A社が4月1日から、搭乗日空席を国内線片道一律9000円の「シニア空割」を発売するという。条件は、マイレージクラブ入会者(これは満足している)、予約はできず当日の空席のみが対象である。
乗りたい便に確実に乗れるという保証はないが、小生にとっては孫に会うための魅力的な商品である。(インターネットで当日の空席状態をあらかじめ確認しておけば乗りそこないは減少できそうである)
そこで、幾つか自分の思いを書くことにした。
1. なぜ65歳にこだわるのか?
何も年金支給年齢にこだわる必要はないのではないかと思う。早い人では50歳代から孫のいる人も多いのではないか。もっと年齢制限を下げて60歳からとすれば効果も大きくなるような気がするのだが・・・。
2. 飛行機に限らず鉄道・船などに拡大して欲しい。
たいていの乗り物は時間帯によっては空席が避けられないのである。無収入の空席より少しでも現金収入に繋がるこの種の制度は経営上効果があるはずである。
若い体力のある人達は、高速道路利用が大幅に増加し、反面公共交通機関の利用が減少するであろう。高速道路乗り放題1000円の対抗策として、自家用車を利用しない高齢層の公共機関利用率を増加することが経営改善の一つの方策であろうことは間違いない。
同種の制度の鉄道・船・高速バスなどに公共交通機関への広い導入検討を願うものである。