12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
無責任結構・ 中途半端・ちゃらんぽらん・ 出たとこ勝負、で参りましょう!

螺旋階段

2008年01月20日 05時18分20秒 | Weblog

 太極拳ミネルバ教室の若先生が独立し、新たに教室を開催されることになった。
いわゆる、暖簾分け・支社開設・分社化とでも云うべきものである。

今年度末で非常勤講師の仕事は定年、水曜は準備、木曜は授業の日に当てていたが、自由な二日間が取れることになるので、金曜の夜は大(おお)先生の教室・水曜日の日中は若先生の新教室と、二つの教室に参加することにした。

 こんな訳で、若先生から指導方法を我々生徒に下問された。
世の中の人には、天才型の人(ごく少数と思う)と凡人型(大多数)があると思っている。

天才型の人は、五寸釘がぬかを一瞬で貫くようにすばやく奥まで届いて(すばやく体得し)、抜く(忘れる)ときは、木ねじのごとく直ぐには抜け(忘れ)ないのである。

反面大半の凡人は、体得する(理解し覚える)ときは、木ねじのごとく長時間を要し、忘れるときは釘のごとくすぐに忘れるように思っている。

小生は、螺旋階段式指導方法をお願いした。
螺旋階段式とは、ぐるぐると回りながら次第に少しずつ高度を加えていく方式。

ある型Aを指導されても直ぐには先生のように理解も演技も出来ないのが普通の人である。
それ故、型B・C・・・と順次新しいものを勉強しながら、ぐるりと一回りして、最初の型Aに戻り螺旋階段が一回りし、先生の説明・指導が以前に増して良く判るようになる。

そうして、一歩前進し少し高みに到達し、さらに次の循環に入りより高みに登っていく指導方法である。

 学校の教育でも同様である。小学校で算数を習い、中学校・高等学校と段々に高度なものを習うのである。これこそ、螺旋階段式指導方法の典型であろうと思っている。

上達の早い人遅い人それぞれである、それ故、小生の一抹の不安は、この指導方法が、全員にとって最適なものかどうかという点である。

しかし、現在これ以外に、少なくとも自分に合いそうな指導方法を思いつかない。

 

お知らせ1:
今日のことです。  

本日の新聞TV欄によると、NHK教育で、案内人奥田瑛二氏
「新日曜美術館 千年のみやび・近衛家の名宝 流麗かな書・豪華絵巻」の番組が、

午前9時から45分間または午後7時から45分間、2回放送されるとあった。
(いつもの放送と同じなら、同じ内容の放送と思います、いずれかを見ればよいはずです)

お知らせ2:
こちらは、2月3日まで開催のもの。

駅東創庫(えきひがしそうこ)にて、玉野市の洋画家・中村一郎氏の没後15年遺作展との紹介があった。市に寄付した作品の中から11点が展示されているとのこと。

重厚な色彩が特徴の絵である。小生も近いうちに一度覗いて見る予定。