、ここは斉明天皇が655年に造営した川原宮を改めた川原寺で跡地は広いスペースになっている。ここから石舞台をめざす。
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12時半に石舞台前の公園に到着して弁当と予定していたが5分おくれで着いた。暑くて木陰をさがして昼食。
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13時、いよいよ飛鳥の棚田を目指して山の懐へ緩やかな上り道をすすむ、やがて、彼岸花が赤い点や線となって鮮やかな色採りが広がる棚田が現れてきた。
道にはかかしが展示されておりかかしロード。棚田の一番奥まで上り坂をすすむ、広がる棚田の美しさには目を奪われた。あたりかまわずシャッターを押し続けた。これがいつまでもカメラの腕が上がらない素人さん。狭い道を乗りつける車、自転車、ウォーキング・・・・・・人出の多さにはびっくりした。
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14時、一番奥の棚田から再び通常の飛鳥コースの岡寺をめざす、途中の石舞台前の休憩所でしばらく休んだ。
いつも寄る二つ目の「岡寺」へは、急な坂道を上る、これが結構きつい、岡寺の入口手前にお茶屋さんがあることを知っているのでそこでコーヒーを飲むことを楽しみにして、500メートルはあるだろうか、きつい坂道を休まず一気で上った、コーヒーのつもりが、ぜんざいが目に入いりそちらにした。待つ間に店中に貼られている色紙を見ていて驚いた、なんとわが母校生(高校)の書いた色紙があるではないか。T大はみかけなかったが、座った場所から東京六大学の五校の色紙もあった、とくに東京の高校、大学が多かったのは修学旅行やサークルできたのかもしれない。おかみさんとしばらく歓談・・・岡寺は、西国三十三ヵ所の七番札所。厄除け観音と知られている本尊の如意輪観音坐像は高さ4.5メートルと大きい、日本最大の塑像でしばらく前に座らせてもらった。
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ご朱印をもらい、足腰のお守りを買った。実は、子供が小学生の頃にここにきてわらじのお守りを買い長くリュックにつけていたがいつのまにか失ってしまった。いつかこのお寺で同じお守りを買いたいと思っていたが、わらじのおまもりはなかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/c7/e4e2185ac33c98e7f8de547f0b4db8df.jpg)
気がついたら16時15分、予定より30分も遅れた。
あわてて坂道を下り次の飛鳥寺をめざす。拝観は17時までだから間に合うがゆっくりはできない。途中で古代史を彩る大化の改新の舞台になった伝飛鳥板蓋宮跡へ寄った。645年、中大兄皇子(のち天智天皇)と中臣(藤原)鎌足は、蘇我馬子の孫の入鹿を殺し、入鹿の父、蝦夷は、甘樫丘の邸宅に火を放ち自害、飛鳥時代の前半の政治を支配した蘇我家が滅びた。その舞台になったところだ。甘樫丘はすぐ左手に横たわっている。
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そこから田園の中を5分ほどで飛鳥寺へ着く、16時39分になっていた。太陽はすでに甘樫丘に傾いた。
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三つ目の「飛鳥寺」は、蘇我馬子が聖徳太子らとともに七世紀初頭に完成させた日本初の仏教寺院。中大兄皇子と中臣鎌足の出会いの場としても知られている。ここの本堂には、飛鳥大仏として親しまれている釈迦如来坐像が祀られている。日本最古の仏像(606年)でもある。板の間に腰をおろして坐像の前に座ってじっと見つめるのがこの寺の楽しみ方。17時になったので頼んでおいたご朱印をもらって失礼する。
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すぐ近くにある蘇我入鹿の五輪塔の首塚へ寄る。その後ろに甘樫丘がなだらかに控えている。
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水落遺跡に寄って最後のポイント、甘樫丘へ、長い階段をここも一気に上がる、展望台から大和三山の畝傍山と耳成山がすぐそこに見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/8a/8b8b429e348c71dd424d82c436b6ecd1.jpg)
(左端が畝傍山、右端が耳成山)
二上山、葛城山、生駒山も見える、ここから沈む夕日を見るのが最後のお楽しみ、大勢の人が集まっていた、17時42分没し始めて44分まで暮れゆく飛鳥の里をながめていた。
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ここから近鉄橿原神宮駅まで最後のウオーキング。公式では45分の道のり、薄暗くなった道をラストスパート、18時21分に駅着、31分の急行に乗れて自宅に着いたのが19時55分、帰宅目標の20時にセーフ。歩数は約32,000歩だった。
1400年前に都がおかれたところ、大化の改新の舞台であり、聖徳太子の誕生地であり、高松塚や石舞台や猿石や亀石等、古代ロマンが広く点在し、ひとつひとつ訪ね歩くのは、まさにロマンのかるたとり、飛鳥ファンにはこれがたまらない。それにプラスして、彼岸花と銀色の稲穂に彩られた飛鳥の棚田まで遠出してくることにした。
8時30分に家を出て、電車を乗り継ぎ10時5分に近鉄飛鳥駅に到着、車中からリュックを背負った人がぞろぞろ下りる、ホームには人があふれるくらい・・・。
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駅前から、バスで、レンタサイクルで、ウォーキングで、それぞれのスタートをしていく。飛鳥は、何度訪れているか分からないほどで地図は頭の中に入っており時間もインプットしているのでその通りにすすむ。
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最初に訪れるのは高松塚古墳から、そこまでの道中で、田んぼのあぜ道に咲いた彼岸花が手招いて、そっちへ引きづり込まれる。シルバーカメラマンがいっぱい。高松塚で某W協会の一団に会う、団体やグループに巻き込まれると狭い道は自由に動けないので次へ急ぐ、飛鳥歴史資料館を経由して鬼の俎板、雪隠へ。飛鳥には不思議な謎の石が点在しているがここもその一つ。
