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12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
無責任結構・ 中途半端・ちゃらんぽらん・ 出たとこ勝負、で参りましょう!

定年オヤジのしつけ方

2007年04月28日 10時56分08秒 | Weblog

 同窓会ブログの記事から知った本(講談社、1400円)、これを図書館にリクエストした。

入荷したと案内があり、早速借りて読んだ。(2時間程で読める)

著者小川有里さん、小生より4歳若い美人作家、ご主人は、小生より2歳上である。

団塊世代より少し年長の、小生と同世代のご夫婦である。

「しつけ」は、全15ケ条からなっている。自己採点すると、当然ながら、下記のように、大変好成績であった。

第1条:お昼は自分で作ってね   ・・・三食とも自作(◎)
第2条:「お通夜ご飯」から「居酒屋ご飯」へ ・・・相方なくどうしようもない(×)
第3条:家事をさせる ・・・上手下手を問題にしないと、全て担当(◎)
第4条:顔つき合わすは不仲の元  ・・・相方なく無縁(◎)
第5条:別寝のすすめ       ・・・完全実行中(◎)
第6条:夫のポチ化防止      ・・・完全独立独歩(◎)
第7条:趣味を持とう       ・・・まあまあ在る(○)
第8条:二ヶ月に一回、二人でお出かけ ・・・一人で十分(○)
第9条:病気のときの、いたわり不足はあとが怖い・・・相方なし不要(◎)
第10条:夫婦に以心伝心はない、言葉を惜しまない・・・相方なし不要(◎)
第11条:地域へのデビュー    ・・・どうすればよいか判らん(×)
第12条:週一回でも仕事を    ・・・完全実行中(◎)
第13条:干渉は控えめに     ・・・相方なし不要(◎)
第14条:パジャママンからおしゃれマンへ ・・・実行中(○)
第15条:マイ通帳を持とう    ・・・完全実行中(◎)

ご主人は見事に「しつけ」されているようであるが、本当のところは、売れっ子作家の妻に「髪結いの亭主」の立場で居れば、力の強弱は自ずから明明白白、

黙って従うのが、賢明と割り切っているように思えて成らないのである。

普通の夫婦では、決してこうはいかない。

躾をしたければ、「長期入院」・「孫の育児手伝い等にかこつけて、長期逃避・別居」・「とんでもない悪妻を演じる」等の非常手段以外効果が無いような気がする。

(重要:これらを実行した結果についての責任は、全て実行者に帰すものとする)

唯一の望みは、夫のほうから「自発的」に、この本を読むようなら、この本の効果にいくばくかの期待が持てるかもしれないということである。

 良妻の方々は、そっとこの本を家のどこかに置いておいては如何。