近畿地方には、後醍醐天皇ゆかりの「醍醐桜」は沢山あるが、
岡山県にも1本巨大なものがある。
13日の地方紙に、“米ピアニスト 奉納演奏”と見出しの記事があった。
ロシア系アメリカ人 ルース・スレンチェンスカさんが、
真庭市の醍醐桜の下で、クララ・シューマン愛用のピアノ(大阪の工房で修復)を演奏したという記事であった。
樹齢千年の桜と130年前のピアノと82歳の世界的名ピアニストの共演だった。
小生が、現地に到着したのは午後3時を過ぎていた。
当然、この共演は終了しており、真新しいピアノ設置用の台のみが名残となっていた。
惜しいことをしたが、道中数百本の桜が見物できたので、これでよしとした。