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次は亀石へ、この辺りの田んぼも彼岸花が咲き乱れていて、なかなかまっすぐに進めない。刈り入れ前の黄色の稲穂と彼岸花の赤と空の青さとがデジカメの格好の被写体になってにわかカメラマンが腕を競うように撮っている(自分もその一人だが)
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田んぼのあぜ道を行ったり来たりしながら、亀石を過ぎ午前中の目的「橘寺」へ向かう。飛鳥を訪ねると必ず立ち寄るところが三か所あるがそのひとつがこの橘寺。
橘寺は、聖徳太子生誕の地といわれ、太子が自らの生誕地に建立したといわれる橘寺は、聖徳太子創建七寺のひとつとされている。
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本堂には35歳の聖徳太子座像が安置されている。(重要文化財)また、境内にはよく知られている善悪二面の顔を彫った二面石がある。今年から始めた古寺巡礼のご朱印をもらってしばしベンチでくつろがせてもらった。ここも大勢の人が訪れていた。
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橘寺からバス通りへ下りて、眺めるように見上げる橘寺の光景が大好きで、来るたびに写真に収めているが、今日の一枚はこんな作品になった。
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バス通りの向かい側が、川原寺跡、ここは斉明天皇が655年に造営した川原宮を改めた川原寺で跡地は広いスペースになっている。ここから石舞台をめざす。
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12時半に石舞台前の公園に到着して弁当と予定していたが5分おくれで着いた。暑くて木陰をさがして昼食。
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13時、いよいよ飛鳥の棚田を目指して山の懐へ緩やかな上り道をすすむ、やがて、彼岸花が赤い点や線となって鮮やかな色採りが広がる棚田が現れてきた。
道にはかかしが展示されておりかかしロード。棚田の一番奥まで上り坂をすすむ、広がる棚田の美しさには目を奪われた。あたりかまわずシャッターを押し続けた。これがいつまでもカメラの腕が上がらない素人さん。狭い道を乗りつける車、自転車、ウォーキング・・・・・・人出の多さにはびっくりした。
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14時、一番奥の棚田から再び通常の飛鳥コースの岡寺をめざす、途中の石舞台前の休憩所でしばらく休んだ。
いつも寄る二つ目の「岡寺」へは、急な坂道を上る、これが結構きつい、岡寺の入口手前にお茶屋さんがあることを知っているのでそこでコーヒーを飲むことを楽しみにして、500メートルはあるだろうか、きつい坂道を休まず一気で上った、コーヒーのつもりが、ぜんざいが目に入いりそちらにした。待つ間に店中に貼られている色紙を見ていて驚いた、なんとわが母校生(高校)の書いた色紙があるではないか。T大はみかけなかったが、座った場所から東京六大学の五校の色紙もあった、とくに東京の高校、大学が多かったのは修学旅行やサークルできたのかもしれない。おかみさんとしばらく歓談・・・岡寺は、西国三十三ヵ所の七番札所。厄除け観音と知られている本尊の如意輪観音坐像は高さ4.5メートルと大きい、日本最大の塑像でしばらく前に座らせてもらった。
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ご朱印をもらい、足腰のお守りを買った。実は、子供が小学生の頃にここにきてわらじのお守りを買い長くリュックにつけていたがいつのまにか失ってしまった。いつかこのお寺で同じお守りを買いたいと思っていたが、わらじのおまもりはなかった。
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気がついたら16時15分、予定より30分も遅れた。
あわてて坂道を下り次の飛鳥寺をめざす。拝観は17時までだから間に合うがゆっくりはできない。途中で古代史を彩る大化の改新の舞台になった伝飛鳥板蓋宮跡へ寄った。645年、中大兄皇子(のち天智天皇)と中臣(藤原)鎌足は、蘇我馬子の孫の入鹿を殺し、入鹿の父、蝦夷は、甘樫丘の邸宅に火を放ち自害、飛鳥時代の前半の政治を支配した蘇我家が滅びた。その舞台になったところだ。甘樫丘はすぐ左手に横たわっている。
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そこから田園の中を5分ほどで飛鳥寺へ着く、16時39分になっていた。太陽はすでに甘樫丘に傾いた。
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三つ目の「飛鳥寺」は、蘇我馬子が聖徳太子らとともに七世紀初頭に完成させた日本初の仏教寺院。中大兄皇子と中臣鎌足の出会いの場としても知られている。ここの本堂には、飛鳥大仏として親しまれている釈迦如来坐像が祀られている。日本最古の仏像(606年)でもある。板の間に腰をおろして坐像の前に座ってじっと見つめるのがこの寺の楽しみ方。17時になったので頼んでおいたご朱印をもらって失礼する。
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すぐ近くにある蘇我入鹿の五輪塔の首塚へ寄る。その後ろに甘樫丘がなだらかに控えている。
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水落遺跡に寄って最後のポイント、甘樫丘へ、長い階段をここも一気に上がる、展望台から大和三山の畝傍山と耳成山がすぐそこに見える。
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(左端が畝傍山、右端が耳成山)
二上山、葛城山、生駒山も見える、ここから沈む夕日を見るのが最後のお楽しみ、大勢の人が集まっていた、17時42分没し始めて44分まで暮れゆく飛鳥の里をながめていた。
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ここから近鉄橿原神宮駅まで最後のウオーキング。公式では45分の道のり、薄暗くなった道をラストスパート、18時21分に駅着、31分の急行に乗れて自宅に着いたのが19時55分、帰宅目標の20時にセーフ。歩数は約32,000歩だった。
色んなところに行っておられるのですね
私も毎日が楽しくなるように努力しなきゃなぁ
それではまた