12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
無責任結構・ 中途半端・ちゃらんぽらん・ 出たとこ勝負、で参りましょう!

ご当地名所 渋川

2008年02月03日 07時33分37秒 | Weblog


今朝は、今冬二度目の雪化粧、珍しいので一枚写してみた。天気予報によるとそれほどの大雪にはなりそうにないとのこと、それでも外出には二の足を踏むことになりそうである。また、暇にあかせて、ブログの原稿を書くことになりそうである。

よく読者の皆さんから、毎日書くのは大変であろうと同情に似た感想を頂くことがある。小生の場合には、思いつくたびに広告の裏面やWordでメモとして記録しておき、それをWordで仕上げ、その中から選んで掲載をしているので、早朝の作業はupload作業10分程度のみである。

 未掲載の記事は、一つのホルダーにまとめ、掲載した記事は、月単位、さらに年単位のホルダーに収めている。

目の不調から、パソコンに対面する時間を30分以内に制限している関係で、多いときには日に何度かWordを開いて記事を書き込む作業があるが、別にそれほど苦にはなっていないというより、むしろ楽しみになっている。これが小生のブログ作業である。

さて本日の記事に進む。

日本の渚百選に選ばれている、冬の渋川海岸である。海と山と空、遠くに瀬戸大橋と四国の山々が望めるのである。


穏やかで明るく静かな冬の一日、これが一番良い時だと思っている。 春秋は、人出も比較的少なく、日差しの中家族連れが三々五々遊びに戯れるのも悪くないのだが、県内有数の海水浴場でもあり、夏ともなると大混雑、渚の風情はどこかえ飛び去ってしまう。


一隅に西行法師の歌碑と腰掛けたとされる岩がある。句碑を読んでみると、

 下り立ちて 浦田に拾う 海士の子は
     つみより罪を 習うなりけり   (山家集)          とある。

句碑の解説を要約して転記すると、次の如しである。

新古今和歌集の代表的な歌人崇徳上皇は、保元の乱に敗れ香川県坂出(松山の配所)に流された。

 上皇の崩御地を訪ねようと、はるばる来た西行法師は、浜の幼児たちが無心に「つみ」と言う貝を拾うのを見て、仏道で言う殺生という罪をなさねばならない漁民の暮らしに思いをはせて詠んだ歌であるとのこと。

 あとがき;
このような冬の渚のように見慣れて変化に乏しい景色の中で、一句詠むことは至難の業である。何度か景色を観には来ているが、いまだに一句も浮かばないのである。

先生から年頭の挨拶メールを頂いた。
俳句のご縁も2年目になりましたね。 昨年に引き続き、今年も「客観写生」に眼を向けて句作して頂きたいと思います。

「季題」と「対象」の関わりに注意して、句を作るようにしてください。そうして、詩情のあるものに心を向けることも忘れないでください。

どちらも小生にとっては至難の業であるが、特に、詩情のあるものを見つけですことが至難中の至難である。