NHKに「知るを楽しむ」というTV番組がある。結構面白いので、時々見ている。
「楽しむ」ためには、まず「親しむ」という段階があるように思う。
さらに、高度になると「極める」という段階になるのであろう、しかし、「極める」ことは普通の人にとって至難の業ではなかろうか。
ご近所の奥さんが、「・・・を始めるのが遅すぎた」と感じるというのである。小生も常々感じていることである。
太極拳のIZMさんが、俳句にご興味を持っているようであるが、いまだ逡巡されているように感じた。
もしも「極める」ことをめざそうとすると、これは容易なことではない。
しかし「楽しむ」ことをめざすなら、まずは「親しむ」ことから始めるのみでよい。それほど深く悩む問題ではないと思うのである。
考えるとしても何を考え迷うのかと言いたい、迷いにかける時間の分だけ、スタートが遅くなるだけで「得るところは何もない」はずである。
小生の場合にも、「もし止める事態になったらどうしよう」という不安がつきまっとったが、冷静に考えると、止めることなどなんでもないことである。
教室に行かなければ良いのである。それだけである。自己責任で決めればよいことなのである。罪も罰もないにもないのである。
こんな訳で、IZMさんに迷惑がられない程度に、俳句をお勧めすることにしようと思っている。 俳句を楽しむ人が一人でも増えるといいのだが。
追記:
Kiborimanさんからの「とんど」の記事に対するコメント。
俳句をしていると、視点が違ってきますね。今朝、母より、「お宮さんで新年の飾り物を焼いてきてくれないか」と頼まれていました。これから行って来ます。
まさにこの一文の通りである、視点を変えて見ることが出来るようになることは、「親しみ楽しむ」ための最良の方法であろうと思っている。