12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
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テレビ離れ

2011年11月03日 04時41分20秒 | ボヤキ

 

 

10月10日の読売新聞の記事に「テレビ離れは進むのか」と題するものがあった。

テレビ離れを予想する論点として;

1.テレビ番組の質の低下(見たい番組が非常に少なくなった、痴呆番組が氾濫している)

2.インターネットや携帯電話の普及で、テレビを見る時間が減少した(メディアの多様化)

どちらも日常的に我々庶民が体で感じている現象である。この新聞記事にあるように民放キー局が減少するだろうことは誰の目にも明らかだと思われる。

 

現在のインターネットの情報は、個人が発信するオリジナルコンテンツが多く、面白い反面信頼性に欠ける低品質である場合が多々あると感じている。

 

この種の品質の悪い情報を、個人の好みだけで選択して見ているのでは、大変な情報の偏食に陥るのではないかと危惧している。

 

新聞と良心的で信頼できるTVやラジオは、今後とも全国民に普遍的に周知されるべきニュースや生活情報・政治・経済情報など、知識や常識の基礎的な栄養源となる情報を発信し続けてもらいたいと思っている。

 

放送局の数ではない、如何に内容のある優れた情報を提供するかである。あまりにも沢山の民間放送局があるために似たような粗製乱造番組が垂れ流されているいるのではないのかと思っている。

 

新聞・ラジオ・TVの全てに、量より質の時代になったのである。ラジオの放送内容には、感心するものが多い、TVを抑えて更なる復活に期待している。

 

家電・電気・電力・自動車・・・これまでの主要企業等も斜陽と言うか見直しのメスが入る時代になるのだろう。戦後の奇跡の復活から世界第2位に躍進し、そして退廃へと推移していくのだろう。

 

あらゆることに、ある意味での維新が必要な時代になったのだろうと思っている。それにしても、明治の維新の頃のように傑出した人物が見当たらない、衆愚政治の様相である、これが一番の不安要素である。

 

付記;

デジタル放送は、TV衰退を加速すれどもTV発展にはなんらの貢献もしないだろうと個人的には思っている。(拙宅では、チューナをセットした古いアナログTVばかり見ている。デジタルTVを見たいという気に何故か全くならない。)