現代視覚文化研究会「げんしけん」

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極上生徒会 第19話 「さらば愛しき友よ」

2005年08月13日 13時48分08秒 | 極上コンテンツ
 今回は、第12話「それは雨の日に」の【神宮司 奏】と【金城 奈々穂】の友情に負けない位の良いストーリーだと思います。
この作品の話の構成は、おバカな展開の時はトコトン強引で引きそうですが、各メンバーの友情モノになると<涙あり><笑いあり>の良いアニメになります。そして、第19話は【プッチャン】の旧知の仲である【ランス】が登場して、【蘭堂 りの】と【神宮司本家】との関係が明確ではないですが、見えて来た放映回でもあります。
 前半パートでの【桂 聖奈】と【矩継 琴葉】との会話シーンで<人知を超えた人形の力>=<神宮司の力?>との推測され、
深夜シーンで、寝ている【りの】の傍らで【プッチャン】と【ランス】が話している内容も【りの】の母親である【蘭堂 ちえり】との思い出を語り合うが、その中でも、【ランス】のセリフ「まだ、目覚めていないのか?」との発言により、【りの】が少なくとも【神宮司】の関係者である事が理解できる。そして、そこへ【奏】会長が出て来て(正確には、立ち聞きを【ランス】に見破られた)、その場面でも明かされる真実【りの】を宮神学園に呼んだのは【奏】会長である事。つまりは【奏】会長が【ミスター・ポピット】であるって事が明かされ、【りの】を守る為に、あえて宮神学園に呼んだ事も描かれている。後半パートでも【ランス】と【奏】会長との話の中で【ランス】が「【ちえり】さんのように逃げなかった」との趣旨の会話、そして【ちえり】さんの力の効果が切れる【ランス】が物語るように、かなり今回の第19話は【りの】が何者なのかって事にかなり踏み込んだ形になっております。
 次に【ランス】自体も謎が多き人形であります。劇中では【矩継 琴葉】が調べていたが、「神宮司特殊部隊」の隊員に同名の人物を発見、相棒もいた。1986年に殉職しているが、【奏】会長との会話シーンで「この格好で20年、潮時だ。」と言っていた事を観ていると答えが見えて来る気がします。そうなると【プッチャン】自身も当時の相棒なのかと思われますが・・・明かされるのか!?
 しかし、今回の第19話はキャラクターデザインでもある【川田 剛】氏が総作画監督を担当されているので、各キャラクターはかなり可愛かったです。前半パートでのオススメシーンは【和泉 香】がダンボールに捨てられていた【ランス】を拾う場面での【香】のロングヘアーになるシーンですね。あんなに【香】って髪が長いとは・・・かなり可愛いです(萌)。それと【桜梅 歩】と【りの】と【香】との会話シーンでの【ランス】のセリフに顔をまっ赤にした【香】の表情もかなり可愛いですね(萌)。昨日は【ランス】と何があったのかが気になります。
この場面での、【ランス】と【香】の意味深な会話を聞いて取り乱す【歩】も可愛いですよ。私が意外と好きなのが【蘭堂 ちえり】さんですね。面白くないゲームをテレビに向って投げつけるとか、へそで茶を沸かそうと実行するとか、カブトムシのメスを本気でクワガタと思っていたとか、さすがは【りの】の母親って感じですね(笑)。
 そして、今作で忘れていけないのが、隠密リーダー【桂 聖奈】から笑顔が消えた場面だと思います。いつも笑顔に溢れる方のあの表情の変化は衝撃を受けます。私としては、いつかは笑顔のない【聖奈】さんを描いて頂けるとは思っていましたが、また任務の一線を越えた【矩継 琴葉】に警告するシーンでのセリフが大変に良かったです。「あなたは触れてはいけないものに触れようとしている」と「私を本気にさせないで・・・」のセリフには【聖奈】さんのもう一つの顔が描かれています。後、ラストの【ランス】の居なくなった理由を【奏】会長が嘘をつくシーンでの【プッチャン】の涙を流すシーンです。【プッチャン】は全て知っているからこそ、色んな想いがこみ上げて泣いたと思います。その姿をを見て泣く【りの】、また【りの】の泣く姿を見て、泣く【奏】会長の3人の場面がとても印象深い。


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