NHKの朝の番組で「都はるみ」が軽快なステップに乗せてフィナーレに歌った歌である。
<!-- 都はるみ 好きになった人 -->
先日、「都はるみ 45周年記念コンサート」と「舟木一夫コンサート」の案内を貰い、どちらのチケットを手配しようかと迷っていたところ、タイミングよくこの番組があったのが、この放送を見た理由である。
S39年16歳でデビュー、今年は60歳45周年である。
あの小柄な体から搾り出すような「うなり」は母仕込という。
「うなり」を認めた作曲家市川昭介氏との運命的な出会で大歌手に成長。
単に、「うまい・上手」とか「きれいな声」とかでは人に感動を与えることは出来ないのである。
彼女の場合には、「うなり」を添えることによって、彼女の持ち味を発揮したのである。
作詞家星野哲郎氏宅での彼女の「うなり」は、星野氏はもとより家人も驚愕させ、番犬を吼えさせ、同時におしっこを漏らさせたという秘話まで紹介された。
「あんこ椿は恋の花」の作詞家星野哲郎氏は、彼女の「うなり」に驚愕し、瞬時にこの曲を作詞し、市川正作氏に電話した。そのときの「あんこ椿の・・・」の詩は、市川氏によって、新聞折り込み広告の裏面にメモされた、その証拠品が明らかにされた。
作詞:阿久悠、作曲:小林亜星 「北の宿から」の「あなた替わりはないですか・・・」の歌詞「あなた」の言葉の置き方に迷った彼女に、市川氏が(他の作曲家の曲に)長時間電話で「言葉の置き方」を指導したのは、大変有名な話である。
良い言葉の置き方ができると、余韻が残るというのである。
コンサートでは、「涙の連絡船」「大阪時雨」「夫婦坂」「北の宿から」「好きになった人」・・・など、沢山の曲が生で聞けることであろう。
これで、都はるみのチケットを購入することに決定。
あとがき:
この写真は、小生の持っている足つぼ健康板であるが、彼女も似たようなものを使用している。この板を、お尻の下や、大腿部の下、背中などに当てていると言うのである。
新しい使用方法を教わったのである。
現在の目標は、声の維持と「いろんなものに興味を持つ」「空が単純にきれいと思える人になる」事なのだそうである。
いつまで歌を楽しませてもらえるように、元気で居て欲しいものである。